ロイド=ウエッバー Lloyd Webber

■ミュージカル「キャッツ」
ロイド=ウェッバーが音楽を担当したミュージカルの中で恐らく,もっともヒットした作品です。原作は,T.S.エリオットの「おとぼけじいさんの猫行状記」という詩集です。ストーリーと呼べるほどのストーリーはなく,都会のゴミ捨て場に集まる20匹あまりネコ達が永遠の生命を授かる”ジェリクル・キャッツ”になりたいとアピールし,結局,老娼婦ネコが選ばれて,天に昇っていく,というのが大まかな筋です。

メモリー
ドラマのクライマックスで,老娼婦ネコのグリザベラがこれまでの生活を思い出しながら,天上に上っていく場面で歌われる感動的な曲です。このミュージカル中最大の聞き所で,単独で歌われることも非常に多い名曲です。(2003/04/27)