シュトルツ Stolz

■プラーター公園にまた花が咲き,op.247

作曲者のロベルト・シュトルツは,指揮者としても有名な人ですが,ウィーン風の歌曲も沢山書いています。その代表作がこの曲です。ワルツのリズムに乗せてウィーンの春の情景が生き生きと描かれます。曲はゆったりとした甘い雰囲気で始まった後,途中リズミカルで軽快な感じに気分が変わります。最後は最初のワルツが戻ってきて,暖かな気分の中で結ばれます。「プラーター公園」には,この曲の歌碑が残されています。(2003/12/15)