外山雄三 Toyama
■管弦楽のためのディヴェルティメント

指揮者としても有名な外山雄三が1961年に作曲した曲です。岩城宏之の依頼により作曲された曲で,初演は,岩城指揮プラハ交響楽団によって行なわれています。曲は3楽章からなっています。外山の有名な「ラプソディ」同様,日本民謡が各楽章のモチーフとして使われています。1楽章は「ドンパン節」,2楽章は「ひえつき節」といった具合です。「ラプソディ」同様,日本のオーケストラの海外公演のアンコール・ピースとして演奏されることのある曲です。(2002/10/04)