石川県立音楽堂付近のオブジェめぐり

石川県立音楽堂の中や周り歩いてみると結構いろいろな彫刻やオブジェがあることがわかります。演奏会前に時間のある方は散策されてみたらいかがでしょうか?
●石川県音楽堂/百々俊雅
しばらく前,北陸朝日放送で金沢のいろいろな場所を画家が描く様子を5分ほどにまとめた「金沢百景」という番組を放送していましたが(この番組はとても良い番組でした),その時,百々(どど)さんが描いていたのが左の写真の絵です。茶色い紙の上にパステルで描いた作品で,音が色となって現れているような雰囲気があります。この作品が音楽堂コンサートホールのクロークの向かって左手の壁の上に掛けてあります。一度ご覧になってみてください。(2005/03/12)
●ミューズとペガサス/三谷慎(2001)
石川県立音楽堂1階入口から交流ホールに下りていく階段付近にある彫刻です。ミューズというのは,ギリシャ神話ではムーサと言いますが,その名のとおり文芸,音楽,舞踊など人間のあらゆる知的活動の女神です。9人いるそうです。ペガサスの方は翼のはえた神馬です。
●終わりなきコンチェルト/村井良樹(2001)
音楽堂から金沢駅側に出て,JR北陸本線沿いに邦楽ホールの方に向かう途中にあります。フルートとチェロの組み合わせのように見えますが,一体どういう曲を演奏しているのでしょうか?実演では見たことのない組み合わせです。
●Spiral Kan/木戸修(2001)
メビウスの輪がもっと複雑になったような,金属製の大きなドーナツです。邦楽ホールの入り口付近にあります。
●鼓動/石田瑞夫(2001)
巨大クレータがいくつかあるような球形です。鼓動ということなので心臓をイメージしているのでしょうか?存在感のあるオブジェです。これも邦楽ホールの入り口付近にあります。
●彫刻U/マルタ・パン(2001)
コンサートホールの方の入り口付近にある大きな音叉のような形のオブジェです。かなり大きなもので,音楽堂の入り口の目印となっています。
●【番外】建設中の金沢駅東広場
これは,オブジェではありませんが,後で貴重な画像になるかもしれませんので,撮影しておきました。現在建設中の駅東広場の風景です。とてもたくさんの足場が組まれていますが,最終的には巨大なガラスドームになるようです。音楽堂前から撮影したものです。
●【番外】建設中の金沢駅東広場
こちらは,都ホテル前の道路上から撮影したのです(信号待ちの時に車の中から撮影しました)。こうやってみるとドーム球場のように見えます。駅東広場が完成すれば,金沢駅と音楽堂の距離感もさらに縮まりそうです。