KSB瀬戸内海放送開局35年記念
ふれあいチャリティコンサートin高松
2004/10/24 サンポートホール高松大ホール(高松市)

1)モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
2)モーツァルト/モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」〜アレルヤ
3)レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」〜ヴィリアの歌
4)ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調op.92
●演奏
金聖響指揮オーケストラ・アンサンブル金沢
森麻季(ソプラノ*2,3)
Review by よっさんさん

24日の公演は金聖響さん&森麻季さんでした。

以前(かなり前ですが)、森さんをテレビで拝見し、一度コンサートで聴いてみたいと思っていたのですが、森さんの声はやはり、とても澄んでいる声で、物体をすり抜けてしまいそうな美声でした。コンサート会場というよりは、教会にいるかのような感じでした。

あの細さであれだけ声を支えて早いフレーズや、高音域を透明感ある声で歌いきれるのが不思議でなりませんでした。曲はおなじみの曲だったので普段声楽を聴かない人にでも聴きやすかったと思います。

高松での後半はベートーヴェン交響曲第7番だったのですが、低音の響きがとても心地よかったです。

どちらもティンパニーはバロックティンパニーだったのですが、とても扱いが大変そうでした。普段使われている楽器に比べ、やはり音色は聴きなれないせいか違和感がありましたが、低音の響きがとても好きだなぁと思いました。

金聖響さんはCDをきいて、どんなに、熱狂的?に指揮しているのかみてみたかったのですが、予想していたのとは違い、「柔らか」の中に「熱い何か」があるというような印象をうけました。

今週末もうひとつ演奏会聴ける予定なので、また感想カキコさせてもらいます!!

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(2004/10/25)