ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団金沢公演 2004/11/06 石川県立音楽堂コンサートホール 1)ハイドン/交響曲第86番ニ長調Hob.I-86 2)ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死 3)ブラームス/交響曲第2番ニ長調op.73 ●演奏 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
凄かったです。体で音を感じるとはこのことですね。 開けてはいけないパンドラの箱を、開けてしまったような気持ちです。 今後他のオケがつまらなくなるのでは、と不安を抱きつつ7日のOEK 170回公演を聴きました。でも不安は杞憂に終わりました。それはOEKには小粒でもキリリと締まった良さがあることがわかったからです。 ただ気になることがありました。ベルリンフイルのメンバーは頻繁にラトル氏の指揮に目をやっていたのに対して、OEKの皆さんはほとんど指揮者のピヒラー氏を見ておられないことに気づいたからです。えっ!指揮者って必要なの?って思ったくらいです。普段からの練習で意思が通じあっておられるからなのでしょうか。どなたか詳しい方、教えてください。(2004/11/08)) 演奏が終わり、鳴り止まない拍手の中でラトル氏とコンマスの方に花束贈呈があったものですから、こりゃアンコールだなと思って期待してたら、結局なしでした。でも演奏者の方が去ったのに、ほとんどの客が帰ろうとしない中でラトル氏が再度登場され、「近いうちにまた来るよ。」って言ってくれたようでした。(私の独断と偏見による想像です。) アンコールは他のコンサートでも無いようですね。それだけいい演奏が出来たということでしょう。(2004/11/11) |