ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演
77/3/7 金沢市観光会館

1)シューベルト/交響曲第8番ロ短調「未完成」
2)シュトラウス,R./交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
3)ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調,op.92
●演奏
クリストフ・フォン・ドホナーニ/ウィーンPO

ウィーン・フィルの第6回目の来日公演です。当時,カール・ベーム指揮ウィーン・フィル・コンビは人気絶頂だったのですが,金沢には,まだ知名度の低かったクリストフ・フォン・ドホナーニが来ました。FMでもドホナーニ指揮ウィーン・フィルの演奏を放送しており,エアチェックをした記憶があります。カール・ベームが金沢に来ていれば,多分,行っていたのではないかと思うのですが,.当時でもチケットは相当高額だったの思うので,行けなかったかもしれません。ちなみに,1977年の来日公演のベーム指揮の演奏会のライブCDが最近TDKから発売されました。その後,ウィーン・フィルが金沢を訪れることは2001年までありませんでした。残念ながらビラは残っていません。

なお,この公演の約1ヶ月後に岩城宏之さんが,日本人として初めてウィーン・フィルの定期公演に登場しています。
*その時の写真(「レコード芸術」別冊の「世界のオーケストラ」という本に掲載)をたまたま持っており,このページに載せてあったのですが,どうみても無断転載なので,載せるのなら,音楽之友社の許可が得てからにしようかと思います。