シカゴ交響楽団来日公演
77/6/17 石川厚生年金会館
ドビュッシー/交響詩「海」
ベルリオーズ/幻想交響曲
●演奏
ゲオルク・ショルティ/シカゴSO

石川厚生年金会館のオープン記念公演でした。当時,ショルティ/シカゴ交響楽団は全盛期で,大変人気があったと思うのですが,私はまだ中学生でしたので,出かけていません。考えてみると1977〜1978年にかけてはウィーン・フィル,シカゴ交響楽団,ボストン交響楽団と3つもメジャーなオーケストラが金沢にきたことになります。

右の写真は来日当時発売されていた,ショルティ指揮の幻想交響曲のジャケットです。これを見ると,LP以外にオープンリール,カセットなどいろいろな媒体で発売されています。ステレオラボラトリー2枚組\5600というのは何なのでしょう?このコンビのこの曲の演奏が当時相当注目されていたことがわかります。それにしてもショルティというのはあまり雰囲気が変わりませんね。この時は65歳ぐらいだと思います。

●広太家さんから寄せられた当時の思い出
ショルティ・シカゴが来沢したときの半券は表面が金粉のように処理されていて,うかつに触ると金色が剥げて指紋がべったり!拭いても元に戻らない。これは鎮座するサーに無礼がないようチケットの端を持てということだろうか(まさか)・・もちろん演奏の方もチケット同様にすばらしくて,雷に打たれたようにしびれた幻想交響曲は,一生忘れることができないことも申し添えておきます。