1579. 鳥木弥生さん Kayono in Tokyo  2007/03/31 (土) 11:28
初めて投稿します。
能登の地震で、以前(1995年?)アメリカに英語研修に行ったときに知り合った愉快な音楽家、鳥木さん(とそのお友達)を思い出しました。すっかり連絡が途絶えてしまっていたので、ネットで検索をかけてみたところ、このページに行き着きました。ご活躍の様子がうかがえて嬉しいです。



1516. OEKfan掲示板の移行 管理人hs  2007/03/20 (火) 22:31
OEKfanの掲示板ですが,今後は以下の方に移行することにいたしました。今後ともよろしくお願いします。

http://oekfan.board.coocan.jp/

※過去の書き込みも移行してみました。



1507. Re: ブラボーおじさんにお願い 管理人hs  2007/03/19 (月) 22:18
tetsuさん,こんばんは。

> 今日の芸術劇場では井上道義さんのOEK音楽監督就任が取り上げられていましたね。

さすがに全国放送ということもあり,とてもよくまとめられていま
したね。最新号の「カデンツァ」と重なる部分はありましたが,井上さんとOEKのリハーサル風景の映像など,ファンとしても興味深い映像が沢山ありました。

>全国の人がこの放送を見て、一層OEKに興味を持ってくれればいいですね。

私も同様に感じました。金沢全体を劇場にしたいという井上さんの姿勢を私も応援したいと思います。

> 2階席で聴いていたのですが、受難曲の大詰め、「私はとこしえにあなたをほめ称えます」の歌声が消え行かんとするまさにその時です。余韻を引き裂くかのように「ブラボー!!」の馬鹿でかい声が真横から聞こえてきたではありませんか。

1階席かなと思っていたのですが...2階席だったのですね。華やかに終わる曲の場合ならば,問題にならないタイミングだと思いましたが,今回の場合は,曲の重みを考えると,もう少し間を置いてほしかったですね。確かに宗教音楽の場合,「ブラボー」と声を掛けるのも変な気もしますね。

> 拍手など、遅すぎるくらいでちょうどいいのです。思い当たる方、どうか早すぎる拍手とブラボーで水を差さないでください。

道徳の教科書のようになるのも無粋ですが,新しい聴衆開拓の意味も含め,「演奏会を楽しむ作法」を気軽な文章でまとめたような冊子などを用意して配布する,ということも考えても良いのかもしれないですね。「携帯電話」と「早すぎる拍手」というのは,石川県立音楽堂に限らず,現代のコンサート会場における最大の課題と言えそうですね。



1502. ブラボーおじさんにお願い tetsu  2007/03/18 (日) 23:55
初めて書き込みいたします。
今日の芸術劇場では井上道義さんのOEK音楽監督就任が取り上げられていましたね。岩城さんが率いてきたOEKのこれまでの先進的な取り組み、そして井上さんにバトンタッチされてからの行方と、さすがに上手に紹介されていたと思います。全国の人がこの放送を見て、一層OEKに興味を持ってくれればいいですね。

さて、本題は「ヨハネ受難曲」のことですが、この曲が与えてくれた感動については私などが駄文を付け加えるまでもなく、皆様が語られた通りだと思います。ただ、一聴衆として黙っていられない出来事があったので、無礼を省みず書かせていただこうと思います。本人がこの投稿を読んでくれる可能性は低いでしょうが……。

2階席で聴いていたのですが、受難曲の大詰め、「私はとこしえにあなたをほめ称えます」の歌声が消え行かんとするまさにその時です。余韻を引き裂くかのように「ブラボー!!」の馬鹿でかい声が真横から聞こえてきたではありませんか。拍手のフライングのおまけつきで。

私は非常に驚き、思わず声の主を凝視してしまいました。この曲でそれをやるかと?年配の男性だったのですが、自分はこの曲を知ってるんだぞといわんばかりの高らかな拍手。どうせなら「ブラヴィー」だろ、歌手は複数いるんだからと突っ込みたくもなりました。

キリスト教を自分のものとしていない日本人にはパッションの精神に馴染みがないのも無理はないと思います。しかし自分の虚栄心さえ満足できれば他人の感動をぶち壊しにしてもいいわけはありますまい。本来パッションには拍手は不要なのではないかと思います。あったとしても、最後に心をこめた拍手を一回すれば十分ではないでしょうか。もちろん、シュライアーさん、ソリストの方々、そして合唱団の皆さんの労に報いる気持ちを惜しむものではありません。ですが、オペラのカーテンコールよろしく何回も歌手たちを呼び戻すより、そのほうが「粋」なのでは?

拍手など、遅すぎるくらいでちょうどいいのです。思い当たる方、どうか早すぎる拍手とブラボーで水を差さないでください。岩城さんも、こうした「ブラボーおじさん」のことは苦々しく感じていらっしゃったと聞いています。あと、携帯電話の呼び出し音も鳴っていました。信じられません。

以上、長々と失礼いたしました。せっかく感動されているところ、拙い文章で思い出を汚してしまったのなら申し訳ありません。



1501. 感動的でした。 白山人  2007/03/18 (日) 21:09
2時間続けて演奏されたわけですが、本当にあっというまでしたね。私は最初の合唱から涙が出てきました。ユデンコフさんのエヴァンゲリストは本当にすばらしかった。
ヨハネ受難曲は合唱やコラールが多いのですが、合唱団の皆さんはマタイ受難曲を経験されているだけあって、本当に堂々たる合唱でしたね。
シュライヤーさんの指揮も手馴れた感じで、リズミカルでしたね。第39曲、40曲では、ほとんど泣いていました。
これで金沢でシュライヤーさん指揮のヨハネとマタイ受難曲を聴くことができたわけですが、考えてみればこれってなんて贅沢なんでしょう。ただただ関係者の皆様に感謝です。
これからもすばらしい公演が、増えることを期待したいと思います。



1499. Re^2: シュライヤーさんのヨハネ受難曲 管理人hs  2007/03/18 (日) 17:48
みなさま,こんにちは。
昨日のコンサートもまたOEKの演奏史に残る演奏になりましたね。
今回,シュライヤーさんとOEKは全国各地で演奏を行うようですが,この日の演奏で意気が上がったのではないかと思います。

ところで,本日の夜10:00からの芸術劇場ですが,「OEK新音楽監督に井上道義」となっています。おそらく,井上さんとOEKの映像が出てくるのではないかと思います。是非ごらんください。

#「華麗なる一族」の裏番組ですので...私の方は録画しておこうと思います。

ちなみに先日,発行されたばかりの音楽堂機関紙の「カデンツァ」にも井上さんと池辺さんによる対談が掲載されています。この対談ではOEKの将来の方針についていろいろと語られていますので,OEKファン必読です。是非ご覧ください。

それと,こちらは終わってしまったのですが,本日のNHK-FMの日曜喫茶室に渡辺俊幸さんとファンタジーシリーズで共演したクミコさんがおそろいで登場されていました。「利家とまつ」のテーマ曲の作曲過程などを話されておりとても面白い内容でした。

この日の常連のお客さんは,ジャーナリストの轡田隆文(くつわだたかふみ)でしたが,OEKのことを高く評価されていました。是非ともOEKについての文章などを書いていただきたいと思います。



1492. Re: シュライヤーさんのヨハネ受難曲 i3miura [URL]  2007/03/18 (日) 09:02
こんにちは。
今回の「ヨハネ受難曲」は流石に聴かなければと思い愛知県から戻ってきました。
結果は2年前の「マタイ受難曲」を髣髴させるような名演だったと思います。特に皆さん書かれていますが福音史家のユデンコフは歌唱力(表現力)が非常に高いレヴェルで良かったですね。
ただ書かれてますが最後の拍手は早すぎますね。あれだけの演奏だったので拍手をしたい気持ちは判りますが、もう少し余韻を楽しむというのが気持ちが不足してような気が・・・



1490. ユデンコフさん そして合唱 レイトリー  2007/03/18 (日) 00:55
感激でした ユデンコフさんのエヴァンゲリスト 最高でした。
最初は少し硬かった合唱も2部に入ると感動ものでした。39番では ただ涙が流れ出て・・・
やはり シュライヤー先生のヨハネは期待通りでした。今夜は昔所属した合唱団のメンバーが数人聴きにきたので、(実は団員の一人が東京から練習に通い今日のステージに上がった) 彼らと今日の演奏のすごさを再認識し 楽しくのみ いい時間をいただきました。

ありがとう!




1488. シュライヤーさんのヨハネ受難曲 管理人hs  2007/03/17 (土) 21:48
待望のシュライヤーさん指揮OEKによるヨハネ受難曲の公演に出かけてきました。今回は,何と1部と2部の休憩なしで全曲を一気に聞かせるという演奏でしたが,その意図どおり,ヨハネの全体像をズシリと感じることのできた2時間でした。

シュライヤーさんのテンポ設定は,最初の曲から大変キビキビとしており,休憩なしにもかかわらず,全く疲れることはありませんでした。映画を見るのも,通常2時間ぐらいは掛かりますので,今回のような休憩なしというのも悪くはないと思いました。

マタイに比べるとかなり凝縮された雰囲気がある曲ですが,今回の演奏のこの曲に関しては何といってもエヴァンゲリストと合唱の素晴らしさが印象に残りました。

ユデンコフさんのエヴァンゲリストは期待どおりの見事なもので,最初から最後まで芯のしっかりとした輝かしい声がずーっと一貫していました。演奏全体をぐっと引き締めていました。演奏後,シュライヤーさんと堅く抱き合っていたのが印象的でしたが,シュライヤーさんも大満足の歌声だったと思います。その他の歌手の皆さんも全体に若々しい雰囲気があり,大変清々しい雰囲気のある演奏となっていました。

OEK合唱団の歌も冒頭の合唱から緊張感に溢れていました。中盤の山場である,群集心理を表現したような合唱も大変リアルで,今回の演奏を「迫真のヨハネ」としていました。まさに節目節目という感じで出てくるコラールもシュライヤーさんによって多彩な表情が吹き込まれており,大変聞き応えがありました。

曲の終わった後の拍手がちょっと早かったかな,というのが唯一残念な点でしたが,2時間通しで聞くことで,ヨハネ受難曲の持つドラマを堪能することができました。

シュライヤー/OEKのヨハネは岡山でも演奏されるということですが,このコンビによるバッハ演奏(ロ短調ミサ曲あたり?)にはさらに期待したいと思います。



1483. Re^3: 感動よ再び 管理人hs  2007/03/16 (金) 22:06
m3さん,こんばんは。書き込みありがとうございました。
>  昨日からオケあわせに参加させて頂いている合唱団員です。

シュライヤーさんとの共演というのも,滅多にないことですので,合唱団の皆さんも貴重な経験をされているでしょうね。

>エヴァンゲリストのユデンコフ氏はそれに輪をかけて物凄いです!!声質、声量、表現力、物語の構築のしかた‥素晴らしいです!!

前回のマタイの時はシュライヤーさんの”歌い振り”でしたが,今回のユデンコフさんもとても期待できそうですね。とても楽しみになりました。

合唱団で参加される皆様のご健闘をお祈りしています。



1474. Re^2: 感動よ再び m3  2007/03/16 (金) 10:39
 昨日からオケあわせに参加させて頂いている合唱団員です。
> 今回のシュライヤーさん指揮による公演もそれに劣らない演奏になるのではないかと期待しています。
 指揮、オケ、ソリスト(加えてホールまで)はもちろんすばらしいのですが、エヴァンゲリストのユデンコフ氏はそれに輪をかけて物凄いです!!声質、声量、表現力、物語の構築のしかた‥素晴らしいです!!

> おそらく,シュライヤーさんのテンポはもっと速くなるのではないかと思います。
 歯切れのよい、淡々としている分、言い知れぬ説得力に満ちた音楽が展開します。

> というわけで,体調を整えて,土曜日の公演にのぞみたいと思います。
お楽しみに!!!



1472. Re: 感動よ再び 管理人hs  2007/03/15 (木) 19:49
白山人さん,こんばんは。
土曜日はいよいよシュライヤーさんのヨハネ受難曲ですね。マタイの時は,確か”金沢限定”でしたが,今回は岡山でも公演が行われるようで,全国的にも注目を集めるのではないかと思います。

>このヨハネ受難曲は聴けば聴くほど、すばらしさがわかってくるようですね。

CDの枚数でいうとヨハネの方はCD2枚組,マタイの方は3枚組ということで,ヨハネの方が少しコンパクトですね。金沢では,数年前,ミシェル・コルボさんの指揮による公演も行われましたが,今回のシュライヤーさん指揮による公演もそれに劣らない演奏になるのではないかと期待しています。

この曲については,カール・リヒターの指揮のCDとヘルムート・リリング指揮のCDを持っているのですが,冒頭の合唱からして全然テンポが違います。リヒターの演奏はとても遅いのですが,おそらく,シュライヤーさんのテンポはもっと速くなるのではないかと思います。

というわけで,体調を整えて,土曜日の公演にのぞみたいと思います。



1462. 感動よ再び 白山人  2007/03/14 (水) 21:57
17日はいよいよヨハネ受難曲ですね。
あの歴史的名公演といえる、マタイ受難曲のすばらしい感動が思い出されます。
日本では曲の親しみやすさから、マタイ受難曲に人気があるようですが、このヨハネ受難曲は聴けば聴くほど、すばらしさがわかってくるようですね。
バッハが最も愛したのも、このヨハネ受難曲のようです。
17日はマタイ受難曲に匹敵する名公演となるでしょう。今から本当に楽しみです。



1421. Re^2: 第217回定期公演 管理人hs  2007/03/08 (木) 00:00
covariant様,こんばんは。
> 私も自転車で出かけました!
日曜日はあんなに穏やかだったのですが...今日は,予想外に雪が降り驚きました。もしかしたら今年いちばんの積雪だったかもしれないですね。

> 交響曲第99番では、さまざまな楽器が次々にハイライトを浴びていくような楽しさも味わいました。

99番を聞いたのは今回が初めてでしたが,とても良い曲でしたね。井上道義音楽監督とOEKによる新譜の情報が公式HPのニュースに掲載されていましたが,ハイドンの交響曲の録音なども是非期待したいところです。

> モーツアルトの協奏交響曲では、ヴァイオリン、ビオラの2人のソリストが前に立たれたせいでしょうが、弦楽器の豊かな音色のアンサンブルが、とても豊穣でかつできのいい味の料理をいただいたようでした。

1月以降,ニューイヤー・コンサート,オペラ,ピアソラ,雅楽,声明...と色物(?)的な演奏会が続きましたので,久しぶりに普通のご飯を食べたような感じがしました。OEKの場合,編成が大きくない分,毎回味付が違うのが鮮明に分かるような気がします。4月のブラームスなどでは,また豪華な雰囲気を楽しめそうですね。

#その前にヨハネ受難曲という,すごいプログラムもありました。聞く方も覚悟しないといけないですね。

> 今夜から、篠田正浩映画監督が語る、武満徹さんの人物伝が始まりました。
すっかり忘れていました。次回見てみたいと思います。井上道義さんは,音楽だけではなく演劇的なものにも関心が高いようですが,日本の現代音楽の作曲家による映画音楽特集などという企画などに期待したいと思います。



1407. Re: 第217回定期公演 covariant  2007/03/07 (水) 01:34
私も自転車で出かけました! 遅ればせながら、その誼みでレスポンスさせていただきます。(笑)

穏やかな休日の昼下がりに、ハイドンの交響曲を、まさにぴったりのスケールと思われる交響楽団による生演奏で聴くことができ、心に櫛を梳かせて、背筋を伸ばしました。
プログラムの響敏也さんの解説を読んで、音楽室の壁に貼られた「交響曲の父」ハイドンの肖像画が、私たち生徒に語りかけていたのは、きっとこういう境地かも知れない、と幸せな感慨に浸ることができました。
交響曲第99番では、さまざまな楽器が次々にハイライトを浴びていくような楽しさも味わいました。

モーツアルトの協奏交響曲では、ヴァイオリン、ビオラの2人のソリストが前に立たれたせいでしょうが、弦楽器の豊かな音色のアンサンブルが、とても豊穣でかつできのいい味の料理をいただいたようでした。「おいしいご飯と味噌汁」とおっしゃる管理人さんの言葉に、(そちらはハイドンでしたが)おんなじ様な発想だと笑ってしまいました。私の方はフル・コースですが。m(_ _)m

今夜から、篠田正浩映画監督が語る、武満徹さんの人物伝が始まりました。篠田さん、武満さんに、寺山修二さんたちが共鳴しあって、映画を作ったという篠田さんの語りに、何故かこちらも共鳴させられ、グッときました。



1394. 第217回定期公演 管理人hs  2007/03/04 (日) 18:09
今日の金沢は,4月になってしまったかのように暖かく,音楽堂まで快適なサイクリングを楽しみました。実は開演時間を1時間早く間違って出かけたのですが(OEKfanの方にも間違って書いていました。失礼しました。),これだけ気持ちの良い天気だと歩いていても気持ちが良いので,金沢駅周辺を散歩した後,鼓門の下辺りでのんびりして過ごしました。

演奏会も素晴らしいものでした。穏やかな春の休日の午後のハイドンを聞くというのは,とても健全で贅沢な娯楽という感じです。OEKの人数はハイドンの交響曲用の大きさですので,美味しいごはんと味噌汁の付いた定食を食べたような,お腹にぴたりと収まるような感じでした。

この日の指揮者は,ヴァイオリニストとしても有名なトーマス・ツェートマイアーさんでした。もしかしたら弾き振りかなとも思ったのですが,交響曲では指揮に専念し,協奏交響曲の時だけ弾き振りでした。

ツェートマイアーさんの作る古典派の音楽は,とても密度が高く,キリっと引き締まったものでした。あいまいな部分がなく,見事に洗練されたものでした。バロック・ティンパニの硬質な音,トランペットの強いアクセント,すっきりした弦楽器の音色などに古楽器奏法風の部分もありましたが,それほど過激な感じはなく,全曲に渡り格調の高さのようなものを感じさせてくれました。

その一方,各曲ともかなり大きな間を要所要所で取っており,パッと緊張感が走る部分があったのも印象的でした。「ロンドン」交響曲から始まったのが少々意外でしたが,第99番の方も素晴らしい曲でした。我が家にあったコリン・デイヴィス指揮の演奏とは,全然違う解釈で,大変面白い演奏になっていました。最終楽章など,各楽器の音が次々とポンポンと飛んで来てとても刺激的でした。

2曲目に演奏されたヴィオラのルート・キリアスさんとの共演によるモーツァルトの協奏交響曲も素晴らしい演奏でした。ハイドンの交響曲同様大変明確な演奏なのですが,お二人のソロは室内楽的な密度の高さがあり,非常に聞き応えがありました。甘い音色というのではなく,思索するような深さを感じさせてくれる音楽となっていました。

というわけで,やっぱり古典派音楽がOEKの基本かな,と再認識した演奏会でした。



1370. 第4回石川県学生オーケストラ&オーケストラ・アンサンブル金沢合同コンサート 管理人hs  2007/02/28 (水) 22:57
今日は県内の大学オーケストラとオーケストラ・アンサンブル金沢の合同コンサートに出かけてきました。先日は雅楽・声明との共演でしたが,OEKも本当にいろいろな団体と共演を行っています。

この演奏会も今年で4回目になりますが,若い人たちが大編成で交響曲を演奏するのを見るのは良いものです。特に今回のシベリウスの交響曲第2番は,最終楽章で丁度冬から春に移り変わるような感じで大きく盛り上がり,まさに青春の音楽という感じとなっていました。

前半は学生オーケストラとOEKがそれぞれ単独でカルメン組曲と外山雄三/ディヴェルティメントを演奏しましたが,藤岡幸夫さんの若々しい指揮ぶりとともに、すがすがしい気分を味わうことのできた演奏会でした。



1362. Re: 井上音楽監督就任コンサート・レビューにブラボー! 管理人hs  2007/02/28 (水) 08:41
covariantさま,こんにちは。

> 管理人様、演奏会レビューありがとうございます。

今回は今使っているノートパソコンが急に動かなくなり,どうなるかと思いましたが,何とかまとめることができました。

> 今回は「声明交響U」舞台のとても判り易い「水彩画」まで描いていらっしゃって、感激です。

私自身,絵を描くのがかなり好きなもので,細部は不正確なのですが,イメージを伝えるために描いてみました。ヴァイオリンをはじめとして,楽器というのは素晴らしい形をしているものが多いので,そのうち「楽器の絵+文章」みたいなものを書けたら面白いかなと思っています。

> ほぼポスターの合成写真(?)そのままのイメージだったようですね。
ポスターの方は東京オペラシティのホールでの公演写真だと思うのですが,音楽堂ととてもよく似ていますね。舞楽を踊っていた赤い欄干(?)がついた舞台の形は今回のステージの方が本格的な感じでした。お坊さんたちの衣装の色も少し違っていたようです。

今回,井上道義音楽監督のプレトークもあったのですが,その中では「今を楽しみたい」という言葉が印象的でした。考えてみると,音楽というのは,まさに今を楽しむための芸術なのだと再認識しました。

> こんな豪華な公演が比較的手頃な金額で入場できるのに(新監督就任ご祝儀ということもあるのでしょうか?)、OEKではないけれど行きたい演奏会が、ちと高すぎない?という入場料だと、引いてしまいます(苦笑)。

やはり海外のオーケストラとかオペラ公演になると,桁が違ってきてしまいますね。価格設定についてはいろいろと難しい問題がありそうですが,地元の企業などが音楽堂の公演をもっと支援したくなるような雰囲気作りがまず必要なのかもしれないですね。



1361. 井上音楽監督就任コンサート・レビューにブラボー! covariant  2007/02/28 (水) 00:59
管理人様、演奏会レビューありがとうございます。
今回は「声明交響U」舞台のとても判り易い「水彩画」まで描いていらっしゃって、感激です。
ほぼポスターの合成写真(?)そのままのイメージだったようですね。
臨場感あふれる気分でレビューを読むことができました。

こんな豪華な公演が比較的手頃な金額で入場できるのに(新監督就任ご祝儀ということもあるのでしょうか?)、OEKではないけれど行きたい演奏会が、ちと高すぎない?という入場料だと、引いてしまいます(苦笑)。(余談を書いて申し訳ありません)m(_ _)m



1353. Re^3: 祝!井上音楽監督就任コンサート 管理人hs  2007/02/27 (火) 07:40
皆様こんにちは。

> →日本酒プレゼントに期待しておられた管理人様が欠席されては、定例の報告がなくなりますので大いに困ります(笑)。レビューをお待ちしております。

実は昨日書いており,ほとんどできていたのですが...途中でパソコンが動かなくなってしまいました(かなりがっくり来ています)。というわけで,もうしばらくお待ち下さい。

今回の公演は,テレビでも放送されるようですので,是非,そちらでもお楽しみ下さい。



1348. Re: 井上道義OEK音楽監督就任記念コンサート:雅楽・声明との出遭い i3miura [URL]  2007/02/25 (日) 23:33
ご無沙汰しております。
今回はミッキーこと井上道義氏のEK音楽監督就任記念演奏会と言うことで、さすがに聴かなければと思い、赴任先の愛知県から馳せ参じて参りました。
小堀酒造さんが協力と言うこと「萬歳楽」ではないでしょうが、和と洋の融合と言う金沢らしい企画になり非常に楽しめました。
今日の演奏会だけでも、このカップルの良さというものが非常に良く表れていたと思います。今後が本当に楽しみです。
本格的な活動は来シーズンからと言うことになりますが、岩城氏とは違う持ち味を発揮してほしいものです。
それにしても今日のコンサートは正に大入り満員といった感じで、門出を飾るに相応しいものだったと思います。





1344. Re^2: 祝!井上音楽監督就任コンサート covariant  2007/02/25 (日) 18:36
管理人様、お返事ありがとうございます。

> 私の方も,一瞬危なかったのですが

→日本酒プレゼントに期待しておられた管理人様が欠席されては、定例の報告がなくなりますので大いに困ります(笑)。レビューをお待ちしております。
私は声明にも、以前から強い関心がありますので、聴けないのはとても残念です。

> 井上さんの顔が半分になっているというのもまたインパクトが強いと思います。これ以上幅が広いと...ちょっと押しが強すぎるような気もします。

→仰るとおりだと思います。私には、顔半分だから、またもや「怪人」を連想させられたのです。
JR線路側にポスターの幅を広げる場合には、全体のデザインも改めないといけないと思います。

『知るを楽しむ・私のこだわり人物伝』のNHKサイトは、ご指摘のとおりです。日本の音楽文化にも多大の貢献をなさったと思われる佐治敬三さんを堺屋太一さんが語るというのも、テキストを買う動機付けに助勢しました。(笑)

前回私の投稿に、
> 池辺晋一郎さんの寄稿もあり、池辺さんが「音楽堂アワー」でおっしゃっていた内容も…
と書きましたが、投稿した後で、はたして「音楽堂アワー」の時だったかな?と全く自信がなくなりました。ちゃんと確認しないで文にしてしまい、反省しています。これを読まれた皆様、どうかご了承ください。



1343. 井上道義OEK音楽監督就任記念コンサート:雅楽・声明との出遭い 管理人hs  2007/02/25 (日) 18:19
今日は,井上道義OEK音楽監督就任記念の「雅楽・声明との出遭い」に出かけてきました。一般的なクラシック音楽のプログラムとは違う型破りの内容でしたが,就任記念公演ということで,大変沢山のお客さんが入っていました。

前半は,最初に「萬歳楽」という舞楽が演奏された後,石井真木さんの「声明交響U」が演奏されました。どちらも「演奏」というよりは,「上演」という感じで,舞台中央に設けられた舞楽用のステージで儀式的なパフォーマンスを楽しむことができました。

特に声明交響IIの方は,オーケストラと声明と雅楽が三つどもえになったステージで,これまでに見たことのないような不思議な世界が広がっていました。今回の衣装はオレンジ色が主体でしたが,これもお祝いのステージには相応しいものでした。

後半はモーツァルトの交響曲第39番が演奏されました。前半は,さすがに重い雰囲気がありましたので,後半のモーツァルトでは,オーケストラが空に向かって自由に羽ばたいたような軽やかさを感じました。井上さんの指揮はいつもどおりの天衣無縫なもので,この曲のイメージにぴったりでした。

古楽器奏法を取り入れた部分もありましたが,すっきりした中にも豊かな表情の変化を持った演奏で,これからの井上さんの活躍がますます楽しみになりました。

事務局からとOEKからと2つ同時に花束の贈呈(両手に花)があった後,会場にいらっしゃった故岩城夫人の木村かをりさんに向けて「フィガロの結婚」序曲をアンコールに演奏してお開きとなりました。

会場では,井上さんの顔写真の入った日本酒「萬歳楽」のプレゼントもあり(素晴らしいユーモアです),とても盛り上がった演奏会となりました。

PS.テレビカメラも沢山入っていたので,本日の夜のローカル・ニュースでも放送されるのではないかと思います。恐らく,全曲も放送されるのではないかと思います。

PS.今回のティンパニはトム・オケーリーさんでしたが,39番の最初のティンパニの音が抜けてしまってしまい,一瞬,「別の曲?」とドキリとしてしまいました。その後は素晴らしい音を聞かせてくれましたが,名手でもこんなこともあるのだなぁと思いました。この最初の一音は,これからの井上さんの活躍のために取っておいたのかもしれません。



1333. Re: 祝!井上音楽監督就任コンサート 管理人hs  2007/02/24 (土) 00:49
Covariantさま,こんばんは。
> 私は仕事の都合で、25日の井上新監督就任記念コンサートに行けません(悲)。
私の方も,一瞬危なかったのですが,無事行くことができそうです。今回は,「雅楽・声明との出遭い。」ということで,どういう響きを聞けるかよく分からないのですが,大変期待できそうですね。
#実は,日本酒プレゼントにも期待しています。

> このサイトのトップページで紹介された、音楽堂の外壁(柱?)に貼られた大きなポスターの実物も拝見しました。
あの場所に貼ろうという発想がコロンブスの卵的な感じですね。

> JRの線路側からもみえるのであれば、そちら向きにも見えるようにもっと幅をとればいいな、と思いました。

JRの鉄道から見えるかどうかは,実は確認していないのですが,井上さんの顔が半分になっているというのもまたインパクトが強いと思います。これ以上幅が広いと...ちょっと押しが強すぎるような気もします。

> JRの窓から音楽堂の怪人(← 井上新監督のことですm(_ _)m)の顔がみえれば、広告効果絶大、と思います。
私の方は中々JRに乗る機会はないのですが,乗られる方がありましたら,是非,どのように見えるのか教えてください。

> 私は本屋ではNHKテキストのコーナーが好きです。
20年ほど前「第9を歌おう」というような番組のテキストを買ったことがあるのですが,その講師が何と井上道義さんでした。この本は今となってはお宝かもしれません。

> 先日、今年の2月3月用『知るを楽しむ・私のこだわり人物伝』を買いました。
この番組ですね。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200702/tuesday.html
私の方は見たことはないのですが,味のある内容のようですね。

> 井上新監督就任記念コンサートの収録はないのでしょうか?
OEKの演奏会については,CD化/北陸朝日放送でのテレビ録画というケースが多いのですが,NHKでの全国放送あたりを期待ところですね。

ところで,今日は次のようなローカルニュースも放送していましたね。
http://www.hab.co.jp/headline/news0000058210.html
一度,議会での演奏というのも聞いてみたいものです。




1329. 祝!井上音楽監督就任コンサート covariant  2007/02/23 (金) 00:38
管理人様、ご無沙汰しております。
私は仕事の都合で、25日の井上新監督就任記念コンサートに行けません(悲)。
遅刻してでも行けないかな、と先日チケットボックスに聞きましたが、満席で完売とのこと!個人的にはとても残念ですが、友の会会員としてはとても嬉しいことです。

このサイトのトップページで紹介された、音楽堂の外壁(柱?)に貼られた大きなポスターの実物も拝見しました。
管理人さんのおっしゃるように、JRの線路側からもみえるのであれば、そちら向きにも見えるようにもっと幅をとればいいな、と思いました。
JRの窓から音楽堂の怪人(← 井上新監督のことですm(_ _)m)の顔がみえれば、広告効果絶大、と思います。

私は本屋ではNHKテキストのコーナーが好きです。
費用対効果コストパフォーマンスの良さに、ついつい買ってしまいます。
先日、今年の2月3月用『知るを楽しむ・私のこだわり人物伝』を買いました。
2月は佐治敬三さん、3月は武満徹さんの人物伝、武満徹さんは映画監督篠田正浩さんが語ります。
篠田さんは、未だ武満さんとの知己を得ない時に、横須賀線の吊り革にぶら下がっている男を見て、その風貌から、
この人こそ「弦楽のためのレクイエム」の作曲者に違いない、と確信したのだそうです。
私にとっては武満さん作曲の「現代音楽」は、このジャンルの中では最もとっつきやすい部類ですが、映画音楽制作を契機に武満さんとお付き合いのあった篠田さんのお話は、「武満音楽」を聴く上で、とっても参考になりました。テキストを一気に読んでしまいました。
(このテキストには池辺晋一郎さんの寄稿もあり、池辺さんが「音楽堂アワー」でおっしゃっていた内容も入っていました。)

井上新監督就任記念コンサートの収録はないのでしょうか?管理人さんにお願いするのはお門違いですが、是非収録していただきたいと思います。



1317. Re: OEKの演奏で 管理人hs  2007/02/21 (水) 00:34
一美さん,こんばんは。情報をありがとうございました。
渡辺俊幸さんとのレコーディングもすっかりお馴染になってきましたね。

> 「ワイルド・バード・シンフォニー」という日本野鳥の会が制作するDVDアニメ作品の音楽を担当されていて

日本野鳥の会といえば...紅白歌合戦を思い出しますが,いろいろと積極的な活動をされているんですね。

> このDVD一般発売はされないようで、入手方法等は分かり次第、渡辺さんご自身のブログでお知らせいただけるそうです。

ベルリン・フィルが音楽で参加している「DEEP BLUE」という映画があるのですが,
http://www.deep-blue.jp/
今回の作品もどういものか見てみたいものです。音楽と映像がどのようなハーモニーを作っているのでしょうか。

> 録音の様子は帰京されてからご報告いただけるそうですので興味のある方はブログを読まれてくださいね。

本日はまだ書かれていないようでしたが,後日,また見てみたいと思います。



1309. OEKの演奏で 一美  2007/02/19 (月) 22:21
こんばんは。ご無沙汰しております。

渡辺俊幸さんのブログによると
「ワイルド・バード・シンフォニー」という日本野鳥の会が制作するDVDアニメ作品の音楽を担当されていて、明日20日にオーケストラ・アンサンブル金沢の演奏によって録音されます。とのことです。
このDVD一般発売はされないようで、入手方法等は分かり次第、渡辺さんご自身のブログでお知らせいただけるそうです。
録音の様子は帰京されてからご報告いただけるそうですので興味のある方はブログを読まれてくださいね。





1295. カンタさんのベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 管理人hs  2007/02/17 (土) 21:32
今日は石川県立音楽堂のコンサートホールで行われたOEK首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタさんとノルベルト・ヘラーさんのピアノによる,ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集の演奏会に出かけてきました。

石川県内で,このような形でベートーヴェンの曲をまとめてきく機会など滅多にないことですので,連日の演奏会となりましたが,出かけてきました。

このお二人は大変親しいようで,過去にも何回も共演されていますが,まさに職人二人による味わい深いベートーヴェンの世界を堪能できました。今回は1−2−(休憩)−3−4−5の順に演奏されましたが,各曲ごとに拍手は入ったものの,袖に引っ込むことはなく,一気に5曲を聞かせてくれました。

特に後半の方は,3−4−5という曲の並び自体が,3楽章のソナタのようで,ロシアの民芸品のマトリョーシカをみるような二重構造になっているような感じを持ちました。

カンタさんのチェロの音はいつもどおり優雅なもので,特に最後に演奏された第5番の抒情的な楽章など大変聞き応えがありました。その一方,第3番の冒頭など,とても輝かしい音も聞かせてくれ,緩急自在の演奏でした。

ヘラーさんのピアノは,大変粒立ちの良い音で,急速な楽章でのカンタさんとの息もぴったりでした。特に前半の作品は,ピアノが主体になっている部分もありますので,ヘラーさんのタッチが生きていました。

この全集については,CD録音済とのことです(チェコで録音されたものです)。こちらの録音も楽しみです。



1293. Re^2: 弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅:その5 管理人hs  2007/02/17 (土) 14:07
主催者様,こんにちは。いつもお世話になっています。
> 毎回ご参加ありがとうございます。ワインもお楽しみいただき、密かに嬉しく思っております。

いつもは紙パックのワイン(!)など飲んでいるのですが,この時ばかりと毎回楽しませて頂いています。

>後半は、オーストリアのワインはあまり種類が輸入されておらず、苦戦しそうです。

オースト「ラ」リアのワインならばよく売っていますが,これで代用するわけにもいかないので大変そうですね。

>予算にかなう範囲内で、いい品がありましたらご提案をお待ちしております。
お詳しい方がありましたら,是非ご協力(?)ください。個人的にはオースト「ラ」リア・ワインでも結構です。

それでは,また楽しみにしております。



1292. Re: 弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅:その5 主催者  2007/02/17 (土) 10:11
> このシリーズでは,毎回ワインもサービスされるのですが,今回は白ワインのマドンナでした。このワインも毎回楽しみです。
毎回ご参加ありがとうございます。ワインもお楽しみいただき、密かに嬉しく思っております。今回は、13番14番の間に旅したマンハイムを意識して選びました。後半は、オーストリアのワインはあまり種類が輸入されておらず、苦戦しそうです。予算にかなう範囲内で、いい品がありましたらご提案をお待ちしております。



1290. 弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅:その5 管理人hs  2007/02/16 (金) 22:36
モーツァルト生誕250年だった2006年から始まったこのシリーズも5回目となり,いよいよ「ハイドン・セット」に入ってきました。

今回は,「ウィーン・セット」の最後の第13番と「ハイドン・セット」の最初の第14番の2曲が演奏されました。これまでは,1回につき3曲が演奏されてきましたが,今後は,密度の高い作品が続くということで,1回につき2曲が演奏されることになるようです。

今回の2曲を聞いて,やはり「ハイドン・セット」はすごいと思いました。第14番の最初の部分は,対位法的に作られているということを,各パート別に演奏することで分かりやすく示してくれたのですが,この部分を聞いただけで,違う次元の世界に入ったことが実感できました。また,相変わらず,大村さんのトークも楽しいものでした。

このシリーズでは,毎回ワインもサービスされるのですが,今回は白ワインのマドンナでした。このワインも毎回楽しみです。



1289. Re: 徹子の部屋30周年記念コンサートのテレビ放映 管理人hs  2007/02/16 (金) 21:55
おにま様
こんばんは。クミコさんの情報をありがとうございます。
> 昨年OEKと共演したクミコさんも出演した昨年12月8日のコンサートの模様が放映されます。

なかなか豪華な顔ぶれのコンサートのようですね。OEKとは直接関係ないのですが是非見てみたいと思います。黒柳さんとOEKとの共演というのも実現して欲しいですね。



1282. 徹子の部屋30周年記念コンサートのテレビ放映 おにま [URL]  2007/02/15 (木) 23:37
昨年OEKと共演したクミコさんも出演した昨年12月8日のコンサートの模様が放映されます。
★ BS朝日 「徹子の部屋」放送30周年記念コンサート 2月17日(土) 午後8時〜9時55分
  テレビ朝日「徹子の部屋」   2月19日(月)・20日(火)  各午後1時20分〜55分
★ BSデジタル放送の方は特別番組です。
  一方、地上波は通常の番組枠の中で3人ずつに分けて放送で、残念ながらかなりの短縮版です。
  出演順とすれば、19日が南こうせつ、クミコ、中村紘子、20日がさだまさし、中尾ミエ、島田祐子です。



1280. Re: ランチタイム・コンサート 管理人hs  2007/02/14 (水) 21:30
キーさま,こんばんは。
> 今日、県立音楽堂にてOEKメンバーによるランチタイム・コンサートを聴いて来ました。
今月はカンタさんのベートーヴェンのチェロソナタ全集をはじめ,団員による室内楽公演がとても多いようですね。

> モーツァルトの木管三重奏にはじまり、弦楽五重奏のアイネ・クライネ、木管とバイオリンの混成四重奏による「冬のソナタ」の演奏でした。

いろいろな組み合せの編成があったようですね。かつての(今も?)モーニング娘。のように全体の中に小ユニットが沢山あるようなコンサートも面白いものですね。

> その後は今日にちなんだ「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」でしたが、実はこれがお目当てで出かけたようなもので、この曲が一番素晴らしく印象的でした。

室内楽編成でのジャズのスタンダード・ナンバーを集めたような演奏会というのも,私も一度聞いてみたいと思います。一時期,ジャズ・ヴォーカルをよく聞いていたことがあるのですが,この曲などはチェット・ベイカーの不思議な声のものが有名ですね。個人的には,フランク・シナトラが若い頃に歌ったもの(Swing Easyというアルバムに入っています)も気に入っています。と書いているうちに聞きたくなってきました。

> プログラムにはない「イエスタディ・ワンス・モア」のアンコール曲も聴けて、これがワンコインで楽しめたのは本当に徳した気分です。

職場にずっといると,なかなか甘い気分にはなれないですが,バレンタイン・デーのランチ・タイムに聞く音楽というのも気持ち良さそうですね。



1279. Re: ご苦労様です。 管理人hs  2007/02/14 (水) 21:11
白山人さま,こんばんは。
> 管理人様も大変いそがしいそうですね。
今回はコンサート2つの間に出張が入ってしまったので,大変なことになってしまいました。どちらが仕事か分からない(?)感じです。

> さて9日の定期はOEKを知り尽くしている、ダウス氏ならではのすばらしい演奏でしたね。
今回のプログラムの中に岩城さんとの思い出として,OEK設立時のオーディションのことなどが書かれていましたが,まさにOEKの基礎を作られた方だと思います。

> 前半が終わった時点で私はこのCDならほしいと思いました。
このところOEK1500のシリーズは4月頃から発売になることが多いようですが,是非発売して欲しいCDですね。



1278. ランチタイム・コンサート キーさん  2007/02/14 (水) 19:39
今日、県立音楽堂にてOEKメンバーによるランチタイム・コンサート
を聴いて来ました。
モーツァルトの木管三重奏にはじまり、弦楽五重奏のアイネ・クライネ
、木管とバイオリンの混成四重奏による「冬のソナタ」の演奏でした。
その後は今日にちなんだ「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」でしたが、
実はこれがお目当てで出かけたようなもので、この曲が一番素晴らしく
印象的でした。
プログラムにはない「イエスタディ・ワンス・モア」のアンコール曲も聴けて、これがワンコインで楽しめたのは本当に徳した気分です。
仕事を抜け出してチョコのような甘いひとときを堪能しました。



1258. ご苦労様です。 白山人  2007/02/10 (土) 07:26
管理人様も大変いそがしいそうですね。
私も7・9日は昼は仕事、夜は音楽堂といそがしかったです。
でもおかげで酒の量は減らすことができますね。(笑)
さて9日の定期はOEKを知り尽くしている、ダウス氏ならではのすばらしい演奏でしたね。弦楽器のすばらしさを目一杯、堪能させていただいたって感じでしたね。
前半が終わった時点で私はこのCDならほしいと思いました。
後半は交互におとずれるピアソラとヴィバルデイに、ただただうっとりするばかりで、なんとなくここって石川県金沢市か?別世界じゃないのかって思えてきました。
次回のダウス氏にも期待したいと思いました。



1257. Re^2: ダウス/OEKの「八季」 管理人hs  2007/02/10 (土) 06:48
Turkey,こんにちは。
> 今日は、堪能させていただきました。(^o^)
> 本当にすばらしかったです。

私もホールの音響のことを考えながら聞いていたのですが,本当にたっぷりと響いていました。「八季」については,「全曲が終わった後に拍手」という考え方もあると思うのですが,会場からは,季節ごとに拍手が入っていました。例えば,「夏」の終わりなど,あれだけ迫力があると,「拍手が入って当然」だと思いました。

> そしたら、早速、チェリスト4名によるウェルカムコンサートに遭遇することができました。すばらしかったです。

このウェルカムコンサートも,評判が良いようですね。「早く来たら良いことがあった!」と見知らぬ隣人に話しかけている人を時々見かけます。

>バイオリンの方々の擬音の出し方とか、超絶技巧で、すばらしいピアソラでした。(と、素人なりに思いました。)

ピアソラの方で特に変わった奏法をしていましたが,「冬」の第1楽章などもなかり擬音のような感じですので,ヴィヴァルディとピアソラの区別が付かなくなってくるような面白さを感じました。

> 今日のこのために、イタリア合奏団のビバルディ四季とピアソラ四季のCDを買って、予習していたので、本当に楽しめました。

今回の「八季」は,クレーメルとクレメラータ・バルティカによる,「エイト・シーズンズ」というCDと全く同じ並び方の演奏だったようです。ブエノスアイレスの春で終わる構成でしたが,この曲の最後には,ちょっとした「オチ」のようなものがありましたね。

> また次回、機会があれば、聴きに行こうと思います。

今回,私は飛行機で金沢に戻ったのですが,半日休めば,結構幅広い範囲から音楽堂に来られることが分かりました。是非,お越しください。

> 私の席は3階席だったのですが、HPでも記載されているように、ステージの全体が見渡せるので、値段の割には、よかったと思いました。また、双眼鏡も持参していたのですごく楽しめました。

両サイドからステージが見難いというのが,このホールの最大の弱点だと思いますが,「乗り出してみる」というのも逆に考えると,聞き手の耳も積極的にしてくれるかもしれませんね。

HPの情報の方はすぐに古くなってしまうので(例えば,フォーラスが出来てから,日曜午後のコンサートに車で出かけるのは至難の技になっていまいました),これからも修正していきたいと思います。これからもよろしくお願いします。



1256. Re: いいコンサートでしたね。 管理人hs  2007/02/10 (土) 06:29
白山人様
> 私はタピオラ・ドボコンでいっぱいになりました。

タピオラについては,もっと渋くて暗いムードを予想していたのですが,とても鮮やかでした。本場の演奏と思わせる自信に満ちた演奏だったと思いました。

> 私はドボコンが大好きで第2楽章の独奏チェロの場面では、どうしても涙ぐんでしまいます。今回もでした。(笑)

私は第1楽章の序奏部で,ホルン→クラリネットが「これぞドヴォルザーク」というメロディを演奏する部分でぐっと来ます。第2楽章などは,チェロが溜息をついているような感じがしますね。

> ミッシャ・マイスキーさんのチェロは本当に素晴らしかった。
金沢でこの曲が演奏されるのは,昨年3月の堤剛さんと岩城さんの共演以来のことだと思います。マイスキーさんの演奏は,この大曲が完全に内に入った熟した演奏だったと思います。

> しかし後にブラ2が控えていました。しかもアンコール2曲付きときましたね。
ブラームスとシベリウスの曲ということで,ぴったりの選曲でした。

> ほんと料金のわりにはすばらしいコンサートでしたね。
今回私は,定期会員割引で購入したのですが,3階席の前の方で8000→6000円ぐらいだったと思います。協奏曲を聴くときは2階の方が良いかなと思うのですが,ブラームスなどについては,3階でも十分音が聞こえてきます。

この東芝グランド・コンサートもかなりの回数になりますが,メジャーになる直前のような指揮者が登場することが多い気がします(以前,マリス・ヤンソンス指揮オスロ・フィルというのもありました)。毎回,充実した演奏を楽しめますね。また,来年にも期待したいと思います。



1255. Re: ダウス/OEKの「八季」 Turkey  2007/02/10 (土) 01:03
こんばんは。

今日は、堪能させていただきました。(^o^)
本当にすばらしかったです。

このHPで、事前に情報をインプットさせていただいていたので、今日は思い切って、午後から有給を使って仕事を休み、早々に会場へ向かいました。
そしたら、早速、チェリスト4名によるウェルカムコンサートに遭遇することができました。すばらしかったです。

で、管理人さんもコメントされているように、今日は弦楽器メンバーのみの構成でしたが、ダウスさんはもちろん、バイオリンの方々の擬音の出し方とか、超絶技巧で、すばらしいピアソラでした。(と、素人なりに思いました。)

今日のこのために、イタリア合奏団のビバルディ四季とピアソラ四季のCDを買って、予習していたので、本当に楽しめました。

また次回、機会があれば、聴きに行こうと思います。

PS:管理人さんへ
私は、このホールの建設には携わりましたが、音響のことはよくわからないので、専門的なコメントはできませんが、すごく聴きやすかったとは思います。私の席は3階席だったのですが、HPでも記載されているように、ステージの全体が見渡せるので、値段の割には、よかったと思いました。また、双眼鏡も持参していたのですごく楽しめました。(これもHPのおかげです。^^ゞ)

以上



1254. ダウス/OEKの「八季」 管理人hs  2007/02/09 (金) 22:40
今日は午後3時まで東京にいたのですが,午後5時発の飛行機で小松に戻ってきました。恐らく,午後7時には間に合わないだろうと予想していたのですが...何とぴったり7時に金沢駅に到着し,走って音楽堂まで行ったところ,「ロスタイム3分」という感じで,コンサートが始まっておらず,何と一曲目から聞けてしまいました。JAL,北陸鉄道,そして音楽堂の立地条件の良さに感謝,感謝というところです(それにしてもギリギリだと精神的にも体力的にも疲れます)。

コンサートですが,今回は弦楽器メンバーのみの出演でした。前半後半とも弦楽器だけというのは,もしかしたら初めてかもしれません。ステージはいつものPHシリーズとは違い,赤っぽい照明がスポットライトのように照らされており,客席の方も暗くしていました。ピアソラの演奏に合った雰囲気を視覚的にも演出していたようでした。

前半はピアソラ集で,後半はヴィヴァルディの四季とピアソラのブエノスアイレスの四季とを交互に並べた「八季」となっていました。この演奏が大変エキサイティングでした。この2つの四季を交互に並べることで,段々とどちらもヒートアップしていく感じでした。

ヴィヴァルディの方は現代風の堂々たる演奏でした。急速な部分の圧倒
的な迫力は本当に聞きごたえがありました。ピアソラの方は,弦楽合奏用に編曲されたものでしたが,ほのかにヴィヴァルディの四季の雰囲気を漂わせたものでした。ピアソラの曲は,実は普通に聞くと区別がつきにくいのですが,このような形だと,とても良いアクセントになっていました。

というわけで,慌てて戻って来た甲斐のあったコンサートでした。全曲CD録音をしていましたので,そのCDも楽しみです。



1245. いいコンサートでしたね。 白山人  2007/02/08 (木) 21:38
私はタピオラ・ドボコンでいっぱいになりました。
しかし後にブラ2が控えていました。しかもアンコール2曲付きときましたね。
おそらくサカリ・オラモ氏が音楽堂のすばらしいアコースティックに、気をよくされてのことではないでしょうか。
私はドボコンが大好きで第2楽章の独奏チェロの場面では、どうしても涙ぐんでしまいます。今回もでした。(笑)
ミッシャ・マイスキーさんのチェロは本当に素晴らしかった。
ほんと料金のわりにはすばらしいコンサートでしたね。
東芝・フジテレビさんに感謝ですね。来年もきっとすばらしいコンサートを実施していただけるでしょう。今から期待しましょう。



1239. フィンランド放送交響楽団演奏会 管理人hs  2007/02/07 (水) 22:47
毎年,この時期,東芝グランド・コンサートで来日オーケストラの公演を楽しむことができますが,今年はサカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団による演奏会でした。

フィンランド出身のオラモさん指揮によるフィンランドのオーケストラということで,ローカルな感じのオーケストラかな,と思ったのですが,非常に洗練された完成度の高い音楽を聞かせてくれました。特にオラモさんの指揮は大変素晴らしいと思いました。

非常に明確な指揮で,安心して聞くことのできる音楽でした。オーケストラものびのびと演奏しているようでした。北欧のオーケストラということで,もっと暗いイメージを持っていたのですが,音色は透明で明るく,重苦しい感じはありませんでした。

その点で,ドイツのオーケストラによるブラームスの交響曲とはちょっと雰囲気が違う気がしましたが,安心感と新鮮さの同居した音楽は大変気持ちの良いものでした。オラモさんは,まだ40代前半の方ですが,これから世界各地でどんどん活躍の場を広げることになる指揮者だと思いました。

2曲目のドヴォルザークには,チェロのミッシャ・マイスキーさんが登場しました。マイスキーさんは,現在,世界的にもっとも有名なチェリストだと思うのですが,今回聞いた感じでは,かなり枯れた感じの演奏に思えました。オラモさん指揮の生きの良い伴奏に比べると,内向的でどちらかというと地味な印象を持ちました。静かな部分での魂がこめられたような音は聞きごたえがありましたので,室内楽の方が向いている奏者かなと感じました。

演奏後,オラモさんによるサイン会も行われましたが,この新鮮な指揮者とオーケストラの魅力を堪能できた演奏会でした。



1238. 金沢市観光会館の名称変更 管理人hs  2007/02/07 (水) 08:27
以前OEKが定期公演会場として使っていた,金沢市観光会館ですが,4月から「金沢歌劇座」という名称になるようです。

北國新聞の記事
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070207102.htm

この名称ですが,少々違和感を感じます。「オペラ座」という言葉はあるのですが,「歌劇座」という言葉はあまり聞いたことはありません。そのうちなじんで来るとのかもしれませんが...。

それよりも気になるのは,歌劇座でどれだけ歌劇が上演されるのだろうか,という点です。日本でいちばん歌劇が上演されている新国立劇場でさえ,歌劇場とは名乗っていないので,多目的ホールが歌劇座と名乗るのは,かなり大胆なことのような気がします。

びわ湖ホールにもオペラという言葉は入っていませんので,オペラや歌劇という言葉が入っているホールとしては,大阪音楽大学のザ・カレッジ・オペラハウスぐらいかもしれません(その他,東京オペラシティというのもありますが,ここはオペラは上演しないですね)。いずれにしても,観光会館同様(この名前は懐かしい感じがして個人的には好きなのですが),名前と内容が一致しないようなホールにはなって欲しくはないと思います。

歌劇を上演するには非常にお金がかかりますので,どういう歌劇を上演していくのか,どのような形でお客さんを増やしていくのかに注目していきたいと思います。



1225. Re: 音楽堂のアコースティック 管理人hs  2007/02/04 (日) 10:18
レイトリーさま,白山人さま

>「ブランデー樽にブランデーがしみていくように残響が深くなっていきます。」と音楽堂を紹介しました 結構気に入っている表現なのですが いかがですか?

音楽堂の内装は木材ですので,しみこむという感じがぴったりですね。それにしても,音楽関係の用語は,なぜか食べ物,飲み物関係の表現を使いたくなります。いずれにしてもとても贅沢な空間ですね。

> 国内屈指のアコースティックで来館した全ての演奏家から
> 絶賛され、再訪問を希望する音楽家が後を絶たないそうです。

何かの音楽雑誌でパイプオルガンの響きについても絶賛されているのを見たことがあります。この響きの良さは,音楽堂の完成以来のCD録音の多さが証明しているような気がします。

今,書きながら思い付いたのですが,音楽堂のパイプオルガンを使ったレコーディングというのもそろそろ欲しいですね。楽器の写真を前面に押し出したジャケットにして,1枚1000円ぐらいで発売すれば,絶好の「音楽堂みやげ」になるような気がします。

> OEKではありませんが、7日のフィンランド放送交響楽団
> です。タピオラ・ドボコン・ブラ2は音楽堂のすばらしい
> アコースティックが発揮されるコンサートになるでしょう。

シベリウス,ドヴォルザーク,ブラームスと並べると,まさにブランデーの味のしみた樽という表現がぴったり来そうです。この演奏会はフルオーケストラにしては比較的安価なので,出かける予定にしています。

> 特にドボコンはソリストがミッシャ・マイスキーです。
マイスキーさんはこの曲を別のオーケストラと数年前,金沢で演奏されたことがあるような気がしますが,音楽堂に登場するのは初めてでしょうか?楽しみにしたいと思います。クレーメルさんとの室内楽共演も多い方ですので,室内楽公演なども期待したいですね。

PS.昨日は岡本真夜さんとOEKの公演でしたが,聞かれたがありましたらお知らせ下さい。本日は富山公演のようですね。



1224. 音楽堂のアコースティック 白山人  2007/02/04 (日) 01:40
CADENZAのVol,16号に山腰館長の
コメントが載っています。
国内屈指のアコースティックで来館した全ての演奏家から
絶賛され、再訪問を希望する音楽家が後を絶たないそうです。
このようなすばらしいコンサートホールが石川県にあることは
やはり岩城さんのおかげでしょうか。
さて2月はこの音楽堂のアコースティックがフルに発揮され
そうなコンサートがありますね。
OEKではありませんが、7日のフィンランド放送交響楽団
です。タピオラ・ドボコン・ブラ2は音楽堂のすばらしい
アコースティックが発揮されるコンサートになるでしょう。
特にドボコンはソリストがミッシャ・マイスキーです。
第2楽章はきっと涙が出るのではないでしょうか。



1196. Re^2: 2月9日が楽しみ レイトリー  2007/01/28 (日) 21:02
>このホールの音響は,最近益々良くなってきている気がします。ホールの響きを表現するのは難しいのですが,OEKの響きにしっくりとマッチしてきているような気がします。

先日 昔の仲間の機関紙にOEKと井上先生のことを投稿しました。その時 音楽堂のことを 完成試聴会以来 「ブランデー樽にブランデーがしみていくように残響が深くなっていきます。」と音楽堂を紹介しました 結構気に入っている表現なのですが いかがですか?



1195. Re: 2月9日が楽しみ 管理人hs  2007/01/28 (日) 19:20
Turkeyさん,はじめまして。書き込みありがとうございます。

> 今度、2月9日の定期公演のチケットを手に入れました。ピアソラとヴィヴァルディの四季、とても楽しみです。

このアイデアは,石川県でもお馴染になりつつあるクレーメルとクレメラータ・バルティカの影響を受けているのかもしれないですね。この日,私は日中東京に居るのですが,何とか夜7時までに金沢に戻ってこようと思っています。

> 県立音楽堂でコンサートを聴くのは初めてです。この音楽堂の建設工事に関係した者として、いつかは聴いてみたいと思っていましたが、なかなか実現できずにいました。

このホールの音響は,最近益々良くなってきている気がします。ホールの響きを表現するのは難しいのですが,OEKの響きにしっくりとマッチしてきているような気がします。

> 新しい音楽堂の音響性がどのようなものなのか非常に興味があります。

是非,専門的な立場から感想をお聞かせいただけるととても嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。



1194. 金聖響指揮OEKによるコシ・ファン・トゥッテ 管理人hs  2007/01/28 (日) 19:15
yayoiさん,こんばんは。

私の方は,本日日曜日の午後に「コシ・ファン・トゥッテ」を見てきました。今回,歌手の方々にはあまり有名な方はいらっしゃらなかったのですが,その分,若々しい感じがよく出ていました。

金聖響さん指揮OEKの方は,いつもどおり古楽器奏法を取り入れた演奏で,両幕切れをはじめ,大変キレの良い新鮮が音を聞かせてくれました。今回は,音楽堂のステージ上で演奏していましたので,音の鳴り具合も最高でした。

今回,レチタチーヴォなし・字幕なしで語りで進行していたのも特徴だったのですが,この点は賛否があったと思います。関西弁を交えたコメディに相応しい日本語ナレーションはとても良かったのですが,その一方,金聖響さんの作るスピード感のある音楽の流れが語りによって止められていた部分もありました。私自身は,どちらかというとレチタティーヴォ付きの字幕で見たかったと思いました。

それと,第2幕のフィオルディリージによる大きなアリアがカットされていました。この曲を楽しみにしていたので大変残念でした。

> 昨日、音楽堂アワーに行ってまいりました。
> テレビの池辺さんしか知らないため、あんなに駄洒落好きだとは驚きで
池辺さんと言えば「N響アワーでも駄洒落」ですが,ライブになるとさらにパワーアップするようですね。私の気に入っている池辺さんの駄洒落は「ホーボーケンとハイドン」というのは「○○軒の○○丼」と似ているという相当マニアックな駄洒落ものです。

> 久々の生での聖響さんはさらに輝いていて、奥さんの話になるとますますキラキラに・・。予習はもちろん、幸せまでいただけたような感じがしました。楽しい時間でした。

確か女優さんだったでしょうか?春には「のだめカンタービレ」で使われて話題になったブラームスの1番を指揮しますので,この公演はいろいろな意味で注目されるのではないかと思います。



1193. 2月9日が楽しみ Turkey  2007/01/28 (日) 15:14
管理人さんはじめ、掲示板の皆さん、はじめまして。

今度、2月9日の定期公演のチケットを手に入れました。ピアソラとヴィヴァルディの四季、とても楽しみです。

県立音楽堂でコンサートを聴くのは初めてです。この音楽堂の建設工事に関係した者として、いつかは聴いてみたいと思っていましたが、なかなか実現できずにいました。ということもあって、今からわくわくしています。

過去には、観光会館での定期公演で村治佳織との「アランフェス協奏曲」とベートーベンの「運命」を聴いたことがありますが、新しい音楽堂の音響性がどのようなものなのか非常に興味があります。

このホームページは、内容がとても充実していてすばらしいと思いました。今後ともよろしくお願いいたします。



1186. 音楽堂アワー yayoi  2007/01/26 (金) 14:37
昨日、音楽堂アワーに行ってまいりました。
テレビの池辺さんしか知らないため、あんなに駄洒落好きだとは驚きで、聖響さんもたまには首をかしげながらも、爆笑されてました。コシの話はほんの少しされていましたが、何となくだけど、男女間のもめごと(?)のようなオペラのようなのが分かり、今日の予習が出来たと思います。歌手の皆さんの歌も楽しめました。

久々の生での聖響さんはさらに輝いていて、奥さんの話になるとますますキラキラに・・。予習はもちろん、幸せまでいただけたような感じがしました。楽しい時間でした。

今夜が大変楽しみです。日曜は都合により行けないのですが、昨日の話を聞くと、モーツァルトの誕生日明け(?)の日曜は、さらに聴き応えのあるものになるのかなと、行ける方々が羨ましく思います。日曜の感想も楽しみにしています。



1184. 金聖響さんのコシ・ファン・トゥッテ 管理人hs  2007/01/26 (金) 07:30
今日(金曜日)と日曜日,金聖響さん指揮OEKでコンサート・ホール形式によるコシ・ファン・トゥッテが上演されます。木曜日は,音楽堂アワーとして池辺晋一郎さんと金聖響さんの対談が行われたようですね。私は行くことはできませんでしたが,お二人ともテレビにもよく出演されている方ですので,なかなか華やかな雰囲気になったのではないかと思います。OEKの公式HPにもインタビュー記事が掲載されていますね。

http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/

私は日曜日に出かける予定ですが,行かれる方は是非感想をお聞かせ下さい。




1155. Re^2: Romanticピアノの翼コンサート:第6回華麗なるピアノ・デュオ 管理人hs  2007/01/17 (水) 01:18
小人の踊りさま,こんばんは。
> 本当に「うわッ!」と驚くほど会場は満席でしたね。
私は比較的早めに出かけたので,後ろを振り返って「うわッ」と驚きました。

> 今日はピアノ・デュオの豪華絢爛で楽しいコンサートでした。
11月頃には,高橋多佳子さんと宮谷理香さんによるピアノ・デュオの公演もありましたが,ラベック姉妹をはじめとして,女性2人のデュオというのは,ファッショナブルな感じになりますね。

> さて、私はこの全6回のシリーズをなんとか全て見に行くことができたのですが、全体的な満足度は非常に高かったです。
シリーズものについては,個々には関心が高くない場合でも「完全に揃えたい」という意識が働いて,全部聞きに行きたくなりますね。私も含め,クラシック音楽の”売り方”の特徴のような気もします。

>スカルラッティーから始まってモーツァルト、ベートーヴェン、ロマン派、フランス・ロシアと時代を駆け抜けていく壮大なパノラマの中で、私達観客は節目節目の重要な楽曲を生演奏で堪能することができたわけであります。

そのとおりでしたね。金澤攝さんによる,1人の作曲家についてマニアックなシリーズと好対照を成していると思います。大野さんによるシリーズは,固定客が出来てきた感もありますので,是非,続けていって欲しいと思います。

> 仮にこのシリーズがすべて映像収録されていて、テレビ放映されたりなんかしたらどうなるか・・・のだめ人気と共鳴現象を起こしそうな気が・・・
「のだめ」の方はまだ完結していないようですが,クラシック音楽ファンからすると,まだまだ続いて欲しいところですね。スランプになったのだめが,たまたま金沢に来て,邦楽と洋楽との融合に感化され,新たな境地を開く...などという展開が出てくると面白いのですが。こちらも妄想です。

> この回は「フランス印象派とロシアンピアニズム」というテーマで
このテーマも関心があったのですが,残念ながら行けませんでした。

> 3人による連弾曲が強く印象に残っています。
3人以上だと物理的に並ぶのも難しいかもしれないですね。連弾の曲も結構あるのですが,ステージでは意外に見かけないので,次の機会に期待したいと思います。



1146. Re: Romanticピアノの翼コンサート:第6回華麗なるピアノ・デュオ 小人の踊り  2007/01/15 (月) 01:27
管理人様、こんにちは。私も最終回に足を運んできました。
今回初めて、日曜日の午後という、人が集まりやすい時間帯に開催されたことも要因でしょうけど、本当に「うわッ!」と驚くほど会場は満席でしたね。

今日はピアノ・デュオの豪華絢爛で楽しいコンサートでした。
普段よく耳にする有名な曲(モーツァルトのソナタ K.545、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」4曲抜粋、ガーシュインの「ラプソイン・ブルー」)を2台ピアノで演奏するとどうなるか、という好奇心をくすぐる企画もあれば、ラフマニノフの組曲第2番 第4曲「タランテラ」のように、アクロバティックで聴き応えのある曲も用意されていたりして満足度は高かったです。 ただ、そのために演奏時間のやや長い曲が多く、たくさん来場されていた子供さん達にはチョッチ辛かったのではないかと・・・。 まぁ、このシリーズは全体的に大人向けの企画だったので、仕方ないでしょうね。 とは言え、闊達で華やかな演奏が多かったので、きっと楽しめたことでしょう。

さて、私はこの全6回のシリーズをなんとか全て見に行くことができたのですが、全体的な満足度は非常に高かったです。司会の大野さんが仰っていたように、スカルラッティーから始まってモーツァルト、ベートーヴェン、ロマン派、フランス・ロシアと時代を駆け抜けていく壮大なパノラマの中で、私達観客は節目節目の重要な楽曲を生演奏で堪能することができたわけであります。これは、かなり幸せな体験だったのではないでしょうか?

仮にこのシリーズがすべて映像収録されていて、テレビ放映されたりなんかしたらどうなるか・・・のだめ人気と共鳴現象を起こしそうな気が・・・、あっ妄想、妄想。


2006年12月12日に開催された第5回の感想を少し。
この回は「フランス印象派とロシアンピアニズム」というテーマで、ドビュッシー・ラヴェル・ラフマニノフ・プロコフィエフの楽曲が演奏されました。
なぜか前半・後半それぞれにアンコール曲が演奏され、そのなかでも曲名は忘れたのですが、3人による連弾曲が強く印象に残っています。けっして広くはない1台のピアノの前に3人の女性ピアニストが並んで座り演奏されたのですが、あれは女性3人だから絵にもなるし、演奏可能なのだと感じました。間違っても、野郎が3人密着して並んでいる構図は見たくもないし、物理的に演奏は無理だろうと、強く強く思いました(笑)。



1145. Romanticピアノの翼コンサート:第6回華麗なるピアノ・デュオ 管理人hs  2007/01/14 (日) 17:25
今日は,石川県立音楽堂交流ホールでシリーズで行われてきた「Romanticピアノの翼コンサート」の最終回「華麗なるピアノ・デュオ」に出かけてきました。我が家もそうだったのですが,かなり親子連れのお客さんが多く,会場は満席でした(交流ホールについては,満席という概念がないのですが...どんどん補助椅子が増えて行きました)。

その理由は,(1)このシリーズの固定客が多い点,(2)価格が安い点に加え,「のだめ」効果もあったようです。企画を立てられたのは,ドラマが始まるかなり前でしたので,大野由加さんも当初はそれほど意識していなかったようですが,今回演奏されたプログラムの最初と最後に「のだめ」で使われていた曲が演奏されましたので,それを目当てに来られた方もいらっしゃったようです。

いずれにしても,8人の女性ピアニストによって,ピアノ・デュオの曲が6曲演奏されるというのは,非常に豪華な雰囲気がありました。モーツァルトの2台のピアノのためのソナタ(第1楽章の抜粋),モーツァルト(グリーグ編曲)によるK.545のソナタ(第1楽章),ミヨーのスカラムーシュ,チャイコフスキーのくるみ割り人形,ラフマニノフの組曲第2番のタランテラ,ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーという曲が演奏されたのですが,どの曲も大変聞き応えがありました。

今回は,登場したピアニストの数も多かったこともあり,ファッションショーを見るような趣きもありました。客席とステージとの距離が近い,交流ホールならではの楽しさでした。

今回のシリーズもまた,昨年度のショパン・シリーズに続き大盛況でしたが,来年度はまた新たなシリーズに期待したいと思います。



1141. 金沢大学フィル定期演奏会 管理人hs  2007/01/13 (土) 22:18
今日は,金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に出かけてきました。実は,私自身,OEK以外でいちばんよく聞いているオーケストラが金大フィルなのですが,今日の公演は,その歴史の中でも特に印象的な公演になったのではないでしょうか。

それは,会場が石川県立音楽堂だったこと。そして,サン=サーンスの「オルガン付き」交響曲が演奏されたの2点によります。金大フィルは数年前から音楽堂でも公演を行っていますが,私自身,このホールで金大フィルを聞くのは初めてのことでした。今回は,その機能を生かした素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

サン=サーンスは,何故か軽く見られる作曲家なのですが,今回パイプオルガンの真正面の席で,この曲を聞いて,なんと見事な曲だと感激しました。今回の指揮者は,新田ユリさんでしたが,とてもしなやかでスケールの大きな音楽を聞かせてくれました。

エンディングの部分などは,もっと大げさに演奏する演奏もありますが,今回は,非常にすっきりと音の美しさを感じさせてくれる演奏でした。2楽章も生で聞くとしっとりとした情感がホールに染み渡りました。おなじみの黒瀬恵さんのオルガンと合わせて,とても爽やかな「オルガン付き」を聞かせてくれました。

前半はシューベルトのロザムンデ序曲とフォーレの「マスクとベルガマスク」が演奏されました。こちらの方は,後半に比べると,ちょっと印象が薄くなったのですが,しっかりとした音楽を聞かせてくれました。

今回,予想以上に(?)大勢のお客さんが入っており,しかもサン=サーンスの後は大変盛大な拍手が続きました。やはり,音楽堂のオルガンの威力は素晴らしい,そして若い力も素晴らしいと実感した演奏会でした。



1138. Re: このHPは本当にすばらしい! 管理人hs  2007/01/12 (金) 00:56
福井県のOEKファンさま,はじめまして。
おほめ頂き,ありがとうございます。
> この掲示板、いつもROMしています。
> 本当にすばらしい掲示板です。HPも本当にすばらしいです。

皆様には,OEKを応援しようという気持ちを盛り上げる書き込みをたくさんお寄せ頂き,感謝しています。また,このホームページ自体,何よりもOEKの活動があって初めて成り立っているものですので,まず,OEKとその活動を支えていらっしゃる方々に感謝をしたいと思います。

演奏会というものは,その場限りで消えてしまうものなのですが,それを少しでも記録と記憶にとどめておきたいな,と思いながら作っています。好きなことについては,根気よくなれるものですが,気付いてみると我ながらものすごい量になってきたな,という気がしています。かなり暇がないとできない仕事なのですが,これからもできる限り充実させていきたいと思いますので,よろしくお願いします。

> 過去何度か井上さんの指揮するOEKを聴かせてもらいました。
> 本当に生き生きとした、すばらしい演奏ばかりでした。

どの曲からも音楽の楽しさが伝わってくるような指揮ぶりが,いつもとても素晴らしいですね。公式HPに掲載されている就任記者会見からも,「何かやってくれそう」というエネルギーが伝わってきます。井上さんは,音楽以外の芸術にも関心が高いようですが,私もOEKの活動を盛り上げるには,そういう視点が必要かなと思っていましたので,大いに期待したいと思います。

それでは,これからもよろしくお願いします。これからは福井での公演も多くなると良いですね。



1137. このHPは本当にすばらしい! 福井県のOEKファン  2007/01/11 (木) 20:55
この掲示板、いつもROMしています。
本当にすばらしい掲示板です。HPも本当にすばらしいです。
遅れましたが、井上道義さんのOEK監督就任、おめでとうございます。過去何度か井上さんの指揮するOEKを聴かせてもらいました。
本当に生き生きとした、すばらしい演奏ばかりでした。
きっとOEKは井上さんのもとで、すばらしいオーケストラに成長していくことでしょう。
天上の岩城さんは、本当に満足して井上OEKを見つめられることになるでしょう。
石川県発、世界の、日本のOEK、本当にすばらしいです。
これからも一生懸命応援します。がんばってください。



1136. Re: New Year Concert 2007 管理人hs  2007/01/11 (木) 19:52
かきもとさま
ニューイヤーコンサートの感想をありがとうございました。別途お送りいただいた感想をレビューの方に掲載させていただきました。

> 遠藤真理さんのチェロの若々しく豊かな音色にはすっかり魅了されました。ソプラノのジョアナ・ゲドミンタイテさんの歌うオペレッタアリアも技巧の素晴らしさと、安心して聴ける余裕のようなものを感じました。

今回のステージは若い女性奏者が2人登場したこともあり,とても華やかでしたね。今回の曲の中では,私は特に「ジャクリーヌの涙」が気に入りました。

> 本家ウィーンフィルのニューイヤーコンサートもリアルタイムでTVで鑑賞しましたが、
実は,私はウィーンフィルの方はあまりきちんと見ていないのですが,ホールの形からすると,音楽堂とムジークフェラインザールはちょっと似た感じかもしれないですね。新春の音楽堂の内部もなかなか華やかですので,OEKのニューイヤーコンサートのライブ配信などあれば面白いかもしれないですね(名古屋フィルのニューイヤーコンサートというのは放送されていますね)。

それでは,今年もよろしくお願いします。



1134. New Year Concert 2007 かきもと  2007/01/11 (木) 16:38
管理人様;
長らくリードオンリーでしたが、いつも的確なコンサートレビューを掲載いただき、それぞれの演奏会を思い出す上で大変ありがたく感謝しております。今年のOEKのニューイヤーコンサートは若く伸び盛りのアーティストたちのさっそうとした演奏が楽しめた、後味の爽やかな演奏会でしたね。
遠藤真理さんのチェロの若々しく豊かな音色にはすっかり魅了されました。ソプラノのジョアナ・ゲドミンタイテさんの歌うオペレッタアリアも技巧の素晴らしさと、安心して聴ける余裕のようなものを感じました。
本家ウィーンフィルのニューイヤーコンサートもリアルタイムでTVで鑑賞しましたが、それに比べても、J.シュトラウスも有名曲が多いことやソリストの華やかさも楽しめる上に、決定的に安価であることなどから、金沢の新春の風物詩OEK版ニューイヤーコンサートも決して遜色ない演奏会になってきているなと思いました。



1126. 井上新音楽監督誕生 讃 covariant  2007/01/11 (木) 02:35
<以下、一人のOEKファンの「思い込み」に偏りすぎる文章でありますが、ご容赦いただけますでしょうか?(笑)>

井上道義様
OEK音楽監督ご就任おめでとうございます。
そして、我々OEKファンとしては、
ようこそ委嘱をお受けいただき、ありがとうございます。

ここに来て、素晴らしい井上新監督とご縁があって、
私には、これからのOEKにますます明るい展望が見えてきたように思います。
何故なら、やっぱりどうしても、
井上さんは「音楽堂の怪人」になる方だと思えてしようがないからです。
音楽堂の主(ヌシ)となって、我々をアッと驚かせてくださるに違いない。

岩城宏之前監督と金沢との出会い、そしてOEKのここまでの成果が、
金沢の土壌とクラッシック音楽とが出会った結果の必然で、一つの宿命のように思われます。
それは勿論岩城前監督の、超人的なご努力の賜物なのですが、
今日の井上新監督就任式の報に接し、私はそのように確信しました。

どうぞこれからは、前監督の遺産を引き継いで、存分にご活躍・ご指導いただきますように。
ますますの発展を期待いたします。



1125. Re: OEK音楽監督に井上道義さんが就任 管理人hs  2007/01/10 (水) 22:34
> 本日1月10日に井上道義さんのOEKの音楽監督の委嘱状が手渡されました。

OEKの公式サイトの方にもニュースが紹介されていました。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/

こうやってみると,井上さんと谷本知事は,ご兄弟のようですね。思わず親近感(?)が沸いたのではないでしょうか?
#サイモン・ブレンディスさんやヴォーン・ヒューズさんも?

このニュースの写真を見ると,音楽堂コンサートホールで記者会見を行っているようですね。これもミッキーらしい登場の仕方かもしれません。ニュースを見逃したのが残念です。



1124. OEK音楽監督に井上道義さんが就任 管理人hs  2007/01/10 (水) 20:59
本日1月10日に井上道義さんのOEKの音楽監督の委嘱状が手渡されました。夕方のローカルニュースなどでは一斉に報道されたようです。実は映像のニュースの方は見ていないのですが,新風を巻き起こしてくれるような予感がありますね。

北陸朝日放送
http://www.hab.co.jp/headline/news0000057456.html
NHK金沢
http://www.nhk.or.jp/kanazawa/lnews/03.html
テレビ金沢
http://www.tvkanazawa.co.jp/ktknews/nw_detail.php?nw_id=2114
石川テレビ
http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=2228
北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070110002.htm



1120. OEKのニューイヤーコンサート 管理人hs  2007/01/09 (火) 23:00
今日の金沢の天気予報は雪...ということだったのですが,何故か全く降らず,OEKのニューイヤーコンサートに無事出掛けることができました。このニューイヤーコンサートですが,今年は昨年までのマイケル・ダウスさんの弾き振りではなく,ルドヴィーク・モルローさんの指揮による演奏会となりました。ニューイヤーコンサートで「指揮者あり」というのは,本当に久しぶりのことです。

モルローさんは,昨年末のカウント・ダウンコンサートに引き続いての登場になりますが,とても小回りの効いたキビキビとした音楽を聞かせてくれました。室内オーケストラによるワルツ,ポルカにぴったりでした。テンポの変化のキレも良く,「指揮者ありのシュトラウスも良いなぁ」と当たり前のことを改めて感じました。

後半では,ソプラノのジョアナ・ゲドミンタイテさんも登場し,喜歌劇「こうもり」の中のアリアを3曲聞かせてくれました。オペレッタにしては,少々硬い感じはしましたが,アデーレのアリアなどはとても瑞々しい歌でした。

前半には,チェロの遠藤真理さんが登場しました。遠藤さんはすでにOEKとCDを作っていますが,今日演奏された曲もそのCDに収録されている2曲でした。モルローさんの指揮同様,重苦しいところがなく,まとまりの良いノーブルな音色は,サン=サーンスにぴったりでした。技巧的な部分も大変冴えていました。オッフェンバックのジャクリーヌの涙を実演で聞くのは初めてでしたが,文字通り,聞き手の涙を誘うような素晴らしい曲であり,演奏でした。後半,ちょっとメロディが明るくなる部分でカンタさんとの重奏になるのですが,あまりの美しいハモリ具合に思わずグっと込み上げてきそうでした。

演奏会場の雰囲気も,例年どおり華やいでおり,今年もまた,OEKのニューイヤー・コンサートを十分楽しむことができました。会場のお客さんも,十分盛り沢山のプログラムを堪能できたのではないかと思います。



1119. Re: 新年おめでとうございます 管理人hs  2007/01/08 (月) 18:04
covariant様
新年おめでとうございます。明日はOEKのニューイヤーコンサートですね。このところ,マイケル・ダウスさんの弾き振りがすっかり恒例になっていましたので,「指揮者あり」というのがかえって新鮮でうすね。

>10日に予定されているという井上道義新音楽監督への委嘱状の交付が待ち遠しく

井上道義さんのコメントなども聞いてみたいですね。次号のカデンツァは井上さんの特集にして欲しいなと思います。

> また、この掲示板への書き込みも、もっと増えて、もっともっと気軽に書き込みできますように! 

また,新しいアイデアを考えて行きたいと思いますので,これからも一緒にOEKを応援していきましょう。今年もよろしくお願いします。



1115. 新年おめでとうございます covariant  2007/01/08 (月) 00:57
新年おめでとうございます。
正月はインターネットから遠ざかっていましたので、遅いご挨拶で失礼致します。

そして10日に予定されているという(OEK公式ホームページ News&Topics )井上道義新音楽監督への委嘱状の交付が待ち遠しく、早く「就任おめでとうございます。新体制に期待いたします。」と申し上げたいところです。

また、この掲示板への書き込みも、もっと増えて、もっともっと気軽に書き込みできますように! 何しろ少ないと、拙い文が目立って気になります(笑)

・・・と年頭のご挨拶。
管理人hs様、本年も素晴らしいこの応援ページを、どうぞよろしくお願いいたします。



1105. Re: 新年雑感 管理人hs  2007/01/06 (土) 13:19
めの・もっそ様
あけましておめでとうございます。

>結構クラシック音楽を意識させられた1年でしたね。
新譜CDなどの発売点数は少なくなってきているようですが,いろいろなところでクラシック音楽が浸透した1年でしたね。我が家でも「のだめ」効果で,モーツァルトの2台のピアノのためのソナタなど,比較的マイナーだった作品にも子供が関心を示すようになり(ベートーヴェンの7番などは鼻歌のように口ずさんでいます),TVの影響は大きいと実感しています。

>フィギュアスケートでも盛んにクラシックが使われるなど

こちらも本当に多いですね。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番やカルメンなどは定番のような感じで毎年のように使われてきましたが,荒川さんのトゥーランドット,村主さんのボレロ,安藤さんのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とシェエラザード,織田さんのセヴィリアの理髪師...これだけでコンサートができそうな感じです。私の密かな夢としては,「利家とまつ」のテーマで踊って欲しいのですが(2:30なのでそのまま使えます),誰かやりませんかねぇ。

>「のだめ」は今度TVアニメで再開のようですが、どうも石川TVでは、やってくれないようですね。

そのうち,別時間帯でも良いので,見てみたいものです。
 
>井上さんによって、OEKがどのように変わっていくのかを、聴きとりたいなと思っています。リクエストとしてはメンデルスゾーンやシューマンを挙げて置きます。

メンデルスゾーンは3,4番以外はあまり取り上げられませんが,初期の弦楽のための交響曲というのも意外に良い曲が沢山ありますね。私もシューマンを聞いてみたいと思います。2晩あれば全集になるので,期待したいと思います。

>下野さんのベートーヴェンや、金さんのブラームスは、何としても聴きたいと思っております。
私も金沢公演を期待したいと思います。金聖響さんですが,いろいろなところでテレビに登場するようになってきましたね。大晦日に放送していたフィギュアスケートの番組では,スケートリンクで生演奏をして,それに合わせて荒川さんが演技を見せてくれましたが,そのときの指揮が金さんでした。

新音楽監督の井上さんは,岩城さんにも劣らないアイデアマンですので,これまでにないような企画を期待したいですね。お得意のマーラー,ショスタコーヴィチを室内オーケストラで演奏するようなアイデアに期待したいと思います。



1103. 新年雑感 めの・もっそ  2007/01/06 (土) 12:08
 遅くなりましたが、新しい年おめでとうございます。
 昨年は岩城さんのご逝去後、OEKを聴く機会が殆ど見つからず、残念な年に終わりました。こちらのサイトでレビュー等を拝見させていただき、何とか不満を解消しています。

 しかし、ちまたでも、結構クラシック音楽を意識させられた1年でしたね。例の「のだめ」ドラマ化の効果、あるいは、フィギュアスケートでも盛んにクラシックが使われるなど、クラシックに無縁だった方にも、クラシックの面白さを知ってもらう、よいきっかけが多かったのではないでしょうか?

 ちなみに「のだめ」なんですが、連載開始まもなくから、偶然知っておりまして、ずっとコミックスを買いつづけて来た私としては、ドラマ化で急に人気が出たのは嬉しいわけですが、一方で、私だけ楽しんでいた秘密のものが、暴露されたようで、やや残念な気もしています(屈折してますね)

 「のだめ」は今度TVアニメで再開のようですが、どうも石川TVでは、やってくれないようですね。どうなんでしょうか。
 
 さて、今年ですが、できるだけホールに足を運びたいです。新しい常任井上さんによって、OEKがどのように変わっていくのかを、聴きとりたいなと思っています。リクエストとしてはメンデルスゾーンやシューマンを挙げて置きます。

 また当面予告されているプログラムでは、下野さんのベートーヴェンや、金さんのブラームスは、何としても聴きたいと思っております。金さんのブラームスは大阪ではチクスルになるようですが、金沢ではどうなのでしょうか?岩城さんのブラームスとの違いも気になるところなので、是非とも全曲演奏を当地でお願いしたいものです。



1092. Re^2: 上野で年越し 管理人hs  2007/01/04 (木) 00:28
みなさん,あけましておめでとうございます。
東京文化会館での年越しの演奏会についてレポートして頂きありがとうございます。岩城さん一人というのも凄いですが,9人の指揮者が登場する演奏会というのもとても贅沢ですね。

> > 井上さんの5番、ヴァレーズさんの8番も拍手、歓声の嵐でした。
>
> 井上さんの5番は、岩城さんの後を継いでOEKの監督
> をやっていただくことになった、まさに「運命」でしょう。

たしか,1年前のこの演奏会のキャッチコピーが,「もはや運命」というものでしたね。今回,OEKにとってもお馴染の指揮者がかなり登場されていたようですが,年齢順というのは結構,理に適った感じですね。



1089. Re: 上野で年越し 白山人  2007/01/03 (水) 00:47
> 井上さんの5番、ヴァレーズさんの8番も拍手、歓声の嵐でした。

井上さんの5番は、岩城さんの後を継いでOEKの監督
をやっていただくことになった、まさに「運命」でしょう。



1088. 上野で年越し いつもは見るだけ  2007/01/02 (火) 19:22
あけましておめでとうございます。
いつもは見るだけなのですが・・・

大晦日、東京上野の東京文化会館に行ってきました。
「岩城宏之 追悼コンサート
 ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2006」
に、行ってきました。

岩城さんへの黙祷の後、15時30分過ぎから休憩を挟みながら
1時頃まで演奏が続きました。
下野竜也さんから外山雄三さんまで年齢順?に登場した9名の指
揮者のみなさんも凄かった!
1番からブラボーの声、最後まで凄い盛り上がりでした。
井上さんの5番、ヴァレーズさんの8番も拍手、歓声の嵐でした。
オケのみなさんも凄かった!
そして開場を埋めたお客さんも凄かった!

音楽のことがよくわからない私には刺激的な年越しでした。



1087. Re: あけましておめでとうございます 白山人  2007/01/02 (火) 18:51
管理人様、明けましておめでとうございます。
HPの運営、本当にご苦労さまです。
今年もよろしくお願いいたします。
井上OEKのコンサート、早く聴きたいですね。
それからミッキーの愛称の由来なども教えてほ
しいと思っています。



1086. あけましておめでとうございます 管理人hs  2007/01/02 (火) 08:12
あけまして,おめでとうございます。

今年は井上道義さんがOEKの新音楽監督になられるということで,OEKにとっても新しいスタートの年となりそうです。皆さんと一緒にOEKを応援していきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。



1078. 2006年を振り返る 管理人hs  2006/12/31 (日) 14:28
今年も大晦日になりました。OEKfanの演奏会レビューには60件ぐらいの演奏会が掲載されていますが,私の方は1週間に1回ぐらいは演奏会に行ったような計算になります。というわけで,今年1年をいろいろな角度から振りかえってみましょう。

■岩城さん追悼
OEKにとっては,岩城宏之音楽監督の死が今年いちばんの出来事でした。第200回定期での車椅子での指揮が最後となりました。また,第199回定期でのブラームスは追悼盤として発売されました。

■OEK定期から
年末,OEKの新音楽監督に井上道義さんが内定しました。今年の後半に行われた井上道義さんとOEKとの共演は,来年以降に期待を抱かせてくれる公演でした。その他,プリンシパル・ゲスト・コンダクターに就任したドミトリー・キタエンコさんによる2日連続の公演,広上淳一さん指揮によるモーツァルトのグランパルティータ,延原武春さん指揮によるベートーヴェンの7番など,いろいろなアイデアの盛り込まれた公演を楽しむことができました。

■ファンタジー公演
ファンタジー公演では,シャンソン歌手のクミコさんとの共演がいちばん印象に残りました。

■音楽堂開館5周年
石川県立音楽堂も開館5周年となり,11月上旬に大阪センチュリー交響楽団とOEKとの合同公演が行われました。

■オペラ&能
OEKの活動以外では,いろいろと独奏的なオペラ公演を楽しむことができました。
バロックオペラ・音楽寓話劇「オルフェーオ」
親子で楽しむメルヘンオペラ「小さな魔笛」
いずれも地元の人たちとの連携企画という点が注目される点でした。その他,第197回定期では,OEKと金沢能楽会との共演が実現しました。これも新しい可能性を感じさせてくれる内容でした。

■企画
OEK以外の演奏会でえすが,金沢蓄音器館で行われている「弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅」が大変面白い企画でした。これはまだまだ(?)続きそうなので,今後に期待したいと思います。

21世紀美術館で行われた「レクチャーコンサート「ピアノの歴史探訪の旅」もクラヴィコードによる平均律なども充実した内容でした。交流ホールでのピアノシリーズも2年目ということですっかり定着した感じです。

■マーラーを3曲
今年の前半は,ロンドン交響楽団,チューリヒ・トーンハレ,金沢室内管弦楽団とマーラーの交響曲を3曲聞くことができました。私にとっては,大変貴重な経験をすることができました。

それでは,良いお年をお迎えください。



1077. 岩城宏之のしごと 管理人hs  2006/12/31 (日) 01:53
30日の午前中は,NHK-FMで「岩城宏之のしごと」と題して,岩城さんの業績を振り返る番組を放送していました。NHKの番組ということで,NHK交響楽団と共演をした演奏が中心でしたが,OEKとの演奏も一部放送されました。約2時間に渡っての特集番組ということで,中々充実した内容となっていました。

この放送を聴きながら,岩城さんの人生は,ドラマそのものだなぁ,とつくづく,思いました。

芸大時代のエピソードは,「のだめカンタービレ」に出てくる「R☆Sオーケストラ」のような話に出来そうです。その後の海外での活躍も「のだめ」のパリ編と似ている気がします。ベルリン・フィル,ウィーン・フィルでの活躍した後,大病に見舞われ,その後,活動の中心をOEKに移すという辺りもドラマ化できそうです。最晩年はベートーヴェンの交響曲の全曲を一晩で振るという「命がけの仕事」をした後,死の直前まで車椅子で指揮をされました。

というわけで,項目を書き並べただけで,ほぼプロットが出来てしまっている感じです。エピソードが多すぎて,どこをカットするかに迷うぐらいです。「のだめカンタービレ」によって,クラシック音楽がいろいろと話題になっている時期ですので,これに乗じてドラマ化してみるのも,”アイデアの人”だった岩城さんの追悼に相応しいのではないかと思いました。OEKの応援団には作家の方もいらっしゃいますが,どなたか挑戦しませんかねぇ。

「岩城さんのアイデア」といえば,ヤンキースの松井選手の応援歌ですが,いよいよ明日のカウントダウン・コンサートで公開されます。30日に既にレコーディングがされたようですが,これも楽しみです。私の方は明日のコンサートには出かけないのですが,行かれる方は是非お知らせください。きっと全国的なニュースになるのではないかと思います。



1075. Re^2: OEKの音楽監督に井上道義氏 管理人hs  2006/12/29 (金) 23:26
i3miuraさん,こんばんは。
> 遠い愛知の地からずっと気になっていたのですが、漸く決まりましたね。正直なところ予想通りミッキーだったと言う感じでしょうか。
そういえば,今年の7月頃,岩城さんの死後すぐに行われた名古屋のしらかわホールで行われた公演の指揮も井上道義さんでした。岩城さんと井上さんの芸風は全く違いますが,岩城さんがいちばん信頼していた指揮者だったのではないかと思います。

> それにしてもまだ内定だからなのか、OEKのHPはまだアナウンスがありませんね。県の方のHP? http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2006/12/post_13.html には出ていますが。
OEKのホームページは,いつの間にか↑のページに変わったようです。↓の方も残っているのですが,更新はされていないようです。
http://www.oek.jp/index1.html



1074. Re: OEKの音楽監督に井上道義氏 i3miura [URL]  2006/12/29 (金) 23:09
> 本日の北國新聞の記事によると,OEKの新音楽監督は井上道義さんに決まったようです。
>
遠い愛知の地からずっと気になっていたのですが、漸く決まりましたね。正直なところ予想通りミッキーだったと言う感じでしょうか。OEKとは浅からぬ縁ですし、彼のパフォーマンスやレパートリーなら今迄以上に引き立ててくれるものと思います。

それにしてもまだ内定だからなのか、OEKのHPはまだアナウンスがありませんね。県の方のHP? http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2006/12/post_13.html には出ていますが。
何はともあれ、良い人選だと思います。



1068. またまた失礼しました! 白山人  2006/12/28 (木) 08:02
結局ミッキーさんが正解だったようですね。
今日は御用納め、来年からは新監督の決まったOEKが、ますますレベルアップし、活躍されることをお祈りいたします。
天上から見ておられる岩城さんのためにも。



1067. 昔からミッキー レイトリー  2006/12/27 (水) 23:00
>。多分,本当にミッキー・マウスに関係があるのではないかと思います。

学生時代の話ですが 当時から忠さん、秋山先生とも彼をミッキーと呼んでいました。ご指導いただいている時は 団員は井上先生とお呼びしましたが、合宿でみんなで飲んだ時は 年が同じようなこともあり ミッキーと呼んでいました。でも 由来はミッキーマウスなどとは聞いたことがありません。単純に道義が言いづらかったからではないでしょうか。

本当かどうか 定かではありませんが 第三京浜で警察に捕まり ジェスチャーで ”日本語ワカラナイ・・”でクリアしたことがあるそうです。  いずれにせよ 明るく 気さくで まわりくどい言い方はしない方です。



1066. Re: 失礼しました! 管理人hs  2006/12/27 (水) 22:22
みなさん,こんばんは。OEKの定期公演をずっと聞いている人にとっては,井上さん指揮による,過去の数々の公演がよみがえりますね。

確か,井上道義さんが最初にOEKを指揮したのは,創設して間もない頃で,渡辺暁雄さんの代役だったと思います(岩城さんの師匠にあたる渡辺さん指揮のOEKも見たかったのですが,確かこの頃亡くなられたはずです)。

> 井上さんの愛称はミッキーさんじゃなくてミッチーさんでした。

この愛称は”ミッキー”で良いようです。井上さんが書いた,岩城さんを追悼する文章の中にも「ミッキー,指揮者で音楽会を聴きに来るのはオレと君ぐらいだなぁ...」と書いています。その由来については,是非,井上さんから教えてもらいたいと思います。多分,本当にミッキー・マウスに関係があるのではないかと思います。



1065. 失礼しました! 白山人  2006/12/27 (水) 22:10
井上さんの愛称はミッキーさんじゃなくてミッチーさんでした。
なぜかミッキーマウスのように楽しい人のイメージがあるものですから、間違えました。以後気をつけます。




1060. Re: ミッキーおめでとう! covariant  2006/12/27 (水) 00:09
> 私は何年か前の仮装パントマイムが忘れられません。

私も、井上道義さんといえば、あの仮装パントマイムが一番強烈に印象に残っています。「オペラ座の怪人」ならぬ「音楽堂の怪人」になられることが予感されるようで、ワクワクしてきます!



1059. Re: OEKの音楽監督に井上道義氏 レイトリー  2006/12/26 (火) 23:58
>岩城さんに比較すると,井上さんの知名度は少し低いかと思いますが,あの井上さんの指揮姿を見れば誰もがファンになると思います。

イヤー 先日の定演後 昔の仲間にひょっとしたらOEKの音楽監督にミッキーがなるぞ!と話していたら なっちゃいましたね・・。
若いころからの天衣無縫なところは、意外とOEKにはピッタリかも。忠さん(尾高忠明)とはちょっと違い 気軽で、スケールの大きさを感じます。
OEKの音のきれいさが今後 どのように発展していくか楽しみです。
これはきっと 最高の選択肢だと思います。  変におもい方を選択した場合 OEKがくすぶってしまうと私はおもっていました。  その意味で 最高のデシジョンだと 歓迎します。



1057. ミッキーおめでとう! 白山人  2006/12/26 (火) 12:20
そしてこれからよろしくお願いいたします。
実はいろいろなところで井上さんになるのでは、という
うわさが流れていました。
私は何年か前の仮装パントマイムが忘れられません。
井上さんならピッタリだと思います。
これからもすばらしく、楽しい公演をよろしく
お願いいたします。
早速ですが9日のニューイヤーコンサートで紹介など
あるのでしょうか? 



1055. OEKの音楽監督に井上道義氏 管理人hs  2006/12/26 (火) 07:21
本日の北國新聞の記事によると,OEKの新音楽監督は井上道義さんに決まったようです。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061226102.htm

この秋以降の活躍を見ると,OEKfanならば誰もが納得できるのではないかと思います。岩城さんに比較すると,井上さんの知名度は少し低いかと思いますが,あの井上さんの指揮姿を見れば誰もがファンになると思います。是非,多くの方に井上さん指揮OEKの公演に足を運んで欲しいと思います。

これで,音楽監督が井上さん,ゲストコンダクターがキタエンコさんに
なるわけですが,こうなってくると,ショスタコーヴィチを聞いてみたいですね。

それと,ミッキー就任記念のCDを期待したいと思います。



1054. Re^2: OEKのテレビ放送 管理人hs  2006/12/26 (火) 00:05
covariantさま
3回目の放送を見逃されて残念でしたね。HABによるOEKの放送もかなり頻繁に行われていますが,そろそろ総集編のような企画があっても良さそうですね。

> 井上道義さんの表情と指揮振りにも、管理人さんと同じことを思いました。ほんとに楽しい人ですね。

「森の歌」の途中で敬礼するような仕草で指揮されているのも映っていました。こういうのは,井上さんならではです。

> この演奏会のラフマニノフの第二ピアノ協奏曲独奏は、表情や音量の対比が浅く、奥行きに不足気味」であった

かなり大きな編成のオーケストラでしたので,ピアノの音が少し埋もれ気味だったかもしれません。それでも素晴らしい演奏だったと思います。放送では第2,3楽章のみしか放送されませんでしたが,是非,全曲を聴いてみたかったところです。

> ここに書くと余談になりますが、先日私も個人的な「忘年会」で、映画『武士の一分』を観ました。

私の方は,コンサート同様,外で映画を見るのが好きで,1ヶ月に1回ぐらいは映画館に行っています。

寅さん映画もかなり沢山見ているのですが,山田洋次監督の映画は落語のような語り口の巧さがあって,私は大好きです。この正月休みには,藤沢周平の短編などもできれば読んでみたいと思っています(寝てばかりかもしれませんが)。



1051. Re: OEKのテレビ放送 covariant  2006/12/25 (月) 00:57
> 12月18日から3回にわたり,北陸朝日放送で放送されていたOEKの演奏会のテレビ中継ですが,とても面白かったですね。

3回目もあったのですか?残念、見逃しました。
1回目も、放送の終わりかけに気づいて見、2回目は見逃さないように録画して全部見ました。
お蔭様で未だ見ぬ菊池洋子さんの演奏を間近に見ることができ、ほぼ予想通りの、躍動感あふれる演奏と
"Asian Beauty"な雰囲気(笑)に、納得しました。
井上道義さんの表情と指揮振りにも、管理人さんと同じことを思いました。ほんとに楽しい人ですね。

テレビでアリス=紗良・オットさんを見ることができなかった訳ですが、管理人さんがおっしゃるような演奏後の表情は、以前にも書かれていますので、私には想像できます。そこが、今の彼女の最も魅力的なところではないか、と私は思います。
この演奏会の「ラフマニノフの第二ピアノ協奏曲独奏は、表情や音量の対比が浅く、奥行きに不足気味」であった、との響敏也さんの評(新聞記事)も拝見しました。私はあの時、ピアノの音が小さくて聴き取れない、という受け取り方をしました。やはりラフマニノフの協奏曲あたりは、年配者の味付けされた演奏が効いてくるんだろうなあ、と再認識しました。

ここに書くと余談になりますが、先日私も個人的な「忘年会」で、映画『武士の一分』を観ました。
管理人さんが「日々のできごと」に書かれたとほとんど同じ感想を抱き、久しぶりに見た映画が、とてもいい作品だったことを喜びました。キムタクと壇れいさんの演技のうまいことにも、舌を巻きました。
アイドルのイメージを一新したSMAP出現の頃から、日本の若い才能は「新人類」です。音楽演奏家も然り、ですね。映画を観た直後に、「オーラの泉」で壇れいさんを見つけて、またびっくり。宝塚出身で、完全にオトコ性格とか(ご本人も認めていました)。改めて感動しました。



1050. OEKのテレビ放送 管理人hs  2006/12/23 (土) 16:14
12月18日から3回にわたり,北陸朝日放送で放送されていたOEKの演奏会のテレビ中継ですが,とても面白かったですね。

井上道義さんがOEKを指揮する姿をテレビで見るのは初めてのような気がするのですが,井上さんを背中からでなく,正面から見るとこういう表情をされていたのか,というのが大変よく分かりました。

今回は,バイバ・スクリッドさん,菊池洋子さん,アリス=紗良・オットさんという3人の若いソリストが登場したのですが,これも貴重な記録になるような気がしました。

特にアリス=紗良・オットさんの演奏後の表情などを見ると,視聴者の方にもその感動が移ってくるような気がしました。

それにしても「森の歌」の時は大人数でした。画面中人だらけという感じでした。



1041. クリスマス・メサイア公演 管理人hs  2006/12/20 (水) 23:27
今日はOEKと北陸聖歌合唱団によるクリスマス・メサイア公演に出かけてきました。この合唱団は半世紀以上に渡って,メサイアばかりを歌っている合唱団ですが,私の方もこの5年ぐらい毎回聞きに行っています。

このコンサートは日曜・祝日の午後に行われることが多かったのですが,今回は平日の夜ということで終演が遅くなってしまったのですが,例年通りの「正しいクリスマス気分」を味わうことができました。

今回は何と言っても指揮に延原武春さんを招いた点がいちばんの聞き所でした。延原さんは10月のOEKの定期公演に登場されたばかりですが,今回のメサイアの演奏も”さすがバロック音楽の専門家だ”と思わせる味わい深い演奏でした。

特に古楽器風にこだわった演奏ではないのですが,きりっとしたフレージングとか,過度にドラマティックに盛り上げない感じなど,「大人のメサイア」という印象を持ちました。独唱曲などは比較的早いテンポだったのですが,最後のアーメン・コーラスをはじめ,合唱曲は大変しっとりと演奏されていたのが印象的でした。

合唱団の歌声は,透明で切れ味鋭いという感じではないのですが,延原さんの指揮のしみじみとした気分に相応しい暖かさを感じさせてくれるものでした。独唱の4人の方も昨年と同じ方々で,まさにしっくりと来るような演奏となっていました。第3部に出てくるOEKの藤井さんによるトランペット・ソロもとてもまろやかな音で,全体の雰囲気にぴったりでした。

OEKエンジェルコーラス,北陸学院聖歌隊によるお馴染のクリスマス・ソングと合わせ,例年にも増してじっくりとクリスマス気分を味わえた演奏会でした。



1004. Re^2: 今さらですが 管理人hs  2006/12/14 (木) 00:05
mayumiさん,レイトリーさん,こんばんは。
ブーニンさんの登場した定期公演のことですが,前半の最後,モーツァルトのピアノ協奏曲の後のアンコールでピヒラーさんがステージ上で聞いていらっしゃったのは覚えているのですが,その前にも聞いていらっしゃったんですね。

これは,12月11日の定期公演の時のパンフレットに書いてあったのですが,後半のシューベルトの交響曲第6番の時は,ブーニンさんの方が客席でこの曲を鑑賞されていたとのことです。

というわけで,お二人ともお互いの演奏についての関心が大変高かったようです。



1003. Re: 今さらですが レイトリー  2006/12/13 (水) 23:18
> 今頃になってですが、

います! います!  なんか 変でしたよね・・・
結局 なーんにも おこらなかった。
なんなんでしょう?

単純に ピヒラーさん ブーニンのピアノが聴きたかっただけ?
それとも ブーニンさんのステージを盛り上げたかった?



999. 今さらですが mayumi  2006/12/13 (水) 17:19
今頃になってですが、ブーニンさんの定期の時に、パイプオルガンの側でそっとピヒラーさんと思われる方が演奏を聞いているのが見えました。私は(悪い意味でなく)やたら気になってしまったのですが、他に気のつかれた方はいらっしゃったのでしょうか?



989. 永六輔さん+OEK 管理人hs  2006/12/11 (月) 22:41
今日はOEKのファンタジー公演に出かけてきました。今回のゲストは永六輔さんで,日本の明治以降の名曲の歴史をたどるような構成となっていました。

永さんは,演奏される曲ごとに,その曲にまつわる面白い話をされていましたが,今回はプレトークも担当していましたので,本当に沢山のトークをされました。永さんは,ベストセラーになった「大往生」をはじめ,人がしゃべった言葉を書き抜いたような本をよく出されていますが,どのトークも面白さのエッセンスを集めたようなものばかりで,今回のトークを集めれば,ちょっとした音楽エッセー集になるのではないかと思うくらいでした。

今回は,唱歌から始まり,滝廉太郎,山田耕筰の歌曲,戦後のラジオを通じて流行った曲と続き,最後は永さんの詞による「見上げてごらん夜の星を」で締める構成になっていました。どの歌も日本の歌のスタンダードばかりでしたが,今回登場したテノールの五郎部さんの歌がまた素晴らしいものでした。

実は,今回,この五郎部さんの声を聞くのも楽しみの一つだったのですが,本当に軽やかな声でした。あまり律儀に歌うと,「教科書のようだ」と半分揶揄されるように言われることがありますが,今の時代,こういう律儀で折り目正しい歌こそ,もっと聞かれるべきだと思います。聞いていて惚れ惚れとするような爽やかな歌でした。その他,大阪音楽大学のメンバーによる8人編成の合唱も加わり,じっくりと日本の歌曲を楽しむことができました。

最後は,すべての世代に渡って親しまれている歌謡曲史に残るあの名曲(作詞:永六輔,作曲:中村八大,歌:坂本九といえば...)を皆で歌ってお開きとなりました。永さん以外はみんな,亡くなられてしまったのは,とても寂しいのですが,逆に音楽はいつまでも生き残ることを証明しているように感じました。

1年前の12月のファンタジー公演は,岩城さんとジュディ・オングさんの共演だったこと思い出したのですが,岩城さんと永さんの共演も一度見てみたかったな,ふと思いました。



983. Re: 初めまして と お願い おにま [URL]  2006/12/10 (日) 22:52
管理人hs様

まずはリンク承諾、ありがとうございます。

> 黒柳さんは,OEKの応援団の一人です。そのうち,OEKとクミコさんと黒柳さんのジョイントコンサートなどというのも実現すれば面白そうです。

ほんとうに、実現したら面白いでしょうね。
OEKの応援団といえば、たしか永六輔さんも...
永さんは若い頃のクミコさんを引き立てて応援してくれた人でもあります。
かって「高橋久美子」から「高橋クミコ」に改名したのは永さんの進言によるものでした。

「徹子の部屋」放送30周年記念コンサートにはよくぞ選ばれたと思います。
他のゲストは有名人ですし番組にも複数回出ている人たちです。
それに対して、実力はあってもクミコさんが出たのは1回だけですから。



978. 演奏会のハシゴ,それにしてもオルフェオは素晴らしかった 管理人hs  2006/12/09 (土) 22:30
今日は日中は音楽堂のコンサートホール,夕方からは邦楽ホールということで,演奏会を”ハシゴ”してしまいました。これまで,音楽堂→厚生年金会館というハシゴはしたことはあるのですが,音楽堂の中でのハシゴは初めてかもしれません。

日中はフォレスティエさん指揮のPFUクリスマス・チェリティ・コンサートに行ってきました。この演奏会は,我が家の子供と一緒に聞いたのですが,一ひねりある各種フランス音楽を十分楽しんでいたようです。ミヨーの打楽器のための小協奏曲で,ティンパニがステージ前面に出てくると,「マスミちゃん(のだめカンタービレの中の登場人物)みたいな人が出てくるのかな」などと面白がっていました。

夜は邦楽ホールで行われたモンテヴェルディの「オルフェオ」の公演を見て来ました。これは本当に素晴らしい舞台でした。歌舞伎以外で,邦楽ホールの機能をこれだけうまく使った公演というのは,ないのではないかと思います。

馴染みの薄いバロック・オペラだったのですが,太郎田さんの見事なナレーションでストーリーのあらすじが巧く説明されていたこともあり,すっきりと音楽が耳に入ってきました。

それと何よりも牧野正人さんのオルフェオが見事でした。邦楽ホールのような小さいホールで聞くとその声の圧倒的な存在感が強く伝わってきました。

邦楽ホールの回転舞台,花道,スッポン...といった機能をじっくりと見たのは今回が初めてだったのですが,「これは十分,オペラ用に使える」と実感しました。ステージの奥行きもかなりあるので,これからも小規模編成の伴奏によるオペラ公演の企画を観てみたいと思いました。

地元の合唱,バレエ,子供たちも沢山しており(なんと音楽堂の山腰館長も登場!),地域発のオペラの場としても有効に使えるのではないかと思いました。次作に期待したいと思います。



977. Re: 初めまして と お願い 管理人hs  2006/12/09 (土) 22:14
おにま様
はじめまして。10月30日のクミコさんとOEKのコンサートはとても素晴らしかったですね。リンクの方も張って頂いても結構です。

> フルオーケストラとの共演なので心配したのですが、渡辺俊幸さんの編曲が素晴らしくクミコさんの唄を引き立ててくれました。

渡辺さんとクミコさんは,同じ世代ということもあり,とても良い雰囲気でしたね。また,共演して欲しいと思います。

> ◆それから、昨夜『「徹子の部屋」放送30周年記念コンサート』が渋谷・Bunkamuraオーチャードホールでありました。

黒柳さんは,OEKの応援団の一人です。そのうち,OEKとクミコさんと黒柳さんのジョイントコンサートなどというのも実現すれば面白そうです。

> 来年2月にテレビ朝日系列で放映されるとのことですので、お楽しみに。
豪華ゲストですので,是非見てみたいと思います。
それでは,これからもよろしくお願いします。



973. 初めまして と お願い おにま [URL]  2006/12/09 (土) 14:10
◆10月30日にOEKと共演したクミコさんのファンサイト「クミコ音楽酔星」を作っている者です。
管理人さんの演奏会レビューを読ませていただきました。とても詳しく書かれていますね。ありがとうございます。
打ち解けたトークも含めて、私も堪能しました。とっても素晴らしい一夜で、東京から聴きに行った甲斐がありました。
フルオーケストラとの共演なので心配したのですが、渡辺俊幸さんの編曲が素晴らしくクミコさんの唄を引き立ててくれました。

一つお願いがあります。
管理人さんの演奏会レビューを私のサイトのリンク集に掲載させていただきたいのです。
というか、先ほど掲載してしまったのですが、まずければおっしゃってください、削除しますので。

◆それから、昨夜『「徹子の部屋」放送30周年記念コンサート』が渋谷・Bunkamuraオーチャードホールでありました。
出演者が2〜3曲ずつ唄ったり演奏した後、番組同様に徹子さんとトークをするというもので、ゲストは南こうせつ、クミコ、中村紘子、さだまさし、中尾ミエ、島田祐子(出演順)の6名でした。
徹子さんの人柄を反映して、実に和気藹々、時に抱腹絶倒のコンサートでした。
19時に始まり、途中20分の休憩をはさんで、終わったのはなんと22時22分でした。
来年2月にテレビ朝日系列で放映されるとのことですので、お楽しみに。

クミコ音楽酔星
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/msuisei/kumiko/



953. Re: 初めまして 管理人hs  2006/12/05 (火) 23:28
さださん,はじめまして。
ご丁寧にご連絡頂きありがとうございます。曲目解説の方は,いろいろなものから寄せ集めて,私の主観を入れて書いたものですので,間違ったことを書いているかもしれませんが,どうぞご利用になってください。

OEKは5年ほど前に小松亮太さんといっしょにこの曲を演奏したことはありますが,また聞いてみたくなりました。機会がありましたら,OEKも聞いてみて下さい。



952. 初めまして さだ  2006/12/05 (火) 22:06
突然の書き込み、申し訳ございません。
私は、高校でマンドリンをしているものです。

この度は、今回の定期演奏会でピアソラのアディオスノニーノを演奏する事になりまして、曲目解説を探していたところ、こちらのページに辿り着きました。そして、曲目解説を読ませて頂いた上で、こちらの曲目解説を一部使わせていただきたく思い、こちらに書き込ませていただきました。突然で本当に申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いします。




951. 弦楽四重奏でめぐるモーツアルトの旅(4) 管理人hs  2006/12/05 (火) 22:01
金沢蓄音器館でシリーズで行われている「弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅の第4回が行われたので出かけてきました。このシリーズが行われるのは8月末以来ということで,ずいぶん間が空きましたが,12月5日はモーツァルトの命日ということで,満を持しての開催となります。

今回演奏されたのは,10〜12番というウィーン四重奏曲の中の3曲でした。弦楽四重奏曲のバイブルと言える「ハイドン・セット」に入る前の曲ということで,一種,中だるみ的な側面もありましたが,それもまたシリーズものの楽しみです。いつもどおり大村俊介さんの味のあるトークとともに,滅多に聞けない作品を楽しむことができました。

今回演奏された3曲の中では,やはり最後に演奏された12番がいちばん聞き応えがありました。フィガロの結婚の中の伯爵夫人のアリアを思わせる第2楽章や,ピツィカート版とそうでない版のある第3楽想(この楽章はアンコールで再度演奏されました)など,このシリーズならではの演奏を楽しむことができました。

次回は来年の2月とのことですが,いよいよ後半に入ってきます。これからもじっくりと楽しんで行きたいと思います。