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アジア音楽祭かなざわ2008:日本の響き・アジアの響き:
未来を担う響き Part2韓国
2008/11/03 石川県立音楽堂交流ホール
1)サラサーテ/ナバーラ
2)ブラームス/ハンガリー舞曲第5番
3)マスネ/タイスの瞑想曲
4)朝鮮民謡/アリラン
5)サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン
6)ユ・ヘジュン,オ・ソクジョン/ドラマ「冬のソナタ」〜最初から今まで
●演奏
ユジン・ジャン*1-5,ジユン・キム*1-3,5-6(ヴァイオリン)
ジェウォン・ホ*1-6(ピアノ)
Review by 管理人hs  
前日コンサートホールで行われた「未来を担う響き Part1」に続いて,交流ホールで行われたPart2の方も聞いてきました。ただし,演奏された曲はPart1で韓国の奏者たちが演奏した曲と曲順も含め全く同じものでした。演奏自体は非常に素晴らしく,演奏を間近で見られて良かったのですが,やはり,全く同じというのは少々不親切だと感じました。Part2というからには,ある程度別の内容にして欲しかったと思います(同じ内容だと分かっていれば,多分チケットは購入しなかったと思います)。

今回聞いていて面白かったのは,コンサートホールで聞く方がやはり音がきれいに聞こえるという点でした。反面,交流ホールの方は,演奏者の表情がはっきりと見えて,音のダイレクトな迫力を味わえます。それと,ユジン・ジャンさんとジユン・キムさんのドレスの色が微妙に違っていることが分かりました。

そう考えると,同じ内容でも問題はないのかもしれませんね。

「日本の情緒〜歌」のステージです。直江学美さん,稲垣絢子さん(歌),加藤純子さん(ピアノ),加賀山紋さん(胡弓),藤舎真衣(横笛)が出演されていました。」

※稲垣さんは,先日見た映画「しあわせのかおり」で,役者兼歌手として登場されていました。

交流ホールのステージです。スクリーンには韓国のドラマの宣伝が延々と流れていました。

(2008/11/05)

音楽堂周辺の光景

芝原中学校の太鼓です


台湾のビーフンスープに長い列が出来ていました。


音楽堂の外観