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オーケストラ・アンサンブル金沢 第358回定期公演M
2014年11月2日(日)14:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール

1)ヴォーン・ウィリアムズ/ロマンス「揚げひばり」
2)ハイドン/交響曲第96番ニ長調 Hob.I-96「奇跡」
3)モーツァルト/交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
4)(アンコール)モーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調 K.136〜第3楽章
●演奏
サー・ネヴィル・マリナー指揮オーケストラ・アンサンブル金沢(コンサートミストレス:アビゲイル・ヤング)
アビゲイル・ヤング(ヴァイオリン*1)


Review by 管理人hs  

10月30日のフィルハーモニー定期に続いて,ネヴィル・マリナーさんがオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の定期公演マイスターシリーズに登場しました。この公演も何としても聞きたかったのですが,どうしても東京に行く用事が出来てしまい,代わりに私の母に行ってもらうことにしました。感想を尋ねてみたところ,次のようなことを言っていました。「記録」の意味も含めてご紹介しましょう。

  • プレコンサートはチェロ4人。プレコンサートなのにアンコールまで演奏してくれた。
  • 揚げひばりは,水を打ったような静かな中,ヤングさんの高い音がとてもきれいやったわぁ。フルート(工藤重典さんですね)の音が際立ってきれいやったねぇ。
  • ハイドンもよかったけど,やっぱり「ジュピター」が良かった。軽やかやった。そういえば,葉加瀬太郎が「ハイドンが大好き」と言っとった(直接,葉加瀬さんに会ったわけではく,テレビ番組でしゃべっていたのですが。)。
  • 帰りのバスの中で,もらったチケットで行ってきたんや,と大きな声でしゃべっとる人がおった(うちの母もほぼ同じようなものですね。チケットは天下の回りものという感じですね)。

演奏会の前日,私の方から「もしもサイン会をやっていたら,このCDにサインをもらってくれないか」と頼んでおいたのですが,うまくもらって来てくれました。



今回,「揚げひばり」を演奏するということで,是非,このCD(ARGOレーベル。今はあるのでしょうか?)にもらいたいと思っていました。このCDは,かなり以前に知人からもらったものなのですが,価値がかなり上がったかもしれません。ヴァイオリンは,アイオナ・ブラウンです。こちらも女性奏者ということで,ヤングさんと共通する部分がありそうですね。

(2014/11/29)