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5月2日(土) 吹奏楽の日 大型連休後半初日の5月2日は,ラ・フォル・ジュルネ金沢恒例の「吹奏楽の日」でした。石川県立音楽堂の方は「パイプ・オルガン三昧」ということで,実は,今日がいちばん金沢らしい一日だったのかもしれません。 ■吹奏楽の日 10:00〜16:00 しいのき迎賓館 石の広場 私は,家族と一緒にしいのき迎賓館裏に出かけ,朝10:00過ぎから16:30頃までしっかりと吹奏楽を楽しんできました。この公演の時は,好天になることが多いのですが,今年は特に好天で,雲が全くない快晴でした。風もそれほど強くなく,外で過ごすにはとても気持ちが良かったのですが,ずっと外にいるとかなり熱く,ほぼ半日外に居たのですっかり日焼けしてしまいました。 この日は,次の順に登場しました。 遊学館高等学校 金沢市立工業高等学校 小松市立高等学校 富山県立高岡商業高等学校 福井工業大学附属福井高等学校 (休憩) NOTOマーチングバンド 石川県立金沢桜丘高等学校 石川県立小松明峰高等学校 石川県立小松高等学校 長野県長野東高等学校 金沢大学 石川県内の高校吹奏楽部は,石川県吹奏楽コンクールでの金賞入賞高が勢揃い。それに,長野,富山,福井の高校,金沢大学,そして,常連のNOTOマーチングバンドが加わり,選曲を含め,各学校の個性を楽しめました。今回のプログラムは,テーマが「世界のマーチ」となっており,各団体ごとに国を決めて,その国に関する行進曲を中心にプログラムを考えていました。ただし,律義に行進曲を揃えてくる団体,得意の定番曲を持ってくる団体,クラシック系,吹奏楽オリジナル曲...など多彩なプログラムを楽しめました。 それと今回の目玉はエリック・ミヤシロさんでした。高岡商,福井,小松の出番の時に登場し,見事なハイトーンを聞かせてくれました。特に,おなじみ「スタートレック」のテーマ(これは「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマとして有名ですね)は見事に雰囲気にはまっていました。 各団体の演奏では,午後から登場した小松高校のステージが特に印象に残りました。何よりもステージに乗っているメンバー数が多く,特に聞きごたえがありました。スーザ・メドレーでは,「きっと最後は「星条旗よ永遠なれ」だろう」と思って聞いていたのですが,編曲がなかなか凝っていて,通常ピッコロが独奏する見せ場で,何とテューバがソロを取っていました。吹奏楽の演奏会では,ソロを取った奏者が前に出てくるのが「おきまり」ですが,テューバ3人が登場したのには,「一本取られた!」と思いました(ただし,その後,オリジナルどおりピッコロも登場していました)。 そして,この「吹奏楽の日」公演には欠かせない,小松明峰高校の「風になりたい〜宝島」メドレーも楽しめました。毎年のように聞いているのですが,すっかりお家芸のようになっており,お客さんを巻き込んでの見事なショーになっていました。 「宝島」は,この日の最後の最後に,金沢大学吹奏楽団も演奏したのですが,こちらの方はきっちりとオリジナルの形で演奏していました。これも大変清々しかったですね。 10:00〜16:00過ぎまで野外にいたので,すっかり日焼けしてしまいました。連休で帰省してきた子どもと聞いていたのですが,あれこれと突っ込みを入れながら聞くのも楽しいものでした。 ↑広坂通りにある人気の店からこんなものを買ってきてくれました。ドロドロになりながら食べました。 ラ・フォル・ジュルネ金沢の吹奏楽公演は,明日も石川県立音楽堂周辺で行われますが,街全体を巻き込むには無くてはならないものですね。明日からは石川県立音楽堂での本公演を中心に楽しんでいきたいと思います。 |