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ク ラシック音楽のコンサートの楽しみ方
このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。 OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
2024年4月の演奏会
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■2024年4月29日(月)13:45~石川県立音楽堂 コンサートホール
ガルガンチュア音楽祭2024「大西洋をわたる風:イギリス,アメリカの音楽」
【C03】オープニングコンサート
出演者:広上淳一,天沼裕子(指揮),ロディ・マクドナルド(バグパイプ),CHIKO,由水南,飯田洋平(ヴォーカル),ダスドライブ・ゼロ Unit(コンテンポラリーダンス),ガルガン・アンサンブル(共演)
昨年まで「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭」として行われていた春の音楽祭が、今年からは「ガルガンチュア音楽祭」として新装スタートします。基本的な枠組みに大きな変更はありませんが、演奏される曲目はクラシック音楽に限らず、より幅広いジャンルの曲が取り上げられるようになります。元々テーマが「英国とアメリカ」だったので、必然的に映画音楽やミュージカルの中の曲が多くなるのですが、1970年でも半世紀以上前となってしまった現在、クラシック音楽以外でもずっと聴き継がれている曲については、古典と読んでも良いのではと思います。能登半島地震復興支援も兼ねた音楽祭ということで、元気の出る音楽祭になって欲しいですね。オープニングコンサートもそのエッセンスのような曲が並んでいますね。
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
ロイド・ウェバー:「オペラ座の怪人」より 夜の音楽
ホーナー:「タイタニック」より マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より
アンダーソン:ブルータンゴ ほか
https://www.oek.jp/event/5836-2
■2024年4月29日(月)~5月5日(月)
ガルガンチュア音楽祭2024「大西洋をわたる風:イギリス,アメリカの音楽」
昨年まで「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭」として行われていた春の音楽祭が、今年からは「ガルガンチュア音楽祭」として新装スタートします。基本的な枠組みに大きな変更はありませんが、演奏される曲目はクラシック音楽に限らず、より幅広いジャンルの曲が取り上げられるようになります。元々テーマが「英国とアメリカ」だったので、必然的に映画音楽やミュージカルの中の曲が多くなるのですが、1970年でも半世紀以上前となってしまった現在、クラシック音楽以外でもずっと聴き継がれている曲については、古典と読んでも良いのではと思います。能登半島地震復興支援も兼ねた音楽祭ということで、元気の出る音楽祭になって欲しいですね。
https://www.gargan.jp/
2024年05月06日(月)15:00~ 軽井沢大賀ホール
軽井沢大賀ホール2024春の音楽祭
出演者:沼尻竜典(指揮),戸田弥生(ヴァイオリン)
毎年,ガル祭とともに,春の大型連休中の恒例公演となっているのが,軽井沢大賀ホールでの春の音楽祭です。北陸新幹線が金沢まで開通後は,すっかりOEKの出演が定着しているようです。今年の3月,北陸新幹線は福井県の敦賀まで延伸しましたが,それと関連があるのかどうか,今年は福井県出身のヴァイオリニスト,戸田弥生さんとの共演です。OEKにとって,ブラームスのヴァイオリン協奏曲は比較的演奏する機会の少ない曲。戸田さんは堂々とした音楽を作る方なので充実感の演奏を期待できそうです。
ちなみに前日の5月5日,OEKは21:00頃までガル祭の最終公演に出演しているはずなので,かなりのハードスケジュールになります。指揮者の方も前日から引き続いて沼尻竜典さん。春のお祭りのハシゴに相応しい,ベートーヴェンの8番を期待したいですね。
モーツァルト/交響曲第32番ト長調, K.318
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調,op.77
ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調, op.93
https://www.oek.jp/event/5821
2024年05月19日(日)15:00~ 石川県立音楽堂 コンサートホール
第22回北陸新人登竜門コンサート〈ピアノ部門〉
出演者:松井慶太(指揮者),森愛竜,矢賀部光夏多,平野未紗,白澤あまね(ピアノ)
5月恒例の北陸新人登竜門コンサート,今年はピアノ部門です。昨年のこの公演は,広上淳一さんが指揮者として登場し,多数の若手歌手たちとのガラコンサートのようになりましたが,今年もロマン派のピアノ協奏曲4曲を一気に聴く重量感のあるプログラムです。演奏される曲も,従来この登竜門コンサートでは演奏されてこなかった曲も含まれており,「ピアノ協奏曲の饗宴」といった内容になります。
出演者の4人は福井県出身1,石川県出身2,富山県出身1。石川県立音楽堂/OEK情報誌「CADENZA」に4人の出場者のインタビュー記事が掲載されていますが,皆さんこの演奏会に出演することに子供の頃から憧れていたといったことを書かれています。このコンサートが根付いてきていることが嬉しいですね。
リスト/ピアノ協奏曲第1番変ホ長調, S.124(森)
シューマン/ピアノ協奏曲イ短調,op.54(矢賀部)
サン=サーンス/ピアノ協奏曲第2番ト短調, op.22(平野)
グリーグ/ピアノ協奏曲イ短調, op.16(白澤)
https://www.oek.jp/event/5888-2
オーケストラ・アンサンブル金沢第480回定期公演マイスター・シリーズ
2024年05月25日(土)14:00~ 石川県立音楽堂 コンサートホール
出演者:鈴木雅明(指揮),安川みく(ソプラノ),加耒徹(バリトン)
5月の上旬はガル祭が行われますので,定期公演の方はこの1回です。指揮者として登場するのは鈴木雅明さんです。何より驚くのは今回演奏する曲目です。鈴木さんと言えば,バッハの音楽を中心とした古楽のオーソリティといったイメージがあるのですが,後期ロマン派のツェムリンスキーの叙情交響曲というOEKがこれまで取り上げたことのなかった作品を取り上げます。通常の大編成版ではなく,OEKのサイズにあった室内楽オーケストラ版というのも注目です。女声と男声の歌手が1名ずつソリストで登場する点では,マーラーの「大地の歌」に通じる要素もありそうです。
もともとバロック音楽を中心に取り上げていた指揮者が近現代の曲にまでレパートリーを広げている点では,マルク・ミンコフスキさんも同様ですね。この公演の前半では,鈴木さんのセレクションによるブラームスのハンガリー舞曲集が演奏されますが,以前,ミンコフスキさんがドヴォルザークのスラヴ舞曲集を取り上げていたことを思い出しました。
というわけで,この公演は鈴木雅明さんの好みに徹底的にお付き合いするような,何が出てくるか分からない内容に期待したいと思います。
ブラームス/ハンガリー舞曲集〈鈴木雅明セレクション〉
ツェムリンスキー(ハイニッシュ編)/抒情交響曲(室内オーケストラ版)
https://www.oek.jp/event/5284-2
LINK
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2001 年9月6日開設