OEKfan   オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ  管理人:金沢市在住hs(C)

このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。 OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
2021年9-10月の演奏会 backnumber

■2021年09月19日(日) 14:00~ 石川県立音楽堂 コンサートホール
第445回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
指揮:川瀬賢太郎,ピアノ:菊池洋子


2021/2022のOEK定期公演シリーズは,川瀬賢太郎さん指揮によるフィルハーモニーシリーズで始まります。テーマは,メンデルスゾーン、シューマン、ショパンという同年代生まれの作曲家の音楽。初期ロマン派の音楽は,編成的にもOEKが頻繁に取り上げてきたレパートリーですが,川瀬さんがどういう解釈を聞かせてくれるのか大変楽しみです。

曲目としては,最後に演奏される,シューマン作曲の「序曲,スケルツォとフィナーレ」が注目です。3つの「名前」を組み合わせただけのタイトルというのも変わっていますが,「実は交響曲」とも言われている作品です。この日演奏される,シューマンのピアノ協奏曲も,元々幻想曲として作った第1楽章に後半の楽章を追加して作った曲ということで,雰囲気としては似たところがあるのかもしれません。川瀬さん指揮による過去のOEK定期公演での選曲を見ていると,「演奏される機会の少ない曲の発掘」に力を入れていることは明らかです。今回もまた,隠れた名曲を再認識させてくれることを期待したいと思います。

独奏者として登場するのは,菊池洋子さんです。菊池さんは,元々,2020年7月の定期公演で川瀬賢太郎さんと共演予定でしたので,1年以上待っての登場ということになります。その時はモーツァルトを演奏予定でしたが,今回取り上げるのはシューマンとショパン。OEKとモーツァルトを中心に共演してきた菊池さんがどういう演奏を聞かせてくれるのか楽しみです。

  • メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネの物語」, op.32
  • シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調, op.54
  • ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ, op.22
  • シューマン/序曲、スケルツォとフィナーレ, op.52

https://www.oek.jp/event/3875-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=3875

その他,川瀬さん指揮で以下のとおり全国各地でツアーを行います。独奏者はピアノの菊池洋子さん,ヴァイオリンの服部百音さんです。

2021年09月20日(月) 15:00~ 高岡特別公演 富山県高岡文化ホール
2021年09月22日(水) 19:00~ 第45回名古屋定期公演 三井住友海上しらかわホール
2021年09月23日(木) 14:00~ 大阪定期公演 ザ・シンフォニーホール

  • メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネの物語」op.32
  • メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調,op.64(ヴァイオリン:服部百音)
  • モーツァルト/交響曲第41番ハ長調, K. 551「ジュピター」

https://www.oek.jp/event/4128-2
https://www.oek.jp/event/4074
https://www.oek.jp/event/4068-2

2021年09月24日(金) 18:30~ 津山公演 津山文化センター 大ホール
2021年09月25日(土) 15:00~ 日南町公演 日南町総合文化センター

  • メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネの物語」op.32
  • シューマン/序曲、スケルツォとフィナーレ, op.52
  • イベール/モーツァルトへのオマージュ
  • モーツァルト/交響曲第41番ハ長調, K. 551「ジュピター」

https://www.oek.jp/event/4147-2
https://www.oek.jp/event/4148-2

2021年09月26日(日) 14:00~ 松江公演 松江市総合文化センター プラバホール

  • メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネの物語」op.32
  • モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番二短調, K. 466(ピアノ:菊池洋子)
  • モーツァルト/交響曲第41番ハ長調, K.551「ジュピター」

https://www.oek.jp/event/3833-2



■2021年10月2日(土) 14:00~石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢第446回定期公演マイスター・シリーズ
指揮:ユベール・スダーン,バセット・クラリネット:吉田誠

10月の定期公演には,OEK首席客演指揮者のユベール・スダーンが本当に久しぶりに登場します。2020年1月のニューイヤーコンサート以来ですので1年半ぶりということになります。演奏曲目はハイドンの交響曲第96番「奇跡」、モーツァルトのクラリネット協奏曲、シューベルトの交響曲第2番ということで,スダーンさんのお得意のレパートリーばかり。ハイドンの96番もシューベルトの2番も比較的地味目の作品ですが,石川県立音楽堂コンサートホールでのOEKの演奏に最適化された響きを堪能できるはずです。

この公演でもう一つ楽しみなのが,OEKと初共演(多分)となる,クラリネット奏者の吉田誠さんとの共演です。OEKは,モーツァルトのクラリネット協奏曲をヴェンツェル・フックスさん,ポール・メイエさん,さらに昔に遡ると,カール・ライスターさんといった名手と共演してきましたが,今回の特徴は,通常よりも低い音が出るバセット・クラリネットを使う点です。こちらが本来の姿です。どういう響きが出てくるのか楽しみにしたいと思います。

  • ハイドン/交響曲第96番ニ長調 Hob. Ⅰ-96「奇跡」
  • モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調, K. 622
  • シューベルト/交響曲第2番 変ロ長調 D 125

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=3883



■2021年10月5日 (火) 19:00~ 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・オーケストラコンサート
ジャズ・ピアニスト小曽根真のモーツァルトと自作コンチェルト日本初演
指揮:角田鋼亮,ピアノ:小曽根真,ベース:中村健吾,ドラムス:高橋信之介 

10月のファンタスティック・オーケストラコンサートは,モーツァルトとジャズの融合といった感じの公演になります。出演するのは,過去OEKと何回か共演してきた小曽根真さん。小曽根さん自身による,日本初演となる協奏曲に加え,モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」が演奏されます。「ジュノム」の方は,以前にも一度,OEKと共演をしていますが,今回は「ジャズ版」となっています。今回の出演者名として,ベースやドラムスの方のお名前が書かれていますが,これらの楽器も加わったモーツァルトになるのでしょうか?小曽根さんの「新曲」ともども大いに注目したいと思います。

それに先立って,モーツァルトの交響曲第31番「パリ」が演奏されます。明るい雰囲気の公演の幕開けに相応しい演奏になることでしょう。指揮は角田鋼亮さんです。

  • モーツァルト/交響曲 第31番 ニ長調 K.297「パリ」
  • 小曽根真/ピアノと弦楽のための協奏曲 2011(日本初演)
  • モーツァルト/ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K. 271「ジュノム」(小曽根編、ジャズ版)

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=3888



■2021年10月9日 (土)17:00~ 石川県立音楽堂コンサートホール
NHK音楽祭2021 オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:井上道義,ピアノ:奥井紫麻,フルート:松木さや

NHKが毎年秋頃に行っている「NHK音楽祭」では,海外からのアーティストやオーケストラが東京のNHKホールで演奏するという公演が多かったのですが,コロナ禍の影響が続いている中,今年は全国各地のオーケストラが全国各地で演奏するという趣向になります(今年の8~9月にかけて日本オーケストラ連盟が行っていた「オーケストラ・キャラバン」と似た感じですね)。その中に金沢公演も含まれ,井上道義指揮OEKが出演します。

今回のNHK音楽祭のもう一つの特徴は,毎回,若手ピアニストが登場することです。金沢公演では,奥井紫麻(おくい・しお)さんというまだ17歳のピアニストが登場します。私自身,今回初めて名前を知った方ですが,既に国際的に注目を集めている方で,モーツアルトのピアノ協奏曲第23番を演奏します。

今回のもう一つの注目はOEKのフルート奏者,松木さやさんもソリストとして登場し,モーツァルトの「フルートと管弦楽のためのアンダンテ」を演奏することです。OEKファンにはお馴染みの松木さん。応援しながら,しっかりと楽しみたいと思います。

井上道義さんが演奏会の最後に持ってきた曲は,交響曲第29番。モーツァルトの30番以前の交響曲の中では,OEKがもっとも頻繁に取り上げている得意の作品だと思います。井上さんの流麗な指揮ぶりと一緒に楽しみたいと思います。

  • モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲 K. 492
  • モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K. 488
  • モーツァルト/フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K. 315
  • モーツァルト/交響曲第29番 イ長調 K. 201

    https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=4172

    ちなみに,金沢公演を含むNHK音楽祭2021のラインナップは次のとおりです。
  • 10月9日 金沢公演 井上道義指揮OEK ピアノ:奥井紫麻
  • 10月20日 仙台公演 高関健指揮仙台フィル ピアノ:藤田真央
  • 11月3日 熊本公演 田中祐子指揮九州交響楽団 ピアノ:金子三勇士
  • 11月8日 東京公演 尾高忠明指揮NHK公共楽団 ピアノ:今年のショパン国際ピアノコンクール最高位受賞者(予定)
  • 11月25日 大阪公演 飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団 ピアノ:松田華音



■2021年10月14日(木)19:00~ こまつ芸術劇場うらら 大ホール
小松定期公演〈秋〉
指揮:田尻真高,クラリネット:遠藤文江,コントラバス:西田裕貴

  • 芥川也寸志/弦楽のための三楽章
  • フィンジ(アシュモア編)/クラリネットと弦楽オーケストラのための5つのバガテル
  • クーセヴィツキー/コントラバス協奏曲 嬰へ短調 作品3
  • モーツァルト/交響曲 第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」

https://www.oek.jp/event/4247-2



■2021年10月16日(土)15:00~ 高山市民文化会館 大ホール
高山公演
指揮:田尻真高,ピアノ、案内役:青島広志,ソプラノ:横山美奈,テノール:小野勉

青島広志先生がご案内する古関裕而特集&日本の音楽史。古関裕而、山田耕筰、滝廉太郎、中山晋平、團伊玖磨、青島広志、久石譲ほか作品集

https://www.oek.jp/event/4199-2


■2021年10月21日 (木)19:00~ 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢第447回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
ミンコフスキ & OEK ベートーヴェン交響曲全曲演奏会(第4番、第7番)
指揮:マルク・ミンコフスキ


コロナ禍の影響で大幅に予定が狂った,マルク・ミンコフスキさんとOEKによるベートーヴェンの交響曲全曲演奏会シリーズですが,7月に一気に挽回し,今回は4回目となります。演奏されるのは,4番と7番です。7月の公演で,各曲ごとに新鮮な切り口でベートーヴェンを楽しませてくれたミンコフスキさんですので,今回も我々の想像を超える演奏を聞かせてくれることでしょう。

ちなみにベートーヴェンの4番と7番の組み合わせといえば,1980年代,当時人気絶頂だったカルロス・クライバーがバイエル国立管弦楽団と行った日本公演と同じ組み合わせです(NHK-FMでの生放送を聞いたことを思い出します)。さらにさかのぼると1970年代,やはり当時人気絶頂だったカール・ベーム指揮ウィーン・フィルが来日公演でこの組み合わせの演奏会を行っています。私がクラシック音楽を聴くようになった原点の一つといっても良い公演でした。

2020年代,ミンコフスキ&OEKが新たな伝説となる演奏を聞かせてくれることを期待しています。

  • ベートーヴェン/交響曲第4番 変ロ長調 作品60
  • ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 作品92

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=3876



■2021年10月24日 (日)14:00~ 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢POPカルチャーコンサート
文豪とアルケミスト × OEK 金澤演奏會
指揮:柴田真郁,アコーディオン:佐藤芳明,朗読:逢坂良太(声優・室生犀星役),渡辺拓海(声優・徳田秋聲役)

OEKがクラシック音楽以外の「POPカルチャー」に挑むこのシリーズ。今回は,ゲーム「文豪とアルケミスト」の音楽を演奏します。内容を紹介したいところですが...全く私にはまったく未知の世界です。一つ言えるのは,今年は,金沢出身の作家・徳田秋聲が生誕150年を迎えることです。金沢には「金沢三文豪」の記念館や石川近代文学館などのコンパクトな博物館が沢山ありますが,こういった施設とのコラボ企画には今後も期待したいと思います。

ゲーム「文豪とアルケミスト」の音楽より
  • 坂本英城:救世念フ文士タレ(初演)
  • 坂本英城:虚ロナル齒車(初演)
  • 坂本英城:文豪とアルケミスト for Accordion solo & Orchestra ほか

《ゲストコーナー》室生犀星、徳田秋声の文学作品朗読とミニトーク

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=4210



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2001 年9月6日開設