■１２月５日（金）19:00開演（18:15開場）石川県立音楽堂コンサートホール
大好評につき！アキラさん再登場 宮川彬良withOEK POPS第２弾
第252回定期公演F 作編曲・指揮=宮川彬良
 １２月の定期公演には，１年前に続いて，宮川彬良さんが登場します。宮川彬良さんは，マツケン・サンバや松井秀喜選手の応援歌の作曲，NHK教育テレビ「クインテット」の音楽担当，工夫とウィットに富んだ編曲によるポップスコンサートの指揮など，多彩な才能を発揮されています。
一体どういう曲が登場するのか予想もつかないのですが，チラシの方には以下のような曲が並んでいます。
きらめく歩み（ヴィヴァルディ：四季〜春の第１楽章の編曲）／よみがえる明日！（ベートーヴェン：悲愴ソナタ〜第２楽章の編曲）／ベートーヴェン：エリーゼのために（スペイン美女風）／マンシーニ：小象の行進（驚異の楽器名人登場）／つのだ☆ひろ：メリー・ジェーン（要ハンカチ）桑田圭祐：いとしのエリー（要ハンカチ）／宮川泰：恋のバカンス（ピアソラ風）
この中の「要ハンカチ」というのが気になるところですが，忘年会シーズンに相応しい楽しいステージとなることでしょう
■１２月１１日（木）19:00開演（18:15開場） 金沢歌劇座
OEKプロデュース第２回金沢歌劇座オペラ公演
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」
 今年の３月に金沢歌劇座改名記念として行われた，「カルメン」に続いて，プッチーニの「ラ･ボエーム」全曲がOEKの演奏で，金沢歌劇座で上演されます。上演のスタイルは，「カルメン」の時と同様で，金沢美術工芸大学が協力し，オーディションによって選ばれた若手歌手が大勢登場します。「ラ・ボエーム」は，青春群像物ですので，若手中心のキャスティングには大いに期待したいと思います。
上演に際して，東京芸術大学音楽学部オペラ研究部が協力しているのも前回同様です。オペラの経験豊かな現田茂夫さんの指揮，石川県出身のバリトン直野資さんが音楽監督ということで，「歌劇座」の名前に相応しい公演になることでしょう。 演出も前回同様，直井研二さんが担当します。
今回の公演チラシには，OEKプロデュース第２回金沢歌劇座オペラ公演と書かれていますが，今後，定例化していくことを期待したいと思います。配役は次のとおりです。
- ミミ：田井中悠美
- ロドルフォ（詩人）：西村 悟
- マルチェッロ（画家）：今尾 滋
- ショナール（音楽家）：増原英也
- コッリーネ（哲学家）：黒木 純
- ムゼッタ：藤谷佳奈枝
- ベノア（家主）・アルチンドロ（高官）：安藤常光
- パルピニョール（行商人）：新海康仁
- 合唱：金沢カペラ合唱団
- 児童合唱：ＯＥＫエンジェルコーラス
■１２月１３日（土）15:00開演（14:00開場） 会場：石川県立音楽堂コンサートホール
ＰＦＵクリスマス・チャリティーコンサート
指揮=井上道義，ヴァイオリン独奏=南紫音
毎年，この時期に行われているチャリティ･コンサートです。今年は，音楽監督の井上道義さんの指揮で，次の曲が演奏されます。
- メンデルスゾーン：序曲「フィンガルの洞窟」
- メンデルスゾーン：ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
- シュニトケ：モーツ・アルト・ア・ラ・ハイドン
- モーツァルト：交響曲 第４０番 ト短調 K.550
若手ヴァイオリニストの南紫音さんとの初共演も大変楽しみです。なお，シュニトケでのヴァイオリン･ソロは，松井直さんと江原千絵さんです。
※入場無料の演奏会ですが，入場するには整理券が必要です（１１月１０日締め切り）
■１２月２１日（日）15:00開演（14:15開場）石川県立音楽堂コンサートホール
クリスマス・メサイア公演
指揮=柳澤寿男 独唱：朝倉あづさ（ソプラノ），小泉詠子（アルト），志田雄啓（テノール），ヴェセリン・ストイコフ（バリトン），合唱=北陸聖歌合唱団，北陸学院高等学校聖歌隊，ＯＥＫエンジェルコーラス，ハンドベル=北陸学院高等学校ハンドベル・クワイヤ
 １２月恒例の北陸聖歌合唱団とOEKによるクリスマス・メサイア公演です。今年は，メサイア公演は初登場となる柳澤寿男さんが指揮者として登場します。柳沢さんは，旧ユーゴスラヴィアなど民族紛争の多発している地域で指揮活動を続け，世界的に注目を集めている指揮者です。歌劇場でのキャリアも豊富な方ですので，今回のメサイアにも大いに期待したいと思います。
歌手は昨年とは男声歌手が違います。この中で，メゾ・ソプラノの小泉詠子さんとテノールの志田雄啓さんは，２００８年３月に金沢歌劇座で行われた「カルメン」公演でカルメンとホセ役として共演されていますので，「因縁の再会」ということになりそうです。
その他，例年どおりクリスマスにちなんだ曲も歌われます。こちらには北陸学院高等学校聖歌隊，OEKエンジェルコーラスが登場します。北陸学院高等学校ハンドベル・クワイヤによるハンドベル演奏もすっかり季節の定番となりました。
（参考ページ）北陸聖歌合唱団のページ｜指揮者柳澤寿男後援会ホームページ
■１２月３１日（水）
カウントダウン･コンサート2008〜2009
指揮＝天沼裕子
恒例のカウントダウン･コンサートですが，今年は天沼裕子さんが指揮をされます。その他，次のような方々が登場します。
特別ゲスト:一青妙（女優･声優），ソプラノ:エレーナ･バラモヴァ，木村綾子，テノール:ルーメン･ドイコフ，ヴァイオリン:奥村愛，サクソフォーン:作田聖美，パイプオルガン:黒瀬恵，日本舞踊:藤間寿，金沢芸妓の舞:東芸妓衆
司会はバリトンの安藤常光さんと，ピアノの宮谷理香さんです。
その他，１２月には以下のような公演が行われます。
ＯＥＫ室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」 第11回室内楽名曲の玉手箱
１２月１７日（水）19:00開演（18:30開場） 石川県立音楽堂交流ホール
出演＝オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー
ドビュッシー：フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ，ベートーヴェン：六重奏曲，スメタナ：弦楽四重奏曲「わが生涯より
設立20周年 県内縦断ありがとうコンサート 七尾公演：第８回七尾定期公演
１２月２３日（火祝）15:00開演（14:30開場）七尾サンライフプラザ
指揮=大町陽一郎，独唱：森 麻季（ソプラノ），鳥木弥生（アルト），志田雄啓（テノール），ヴェセリン・ストイコフ（バリトン） 合唱：第九合唱団ＮＯＴＯ
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