このページは，オーケストラ・アンサンブル金沢（略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
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■5月11日（土）14:00 コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 音楽堂室内楽シリーズ第1回 ベートーヴェンと三人の女たち
語り:西村 雅彦 構成：新井 鴎子
第1ヴァイオリン：松井 直, 第2ヴァイオリン：上島 淳子, ヴィオラ：石黒 靖典, チェロ：大澤 明
 昨年度まで「もっとカンタービレ」シリーズと呼ばれていた，OEKメンバーのプロデュースによる「室内楽シリーズ」が発展的に解消され，今年度からは「音楽堂室内楽シリーズ」と呼び名が変わります。その第1回が「ベートーヴェンと三人の女たち」というタイトルが付けられたこの公演です。
内容については...聞いてみないと分かりませんが，雰囲気としてはベートーヴェンの人生をナレーションと曲を交えて紹介するといった内容のようです。ベートーヴェンの人生を彩る３人の女性に焦点を当て，弦楽四重奏の編成でベートーヴェンの音楽を楽しむ趣向です。
注目は俳優の西村雅彦さんが語り手として登場することでしょう。数年前の定期公演で，ヘンデルの生涯を紹介する公演がありましたが（井上道義さんの演技もお見事でした），それの室内楽版のような感じになるのではないかと思います。
演奏会の後半は，「カルテットーーーク！」と名付けられたコーナーで，トークを交えて演奏を楽しむようです。確か西村さんとOEKのチェロの大澤さんは，同郷の「幼馴染」だったはずですので，楽しいトークが期待できそうです。
【第1部】
- ピアノソナタ「悲愴」より第2楽章
- 交響曲 第9番 ニ短調op.125より〈歓喜の歌〉弦楽四重奏版 青島広志編
- 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調op.59-3
- 「ラズモフスキー第3番」より第4楽章 他
【第2部】
- カルテットーーーク！〜楽しいトークを交えた名曲プログラム〜
チケットの方は 全席自由 \3000ですが， 室内楽シリーズ6枚つづりの回数券（\12500）もあります。シリーズで鑑賞される方はこちらをどうぞ。定期公演シリーズが一つ増えたような感じですね。
■5月15日（水） 19：00 コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート
ＯＥＫ ＰＯＰＳ！恋のゆめ ゆめの音
指揮・ピアノ・お話＆作曲・編曲：宮川 彬良, 構成・台本：響 敏也
 すっかりシリーズ化された感のある，宮川彬良さんの「指揮・ピアノ・お話＆作曲・編曲（一人５役！）」によるOEK
POPSシリーズですさて（第何弾でしょうか？）。毎回，色々な切り口からクラシック音楽を楽しませてくれていますが，ネタが尽きることはありません。今回もクラシック音楽をポップス風にアレンジしたり，ポップスをシンフォニックにアレンジしたり，色々な分野の音楽をアキラさん流に楽しませてくれます。
このOEK POPSシリーズのテーマ曲は，石川県の生んだ郷土のヒーロー「ゴジラ松井」選手の応援歌です。が，この松井選手が，，５月５日の”５５”の日に国民栄誉賞を受賞することになりましたので，タイミングに的にもぴったりです。松井選手本人が現れることは...まずないとは思いますが，みんなでお祝いするようなコンサートになりそうですね。プログラムの構成と台本は，OEKのプログラム解説でもおなじみの響敏也さんです。
- ショパン：華麗なる円舞曲
- ベートーヴェン：エリーゼのために
- ビートルズ：サムシング
- ディズニー・シンフォニック・パレード 他
2013大垣音楽祭ファイナルコンサート
5月18日(土) 16:00開演（15:30開場） 大垣市スイトピアセンター（岐阜）
金聖響（指揮）
聖響×OEK ウィーン古典派 第1回
5月19日(日) 15:00開演 ザ・シンフォニーホール（大阪）
金聖響（指揮）
■5月23日（木） 14：00 コンサートホール
ホテルランチと共に楽しむ午後の音楽会 アフタヌーンスペシャルコンサート
森麻季＆ＯＥＫ〜日本の歌
指揮：大勝 秀也, ソプラノ：森 麻季
数年前から年数回行われている，「ホテルランチと共に楽しむ午後の音楽会 アフタヌーンスペシャルコンサート」も定着してきているようです。今回はおなじみソプラノの森麻季さんをゲストに迎え，日本の歌曲を中心とした曲が演奏されます。指揮は大勝秀也さんです。今年生誕200年となるワーグナーのジークフリート牧歌が演奏されるのも楽しみです。OEKの編成でも演奏できる，数少ないワーグナーの作品です。
チケットの方は，「ランチ付4000円」と「演奏のみ3000円」の２つのコースがあります。
初恋/浜辺の歌/からたちの花
千の風になって/赤とんぼ
ワーグナー：シークフリード牧歌 他
■5月31日（金） 19：00 コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 第337回定期公演ＰＨ
リーダー＆ヴァイオリン：安永 徹 ピアノ：市野 あゆみ
 5月のフィルハーモニー定期公演は，最終日の31日に行われます。5月前半は，ラ・フォル・ジュルネ金沢でクラシック音楽の公演が熱狂的に集中しますので，「しばらくお休み」というこの形で良いのではないかと思います。
今回の公演ですが，ほとんど首席客演指揮者並みにOEKの定期公演に頻繁に登場している安永徹さんがリーダー兼ヴァイオリンとして登場します。ピアノ独奏で市野あゆみさんが登場するのもいつもどおりです。毎回，OEKの編成で演奏できるようなオーソドックスな作品と，「誰も知らないような作品」が組み合わされていますが，今回も同様です。モーツァルトのピアノ協奏曲とハイドンの交響曲に挟まれて，マルティノフという人の作品が演奏されます。さて，一体どういう作品でしょうか？
最後に演奏されるハイドンの交響曲第88番については，OEKはギュンター・ピヒラーさん指揮と第85番のCD録音を残しています。安永さんはどういう解釈を聞かせてくれるか大変楽しみです。ベルリン・フィルは，サイモン・ラトルと交響曲第88番を含む，ハイドンの後期交響曲集のCDを残していますので，その解釈を通じるような演奏を聞かせてくれるのかもしれませんね。
- モーツァルト：ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調k.491
- マルティノフ：カム・イン！ヴァイオリンと弦楽のための
- ハイドン：交響曲 第88番 ト長調 Hob.l:88
（余談）ハイドンの交響曲第88番は，個人的に大好きな曲です。オードリー・ヘップバーン，ゲーリー・クーパー主演の懐かしの名画『昼下がりの情事』でも印象的に使われています。ヘップバーンがチェロの練習をするシーンで演奏しているのがこの曲の第2楽章です。その他，楽しげな第4楽章も使われていました。
なお，この公演と同様の公演は，前日に次のとおり小松市でも行われます。
小松定期公演「春」
5月30日(木) 19:00開演(18:15開場) こまつ芸術劇場うらら
リーダー＆ヴァイオリン：安永徹 独奏：市野あゆみ(ピアノ
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