このページは，オーケストラ・アンサンブル金沢（略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
|
 ■12月6日（土） 14:00 石川県立音楽堂コンサートホール
くるみ割り人形＜全幕＞
指揮 ：佐藤正浩，演出・構成：マレック・トュマ，振付指導：ユリア・ツォイ
ソリスト ：ドイツ・エッセン市立歌劇場バレエ団
バレエ ：石川県県立音楽堂特別編成バレエ団（バレエマスター：アリエル・ロドリゲス，指導アシスタント：金丸明子，横倉明子，徳山華代，前田加奈子）
■12月9日（火）19:00 金沢歌劇座
シンデレラ＜全幕＞
指揮：佐藤正浩，演出・振付：ステイン・セリス
ソリスト・バレエ：ドイツ・エッセン市立歌劇場バレエ団
今年の12月，OEKは1週間内に行われる２つのバレエ公演の演奏を担当します。チラシにあるとおり「バレエ・ウィーク」ということになります。この中で特に楽しみなのが，プロコフィエフの「シンデレラ」公演です。過去，OEKが演奏したことのあるバレエは大半がチャイコフスキーでしたので，OEKの新たな挑戦ということになります。
 バレエダンサーたちは，OEKと以前から交流のあるドイツ・エッセン市立歌劇場バレエ団のメンバーです。チラシのコピーによると「ドイツモダンバレエの潮流は，いまや伝統的なバレエの様式を席捲するということで，特にステイン・セリス演出・構成の「シンデレラ」はかなりモダンな内容になりそうです。
「くるみ割り人形」の方は2010年に上演された時も同じマレック・トュマ演出でしたので，その時の再演ということになります。こちらの方は地元石川県のダンサーたちとの共演になります。石川県内のバレエについては，数年前，山本雅也さんや池田瑠美さんがローザンヌ国際バレエコンクールに入賞，出場するなどレベルが向上しているようです。こういう若手と海外のバレエ団との共演が定期的に行われているというのは，素晴らしいことだと思います。
指揮はOEKの「劇場もの公演」では常連になりつつある佐藤正浩さんです。
会場は１２月６日が石川県立音楽堂，１２月９日が金沢歌劇座ですのでご注意ください。
■12月13日(土) 15:00開演(14:00開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
PFUチャリティコンサート
井上道義（指揮） 小曽根真（ピアノ）
毎年，この時期に行われているPFU主催のチャリティ･コンサート。今回は，井上道義さん指揮，小曽根真さんのピアノにより，アメリカをテーマにした演奏会です。＜麗しきアメリカ＞ということで，フォスターやジョプリンの「古き良きアメリカ」，定番のガーシュイン，気の利いたアンダーソンの小品集，そしてハリウッド映画集。バランス良くアメリカ音楽の歴史をたどることができます。この中ではやはり，小曽根真さんとの共演になるラプソディ・イン・ブルーが聞きものになりそうです。
- フォスター：懐かしきケンタッキーの我が家
- 映画「明日に向かって撃て」〜雨にぬれても
- ジョプリン：ジ・エンターテイナー
- ガーシュウィン：ラプソディー・イン・ブルー
- アンダーソン：そりすべり
- アンダーソン：シンコペーテッド・クロック
- アンダーソン：トランペット吹きの休日
- アンダーソン：プリンク・プレンク・プランク
- 映画「スター・ウォーズ」メインテーマ
- 映画「シンドラーのリスト」テーマ
- 映画「荒野の7人」テーマ
この公演はチャリティコンサートということで入場無料ですが，入場整理券が必要です（応募期間は既に終了しています）。詳細は次をご覧ください
https://www.pfu.fujitsu.com/news/2014/new141017_1.html
■12月14日（日）15:00 石川県立音楽堂コンサートホール
 オーケストラ・アンサンブル金沢
クリスマス・メサイア公演
指揮：松井慶太，ソプラノ：鈴木愛美，メゾソプラノ：小泉詠子，テノール：金山京介，バリトン：久保和範，合唱：北陸聖歌合唱団
ヘンデル/オラトリオ「メサイア」（全曲）
12月恒例の北陸聖歌合唱団とOEKによるクリスマス・メサイア公演。今年は「全曲」が演奏されます。昨年度までとソリストが全員交代し，若手の松井慶太さんが指揮をされるなど，新しいスタートの一歩といった感じの公演になるようです。北陸聖歌合唱団のサイトの方もリニューアルされましたので，併せてご覧ください（この合唱団の長い歴史がわかります）。
http://koro.private.coocan.jp/messiah_kanazawa/
なお，今回は全曲演奏ということもあり，OEKエンジェルコーラスによるクリスマス・ソング集は演奏されないようです。
■12月16日（火） 19:00 石川県立音楽堂コンサートホール(ステージ上鑑賞）
音楽堂室内楽シリーズ2014: 小林道夫 クリスマス・クラヴィコード
クラヴィコード：小林 道夫
１２月の音楽堂室内楽シリーズには，日本を代表するベテランの鍵盤楽器奏者，小林道夫さんが登場します。小林さんは，海外の著名アーティストのピアノ伴奏やバッハの曲などのチェンバロ演奏で特に有名ですが，今回はクラヴィコードを演奏されます。
この楽器は大変音量が小さい楽器ということで，何と，石川県立音楽堂コンサートホールのステージ上での鑑賞ということになります。クラヴィコードの音も楽しみですが，この”不思議なシチュエーション”にも期待してしまいます。演奏されるのは，次のとおりバッハ・ファミリーの作品が中心のようです。
- バッハ,J.S./インヴェンションとシンフォニーアより
- バッハ,J.S./フランス組曲第5番ト長調より
- バッハ,C.P.E./スペインのフォリアによる12の変奏 他
■12月20日（土） 高岡市民会館 15:00〜
クリスマス・ガラコンサート：オーケストラ・アンサンブル金沢 高岡定期公演
指揮：金聖響，バス：森雅史，ピアノ：塚田尚吾，ソプラノ：山口安紀子
高岡出身の演奏家を中心とする多彩なゲストと金聖響指揮OEKが共演するプログラムです。「定期公演」ということで，今後，定例化していくのでしょうか。詳細は次をご覧ください。
http://www.takaoka-bunka.com/hall/h26/hall141023.html
- モーツァルト：歌劇「フィガロの結婚」序曲
- サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第２番
- モーツァルト：歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より“お手をどうぞ”
- モーツァルト：歌劇「フィガロの結婚」より“美しい日々は何処に”，“もう飛ぶまいぞこの蝶々”
- アーヴィング・バーリン：ホワイト・クリスマス ほか
- モーツァルト：交響曲第35番「ハフナー」
■12月27日（土）14:00（予定） 邦楽ホール
西村雅彦プロデュース 歌とお芝居の舞台「おくりもの〜あるクリスマスの出来事」
出演：県内の子どもたち・西村雅彦, 総合プロデューサー：西村雅彦, 脚本・作詞：新井鴎子／音楽：長山善洋, 演奏：オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー
俳優の西村雅彦さんは，お隣の富山県出身ということもあり，定期的にOEKと共演をしています（チェロの大澤明さんとも幼馴染みというのも知られてきましたね）。このところ演劇のプロデュースや指導にも力を入れているようで，今回はその成果を示すような舞台になります。この公演にOEKメンバーも登場します。
■12月31日（水）21:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール
カウントダウン・コンサート2014-2015
ナビゲータ・指揮：青島広志，指揮：鈴木織衛
毎年恒例の特別大編成OEKで演奏されるカウントダウン・コンサート。今年は青島広志さんが司会です。いつもどおり（？）出演者は少しずつ発表されるようですが，邦楽・洋楽・歌謡曲・クラシック...が混在したお祭り的演奏会になりそうです。詳細は次のページをご覧ください。
http://hk-event.jp/event/ev_detail.php?ed_no=1098
|
|
|
 |
|