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このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
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■4月3日(日) 14:00 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・オーケストラコンサート
レ・フレール with オーケストラ
指揮:鈴木織衛, ピアノ・デュオ:レ・フレール
新しい年度の最初のOEK定期公演は,ピアノ・デュオ,レ・フレールをゲストに招いてのファンタスティック・オーケストラコンサートです。レ・フレールはその名(フレールはフランス語で「兄弟」の意味)のとおり,斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)の兄弟によるピアノデュオです。 兄弟ともにルクセンブルク国立音楽学校に留学し,クラシックピアノを学んでいますが,2002年に活動開始してからは,クラシック音楽の枠にはとらわれることなく,ポップな曲からバラードまで,レ・フレールのオリジナルな音楽で,大きな人気を集めています。
ちなみに,この2人の演奏スタイルは,「2台のピアノ」ではなく「ピアノ連弾」です。ただし,普通の連弾ではなく,「キャトルマンスタイル」と自ら呼んでいるようです。一体どういうスタイルなのか?チラシの写真では立ち上がって連弾をしていますが...これは実演で見るしかないですね。
彼らの公式Webサイトの情報によると,お兄さんの守也さんの方は,「コンポーザー / ピアニスト」,弟の圭土さんの方は,「ブギ・ウギ&ブルースピアニスト / コンポーザー」ということで,微妙に役割が違うようです。
http://lesfreres.jp/profile
2人よるパフォーマンスがオーケストラと絡み合うことで,さらに熱い音楽になりそうです。演奏されるのは次のような作品です。指揮はお馴染みの鈴木織衛さんです。
- For Kids’
- Un Passage
- Presage
- マスカラード:完璧なお城変奏曲より
- On y va!
- Club IKSPIARI(ディズニー) 他
■4月10日(日) 14:00 ハーモニーホールふくい
第19回ふくほうオーケストラコンサート
指揮:本名徹次,ピアノ:竹内真紀
■4月12日(火) 12:15 石川県立音楽堂コンサートホール
ラ・フォル・ジュルネ金沢2016開催記念 ランチタイムコンサート 〜自然と音楽〜
オルガン:春日朋子, ピアノ:竹田理琴乃, フルート:松木さや(OEK), クラリネット:遠藤文江(OEK), チェロ:ルドヴィート・カンタ(OEK)
今年のラ・フォル・ジュルネ金沢のテーマは「自然」です。それにちなんで,4月のランチタイムコンサートでは,OEKメンバーを中心に自然に関した音楽が室内楽編成で演奏されます。出演者は5名ですが,5名一緒に演奏するのか?それぞれがソロの曲を演奏するのか?この辺は聞いてのお楽しみです。
- シュトラウス,J.II/ワルツ「美しく青きドナウ」
- サン=サーンス/組曲「動物の謝肉祭」〜白鳥
- リムスキー=コルサコフ/熊蜂の飛行
- リスト/ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調,S.244
- フランク/パストラーレ 他
■4月16日(土) 14:00 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 第375回定期公演マイスター・シリーズ
〜ショパンとリスト〜
指揮:尾高 忠明, ピアノ:江口 玲
今シーズンのマイスターシリーズは,「ショパンと友人たち」と題し,ショパンの「オーケストラ付きピアノ曲」を必ず入れることになっています。第3回は「ショパンとリスト」ということで,リストの作品とショパンの作品を核とした,非常に独創的なプログラムとなっています。
ショパンの曲で演奏されるピアノ付き作品が,アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ,それに対応して演奏されるリストのピアノ付き作品が「死の舞踏」です。登場するピアニストは,江口玲さんです。江口さんは,いろいろな著名アーティストとの共演者としての活躍が大変多いので,協奏曲のソリストとしての登場は,かえって新鮮です。OEKとの共演も初めてだと思うので,大いに期待したいと思います。
リストの管弦楽曲では,「メフィストフェーレ」と交響詩「前奏曲」が演奏されます。リストは,ファウスト交響曲とかメフィスト・ワルツとか,ゲーテの「ファウスト」に由来する作品を色々書いていますが,この「メフィストフェーレ」というのは,ファウスト交響曲の中の一つの楽章のようです。滅多に実演では演奏されない曲ですので,大変楽しみです。
交響詩「前奏曲」(個人的には,これは「レ・プレリュード」と書く方がピンと来ます)は,名曲の割に実演で演奏される機会が少ない作品ですが(第2次世界大戦中,ナチスの放送のテーマ曲として使われていたことも影響しているようです),大変大きく盛り上がる曲ですので,単純に音のドラマに浸りたいと思います。
それ以外に演奏される,パヌフニク,ルトスワフスキは,ショパンと同郷のポーランドの作曲家の作品ということで,しっかりショパンとのつながりがあります。この辺のプログラミングは,「さすが尾高さん」だと思います。ベテラン指揮者の尾高忠明さんらしい,こだわりのプログラムをじっくりと楽しみたいと思います。
- パヌフニク/カティンの墓銘碑(1967)
- ルトスワフスキ/小組曲(1950)
- ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
- リスト/ファウスト交響曲〜メフィストフェーレ S.108
- リスト/死の舞踏 S.126
- リスト/交響詩「前奏曲」 S.97
ラ・フォル・ジュルネ金沢2016 自然と音楽〜ナチュール
<会期>2016年4月28日(木)〜5月5日(木・祝)
<会場>石川県立音楽堂・金沢市アートホール ほか北陸エリア(福井・石川・富山)
今年のラ・フォル・ジュルネ金沢のテーマは,「自然と音楽〜ナチュール」です。「作曲家しばり」がない分,例年以上に,多彩な名曲がずらりと並んでいます。
詳細は次からどうぞ http://www.lfjk.jp
オープニング・コンサートは石川県にお馴染みのアーティストが集まったガラ・コンサートです。OEKの名前が,「オーケストラ・アンサンブル金沢祝祭管弦楽団」となっているのが,お祭りらしく良いですね。
■4月29日(金祝) 14:00 石川県立音楽堂コンサートホール
LFJKオープニングコンサート
指揮:井上 道義, ヴァイオリン:ジヨン・イム(2015エリザベート国際コンクール優勝),
バス・トロンボーン:森川 元気(第32回日本管打楽器コンクール優勝), ソプラノ:中嶋 彰子,
バリトン:直野 資
- ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
- メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より 第1楽章
- ブルーベック:プラハ協奏曲〜第2楽章「山の歌」
- プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に
- ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸
- レスピーギ:交響詩「ローマの松」 〜ジャニコロの松,アッピア街道の松
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