OEKfan  オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ  管理人:金沢市在住hs(C)

このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
2016年7月の演奏会  今後の予定 backnumber


■7月3日(日) 14:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 アニメ・コンチェルト  映像で楽しむオーケストラ
指揮:竹本 泰蔵,ピアノ:CHIAKi, 司会・ナレーション:しゅう さえこ

ここ数年,OEKは,7月にディズニー映画などの音楽を中心としたファミリー向けのコンサートに行っています。「アニメ・コンチェルト」というタイトルどおり,映像付きでオーケストラが演奏を行うのが特徴です。

演奏されるのは次のようなプログラムです。前半,リロイ・アンダーソンの曲を含む親しみやすい曲が演奏された後,後半は映像と音楽の「コンチェルト」となります。

  • 舞踏会の美女
  • タイプライター
  • サンドペーパーバレエ
  • ミッキーマウス・マーチ
  • パイレーツ・オブ・カリビアン
  • スプラッシュ 愛のテーマ
  • サウンド・オブ・ミュージック
  • 花のワルツ

[映像付き作品]
  • ふしぎの国のアリス
  • ピーターと狼
  • トムとジェリー「ピアノ・コンサート」



■7月8日(金) 13:30開演 オーバードホール(富山) 7月12日(火) 13:00開演 本多の森ホール(金沢)
ニッセイ名作鑑賞教室「セビリアの理髪師」
園田隆一郎 指揮 粟國淳 演出

いずれも平日の午後ですが,ニッセイ名作鑑賞教室と題して,ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」が上演されます。「中学生・高校生ご招待公演」とのことですが,一般の人も鑑賞できるようです。

ロッシーニ オペラ「セビリアの理髪師」(全2幕、原語上演・字幕付)

  アルマヴィーヴァ伯爵: 金山京介 
  ロジーナ: 中島郁子
  バルトロ: 久保田真澄
  フィガロ: 上江隼人
  ドン・バジリオ: デニス・ビシュニャ
  ベルタ: 藤谷佳奈枝
  フィオレッロ: 清水勇磨



■7月16日(土) 14:00開演 (13:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 第378回定期公演マイスターシリーズ
指揮:井上道義、ピアノ:北村朋幹


「ショパンと友人たち」というテーマで,ショパンの協奏曲的作品とその同世代の作曲家の作品を取り上げて来た今シーズンのマイスター・シリーズ。最終回は,ショパンのピアノ協奏曲第2番とメンデルスゾーンの交響曲第3番で締められます。指揮は井上道義OEK音楽監督です。「スコットランド」については,OEKは定期公演でも過去何回か演奏していますが,特に井上さんの流麗な指揮ぶりにぴったりの作品です。

ピアノ協奏曲のソリストとして登場するのが若手ピアニストの北村朋幹さんです。北村さんは複数の国際的なコンクールに入賞後,活動の場を広げています。オリジナリティのある,こだわりのコンセプトによる選曲のCD録音をリリースし,高い評価を得るなど,近年注目を集めているピアニストです。OEKの定期公演にするのは今回が初めてですが,どのようなショパンを聞かせてくれるのか期待したいと思います。

その他,キラールという作曲家による,オラヴァという作品が演奏されます。1988年の曲が1曲入っているのも,井上OEKらしいところです。一体,どういう曲なのでしょうか?

  • キラール オラヴァ(1988)
  • ショパン ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
  • メンデルスゾーン 交響曲 第3番 イ短調 作品56「スコットランド」

同様の公演は,岡崎市でも演奏されます。こちらはソリストが北村さんではなく,チェロの中木健二さんとなり,ショパンの代わりに,サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番が演奏されます。

7月17日(日) 15:00開演 (14:30開場) 岡崎市シビックセンター コンサートホール
岡崎市政100周年記念・コロネット開館15周年記念特別コンサート
井上道義 指揮 中木健二 チェロ




■7月23日(土) 14:00開演 (13:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
第379回定期公演フィルハーモニーシリーズ
指揮,クラリネット:イェルク・ヴィトマン

OEKの2016/2017定期公演シリーズの最後は,クラリネット奏者のイェルク・ヴィトマンによる弾き振り(吹き振り?)です。ヴィトマンさんは,ミュンヘン生まれで,世界的なアーティストやオーケストラと共演する一方,作曲家や指揮者としても活躍されています。今回の定期公演では,その3つの顔を楽しむことができます。

まず何といっても楽しみなのが,クラリネット奏者としての顔です。マイスターシリーズ同様,ショパンと同世代のウェーバーとロッシーニによる協奏曲的が演奏された後,最後にメンデルスゾーンの交響曲第1番が演奏されます。そして,その間にヴィトマンさん自身の曲が演奏されます。どういう取り合わせになるのかも楽しみです。

  • ウェーバー クラリネット小協奏曲 変ホ長調 作品26
  • ヴィトマン セイレーンの島(1997)
  • ロッシーニ クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏曲
  • ヴィトマン 180ビーツ・パー・ミニット(1993)
  • メンデルスゾーン 交響曲 第1番 ハ短調 作品11





ページの更新

LINK


OEKfan on twitter
ページの更新情報などをお知らせします。
2001年9月6日開設