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このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
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7月1日(土) 14:00開演 (13:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
第30回県教弘クラシックコンサート
指揮:裄V寿男,ヴォーカル:純名里沙,合唱:石川県音楽教育研究会,OEKエンジェルコーラス
- 源田俊一郎 ふるさとの四季
- 踊り明かそう、ムーン・リヴァー、虹の彼方に ほか
全席自由 無料(要入場券)
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/07/30_6.html#more
7月8日(土) 14:00開演 (13:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
第391回定期公演マイスターシリーズ:モーツァルト オペラの愉しみ
指揮・チェンバロ:辻博之,ソプラノ:鷲尾麻衣 ,メゾ・ソプラノ:鳥木弥生
OEKの2016/2017定期公演マイスターシリーズでは,モーツァルトの作品を取り上げてきました。その「トリ」は,モーツァルトのオペラのアリアを中心としたプログラムです。今回の特徴は,有名アリアではなく,ソプラノとメゾ・ソプラノによる二重唱を中心とした,比較的知られていないアリアが集められている点でしょう。
6月の定期公演プログラムには,この日の指揮者,辻博之さんによるこの定期公演の「聴きどころ」の文章が書かれていますが,「女の戦い」「女子会トーク」といったキーワードで表現されています。今回出演する,ソプラノの鷲尾麻衣さんとメゾ・ソプラノの鳥木弥生さんは,どういう「戦い」「トーク」を見せてくれるでしょうか。
「ポントの王、ミトリダーテ」の中のアリアなど,若いモーツァルトの書いた作品が最後に演奏されるのも楽しみです。
その他,交響曲第25番や序曲,舞曲も演奏されます。今年の秋,OEKは,辻さんの指揮で映画『アマデウス』を生演奏付きで上映する企画に参加しますが,交響曲第25番については,その「予告編」といったところもありますね。
- モーツァルト/交響曲 第25番 ト短調 K.183(173dB)
- モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 K.527
- モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」より けんかの二重唱「お先にどうぞ」
- モーツァルト/歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588より 二重唱「私あの栗色のほうがいいわ」
- モーツァルト/コントルダンス ニ長調「雷雨」K.534
- モーツァルト/歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588より アリア「女が15才になれば」
- モーツァルト/歌劇「皇帝ティトの慈悲」K.621より アリア「行こう、だが愛しい人よ」
- モーツァルト/歌劇「ポントの王、ミトリダーテ」序曲 K.87(74a)
- モーツァルト/歌劇「ポントの王、ミトリダーテ」より二重唱「私が生きることがかなわなくても」
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/07/391.html#more
7月12日(水) 19:00〜 石川県立音楽堂交流ホール
音楽堂室内楽シリーズ第1回:OEKチェンバーコレクションT
出演者 OEKメンバー
石川県立音楽音楽堂で行われる室内楽公演シリーズ。2017年度の第1回は,OEKメンバー等による,「大きめの」室内楽2曲です。特にジャズ・トランペット奏者として有名な,ウィントン・マルサリスによる「フィードラーズ・テール」は,ストラビンスキーの「兵士の物語」に触発されて作られた作品です。
出演するのは,次のメンバーです。
坂本久仁雄(ヴァイオリン),石黒靖典(ヴィオラ),大澤明(チェロ),今野淳(コントラバス),遠藤文江(クラリネット),柳浦慎史(ファゴット),金星眞(ホルン),藤井幹人(トランペット),村岡俊昴(トロンボーン)
- ウイントン・マルサリス/フィドラーズ・テール
- ベートーヴェン/七重奏曲 作品20
7月18日(火) 19:00開演 (18:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
第392回定期公演フィルハーモニーシリーズ
指揮: 井上道義, チェロ: ルドヴィート・カンタ, オルガン:ティエリー・エスケシュ
OEKの2016/2017定期公演フィルハーモニーシリーズのトリは,石川県立音楽堂に設置されている,パイプオルガンを大々的に使ったプログラムで締められます。OEKの今シーズンのコンポーザー・オブ・ザ・イヤーは,オルガン奏者でもあるティエリー・エスケシュさんです。そのエシュケシュさん作曲によるオルガン協奏曲の新作が最後に演奏されます。
この公演のチラシは,石川県立音楽堂に飾ってある百々俊雄作のオーケストラとパイプオルガンをモチーフとして描かれたパステル画をそのまま使ったものです。このイメージどおりの世界が広がったら楽しいなと思います。この百々さんの作品ですが,デュフィのオーケストラをモチーフにした作品を思わせる作風でとても好きな絵です。この作品をデザインしたグッズなどあれば,欲しいものです。
今回,エシュケシュさんとOEKは,金沢公演の後,パイプオルガンが設置されている3つのホール(那須野が原,松本,川崎)を回るツァーを行います。演奏会の最初に,エシュケシュさんによる即興演奏も行われますが,各ホールに合った即興演奏を行うということで,そのためだけにも「追っかけ」をしてみたくなります。
その他,シューベルトの「未完成」交響曲とサン=サーンスのチェロ協奏曲第1番も演奏されます。サン=サーンスの方は,OEKの首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタさんです。カンタさんのジェントルな雰囲気は,サン=サーンスにぴったりだと思います。
- エスケシュによるオルガン即興演奏
- シューベルト 交響曲 第7番(旧第8番)ロ短調「未完成」D759
- サン=サーンス チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
- エスケシュ オルガン協奏曲(新曲・委嘱作品)
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/07/392_1.html#more
大田原公演 7月20日(木) 19:00開演 (18:30開場) 那須野が原ハーモニーホール
松本公演 7月21日(金) 19:00開演 (18:30開場) 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
川崎公演 フェスタサマーミューザKAWASAKI 2017 7月23日(日) 15:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
7月30日(日) 14:00開演 (13:15開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
ファミリークラシック「走れ機関車!ドヴォルザーク号!」
指揮: 三ツ橋敬子, ドヴォルザーク役: 風李一成,ナビゲーター:洲崎綾
構成・台本:響敏也
子どもたちが夏休みに入った日曜日の午後,ドヴォルザークをテーマとした家族向け演奏会が行われます。ドヴォルザークは「鉄道ファン」として知られていますが,この公演では,その部分に焦点を当てるようです。ドヴォルザーク役として,金沢を中心に活躍されている風李一成さんが出演したり,ナビゲータは,声優の洲崎綾さんが担当するなど,色々と工夫を凝らした楽しめる公演になりそうです。もちろん,三ツ橋敬子さん指揮OEKによる,ドヴォルザークの名曲の数々の演奏も聞きものです。
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