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このページは，オーケストラ・アンサンブル金沢（略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
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■9月2日(土)14:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之メモリアル・コンサート
指揮：井上道義, 尺八：三橋貴風, 二十絃箏：野坂操壽, 太棹三味線：本條秀慈郎
ヴァイオリン：アビゲイル・ヤング（第10回岩城宏之音楽賞受賞者），チェロ：ルドヴィート・カンタ（第4回岩城宏之音楽賞受賞者）
OEKの定期公演の新シーズンは毎年9月から始まります。それと並行して，毎年「岩城宏之メモリアル・コンサート」が行われています。実質，新シーズン開幕の演奏会ということになります。
例年は，その年の岩城宏之音楽賞受賞者とOEKが競演するのが恒例だったのですが，今回は，どうも新しい受賞者は不在のようです（この音楽賞についても，見直しを行うのでしょうか？）。というわけで，過去の受賞者の中から，コンサートミストレスのアビゲイル・ヤングさんと首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタさんがソリストとして登場します。
演奏するのは，サン=サーンスの「ミューズと詩人」という曲です。ヴァイオリン、チェロ、管弦楽のための協奏的作品ですが，演奏されるのはかなり珍しい作品だと思います。井上道義さんは3月でOEKの音楽監督を退任されますが，その井上時代を支えて来た2人との共演は，色々と感慨深いものがあるのではないかと思います。
今回の公演のもう一つのポイントは，邦楽器とオーケストラが共演する，三木稔「序の曲」です。OEKは岩城さんの時代から邦楽器との共演を伝統的に行ってきましたが，この曲では，尺八，二十絃箏，太棹三味線という３つの楽器が登場します。「邦楽版合奏協奏曲」といったところでしょうか？どういう世界が広がるのか期待したいと思います。
最後に演奏されるのは，モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」です。いうまでもない，モーツァルトの交響曲の総決算のような堂々たる作品です。井上/OEKの総決算となるような演奏を期待したいと思います。
- 三木 稔/序の曲
- サン＝サーンス/ミューズと詩人 op.132
- モーツァルト/交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
http://ongakudo.jp/event/2192
■9月9日(土) 15:00開演 ひこね市文化プラザ グランドホール
彦根公演
垣内悠希 指揮 イル・デーヴ 歌・ピアノ
彦根児童合唱団、いなえ少年少女合唱団 合唱
「サンタルチア」「見上げてごらん夜の星を」 大河ドラマテーマ音楽 ほか
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/09/post_454.html#more
■9月12日(火) 19:00開演 サントリーホール 大ホール（東京）
アフラック クラシック・チャリティーコンサート
井上道義 指揮, 関谷亜矢子 司会
ドビュッシー バレエ音楽「おもちゃ箱」
モーツァルト 交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/09/post_453.html#more
■9月16日(土) 13:00開演 石川県立音楽堂コンサートホール
金沢ジャズ・ストリート2017 オープニングコンサート
村上寿昭 指揮, 秋吉敏子 ピアノ, マッズ・トーリング ヴァイオリン
金沢市内で毎年9月に行っている，「金沢ジャズ・ストリート」のオープニングコンサートにOEKが登場します。
https://kanazawa-jazzstreet.jp/
■9月20日(水) 19:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 第393回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
指揮：井上道義，ヴァイオリン：神尾真由子
 OEK定期公演2017/2018シリーズは，井上道義音楽監督指揮による，ベートーヴェン中心のプログラムで開幕します。今年の春に行われた，ラ・フォル・ジュルネ金沢に続く「新音楽祭」のテーマは，「ベートーヴェン」で，その時にヴァイオリン協奏曲と交響曲第6番「田園」も演奏されたのですが，この音楽祭に井上さんは参加していませんでした。今回の音楽祭のアンコールを井上音楽監督の指揮で楽しむといった趣きになりそうです。ただし，「田園」については，1年前の「ナチュール」がテーマだった，最後の「ラ・フォル・ジュルネ金沢」の時に井上さんが取り上げていますので，そのアンコールとも言えます。
もう一つの楽しみは，神尾真由子さんとの共演です。神尾さんは，いしかわミュージックアカデミーの受講生＆講師として，金沢とは強いつながりのあるヴァイオリニストで，井上さんとも何回も共演を行っています。若手ヴァイオリニストの中でも特に主張の強い演奏をされる方ですので，井上/OEKと「丁々発止」のやり取りが期待できるのではないかと思いま。
その他，ペルトの「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」という作品も演奏されます。ブリテンは，1976年に亡くなっていますので，昨年が没後40年だったことになります。ペルトには，癒し系の作品が多いのですが，どういうスタイルでブリテンへの哀悼を表現しているのか期待したいと思います。
- ペルト/ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
- ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
- ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」
http://ongakudo.jp/event/2088
このプログラムと同様の内容で，次のとおり国内演奏旅行を行います。三原公演のみ，ヴァイオリン独奏は，三浦文彰さんです。
名古屋定期公演
9月22日(金) 19:00開演 三井住友海上しらかわホール
大阪定期公演
9月23日(土) 14:00開演 ザ・シンフォニーホール
三原公演
9月24日(日) 14:00開演 三原市芸術文化センター ポポロ
■9月30日(土) 16:00開演 ハーモニーホールふくい 大ホール
福井公演:五木ひろし ふるさとに歌う
藤野浩一 指揮, 五木ひろし 歌
九頭竜川／越前雨情／わすれ宿／男の友情 ほか
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2017/09/post_455.html#more
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