OEKfan  オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ  管理人:金沢市在住hs(C)

このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
2019年8月の演奏会  今後の予定 backnumber

■8月11日(日) 14:00〜 石川県立音楽堂邦楽ホール
講談/オペラ《耳なし芳一》
指揮:松井慶太,演出:杉理一 

お盆の時期の恒例公演となりつつある,「幽霊の出てくる日本オペラ公演」が,今年も行われます。ここ数年はオペラ意外の落語や講談と組み合わせるのも恒例になってきています。今年は,昨年の公演で好評だった,今いちばん大きな注目を集めている神田松之丞さんが再登場します。

取り上げられる作品は,講談もオペラも「耳なし芳一」です。講談の方は,松之丞さんによる新作です。昨年同様,ギリギリまでアイデアを練っているのではないかと思います。

オペラ版の方は,池辺晋一郎さん作曲によるものです。「傑作」との評判が高い作品で,金沢での上演は2回目だと思いますが,前回とはキャストを一新して,また違った「怪談」の世界を見せてくれることでしょう。歌手には,お馴染みの実力のある方が並んでいますね。指揮は松井慶太さんで,OEKは通常より小さめの編成で演奏します。

  • 神田松之丞 講談「耳なし芳一」(新作初演)
  • 池辺晋一郎 オペラ《耳なし芳一》(原作:小泉八雲、訳:平井呈一、脚本:矢代静一)

講談:神田松之丞 

所谷直生(芳一),志村文彦(和尚),青山貴(寺男 与作),竹多倫子(寺男の妻 おふく),三戸大久(武士),直江学美(奥女中老女),石川久美(奥女中若女),OEKエンジェルコーラス(小坊主)
琵琶:石田さえ,合唱:OEK室内オペラ合唱団

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=2070



8月25日(日)14:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
いしかわミュージックアカデミー・フェスティバルコンサート
指揮:黄維明,ピアノ:古海行子
オーケストラ:いしかわミュージックアカデミー出身者とOEKによるフェスティバルオーケストラ

夏休み後半の恒例イベント,いしかわミュージック・アカデミー(IMA)は,「若手アーティストを育成する講習会」というのが,主目的ですが,それと関連して,過去,色々な切り口で公演が行われてきました。その中で,ありそうでなかったのが,IMA出身者とOEKとが,一つのオーケストラとして演奏するコンサートです。

IMA出身者の多くは,ソリストとして活躍していますので,OEKと一緒になると...もの凄いヴィルトーゾ・オーケストラになるのでは,という期待が高まります。演奏される曲は,その威力が存分に発揮されそうな,ロシア・プログラムです。

チャイコフスキーの交響曲第5番も注目ですが,個人的には,2016年のIMA音楽賞受賞者で,高松国際ピアノコンクールの優勝者でもある,古海行子さんとの共演による,ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に注目をしています。古海さんとOEKは,5月のファンタジック・オーケストラ・コンサートで既に共演をしていますが,協奏曲全曲を共演するのは,今回が初めです。OEKがこの曲を演奏したのは,かなり前に,メジャー・デビューする前のアリス=紗良・オットさんと共演して以来だと思います。古海さんとの共演も,後から振り返ると「記念碑的公演」になるような気もします。

ちなみに,今回出演する奏者として,次のような方の名前が上がっていました。こちらも「後から振り返ったら,びっくり」というメンバーになる気がします。

ヴァイオリン:入江真歩、城戸かれん、坂口昌優、関 朋岳、坪井夏美、毛利文香、吉江美桜
チェロ:上村文乃、増山頌子、松本亜優

  • ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
  • チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調 作品64

https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=1984
http://www.oek.jp/event/1984-2



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2001年9月6日開設