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このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
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■10月01日(火) 19:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
2019ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭
アンサンブル・ウィーン=ベルリンとOEK、夢の共演!
指揮:ユベール・スダーン,共演:アンサンブル・ウィーン=ベルリン(木管五重奏)
ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭のプログラムの一つとして,アンサンブル・ウィーン=ベルリンとユベール・スダーン指揮OEKが共演する演奏会が行われます。アンサンブル・ウィーン=ベルリンは,ベルリン・フィル,ウィーン・フィル,ウィーン交響楽団の木管楽器奏者からなる木管五重奏団です。1980年代中盤から活動していますので,30年以上の伝統のあるドリーム・チームと言えます。
もちろんメンバーは代替わりしており,オリジナルメンバーは一人も残っていませんが,その水準の高さは変わりません。今回のメンバーは次のとおりで,モーツァルトの曲ばかりが演奏されます。
フルート:カール=ハインツ・シュルツ(ウィーン・フィル)
オーボエ:ジョナサン・ケリー(ベルリン・フィル)
クラリネット:アンドレアス・オッテンザマー(ウィーン・フィル)
ファゴット:リヒャルト・ガラー(ウィーン交響楽団)
ホルン:シュテファン・ドール(ベルリン・フィル)
今回演奏される曲は,交響曲,木管五重奏曲,協奏曲,協奏交響曲と,モーツァルトと木管楽器の多彩な魅力を楽しめるプログラムとなっています。古典派音楽を得意とする,ユベール・スダーンさんの指揮というのも大変楽しみです。
- モーツァルト/交響曲 第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
- モーツァルト/木管五重奏曲 ハ長調 K. 515
- モーツァルト/フルート協奏曲 第1番 ト長調 K. 313
- モーツァルト/オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K. 297b
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2098-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=2098
アジア オーケストラ ウィーク2019と題して,OEKと香港シンフォニエッタの合同演奏が行われます。福島県の郡山市と東京で行われます。色々な曲が演奏されますが,郡山公演での,R.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」が楽しみですね(いつか金沢公演も期待したいところです)。
■10月04日(金) 18:30〜 けんしん郡山文化センター
アジア オーケストラ ウィーク2019 郡山公演
オーケストラ・アンサンブル金沢/香港シンフォニエッタ合同演奏会
指揮:ユベール・スダーン,イップ・ウィンシー,ヴァイオリン:ツェン・ユーチン,共演:香港シンフォニエッタ(HKS)
- プロコフィエフ/古典交響曲 作品25(OEK/スダーン)
- モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(HKS/ツェン/イップ)
- チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」(合同/スダーン)
- R. シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(合同/イップ)
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2213-2
■10月05日(土) 18:00〜 東京オペラシティコンサートホール
アジア オーケストラ ウィーク2019 東京公演
指揮:ユベール・スダーン,共演:香港シンフォニエッタ
- 池辺晋一郎/この風の彼方へ (2018)(OEK)
- チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」(合同)
- ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92(OEK)
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2214-2
■10月08日(火) 19:00〜 クロスランドおやべ セレナホール
郷土の演奏家&OEKメンバーによるコンサート 小矢部公演
出演:山本愛香(ピアノ、打楽器),OEKメンバー
富山県出身のアーティストとOEKメンバーが共演するシリーズが9月から行われています。10月は,ピアノ,打楽器奏者の山本愛香さんとの共演で「動物の謝肉祭」などが演奏されます。
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2164-2
■10月12日(土) 14:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
第420回定期公演マイスター・シリーズ
指揮:マルク・ミンコフスキ

OEKの芸術監督マルク・ミンコフスキさんが今シーズン初めて登場する定期公演は,オール・ドヴォルザーク・プログラムです。ミンコフスキさんといえば,古楽演奏の専門家というイメージがあるのですが,OEKを指揮する時はそのイメージを覆すような,自身のレパートリーを広げようとするプログラムを組んでいるような印象があります。
メインで演奏される,「新世界から」はクラシック音楽の中でも最も人気の高い交響曲の一つです。室内オーケストラのOEKは,当然のことながらこの曲を取り上げる機会は,他のオーケストラほどは多くありません。レパートリーをどんどん拡大している,ミンコフスキさんと相俟った,新鮮な演奏を期待したいと思います。
前半に演奏されるのは,スラヴ舞曲集 op.72の全曲です。ミンコフスキさんは,シューマンの交響曲全曲を2日連続で取り上げたり,ブラームスの2曲のセレナードを2回の定期公演で順に取り上げたり,「コンプリート指向」の強い指揮者のようです。今回のスラヴ舞曲もその現れだと思います。次回の定期公演では,op.46の全曲が取り上げられる予定です。スラヴ舞曲については,一部の曲がアンコール・ピースとして演奏されることは多いのですが,こういう形で全曲演奏される機会は非常に貴重です。ミンコフスキさんが,そういう趣向を凝らしてくるのか,大いに期待したいと思います。
- ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集 作品72(全曲)
- ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
(詳細)
http://www.oek.jp/event/1963-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=1963
■10月14日(月) 14:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
歌声で繋ぐコンサート 金沢公演:森山良子を迎えて
歌:森山良子,指揮:鈴木織衛
9月に続いて,森山良子さんと鈴木織衛さん指揮OEKが共演します。今回は本拠地金沢での公演です。それにしても森山さんは息の長い活動をされていますね。トークとあわせて,変わることのない歌唱力を楽しむことができそうです。
- 佐藤賢太郎/前へ
- 松下耕/ほらね、
- 森山良子/この広い野原いっぱい
- 森山良子/家族写真
- 寺島尚彦/さとうきび畑
- BEGIN/涙そうそう ほか
(詳細)
http://www.oek.jp/event/1975-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=1975
柏崎公演 10月16日(水) 19:00〜 柏崎市文化会館アルフォーレ
長野公演 10月17日(木) 19:00〜 長野市芸術館メインホール
■10月22日(火) 14:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
風と緑の楽都音楽祭2019 秋の陣《ピアノの日》
指揮:松井慶太,ピアノ:山田ゆかり,竹田理琴乃,木米真理恵
「風と緑の楽都音楽祭」は,春の大型連休中にJR金沢駅と石川県立音楽堂を中心に行われる音楽イベントとして定着してきています。世界的に活躍する有名アーティストによる公演に加え,地元のアーティストが大活躍するのが特徴です。そして,この地元アーティストの活動が音楽祭期間中以外でも増えている傾向があるのが嬉しいところです。その「秋の陣」として,地元アーティストとOEKが共演する2公演が行われます。
「ピアノの日」公演には,山田ゆかりさん,竹田理琴乃さん,木米真理恵さんが登場します。次のとおり,ピアノ協奏曲の名曲3曲が一気に演奏されます。
- モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K. 488
- ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
- リスト/ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S. 124
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2210-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=2210
■10月24日(木) 19:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
風と緑の楽都音楽祭2019 秋の陣《声楽の日》
指揮:松井慶太,ソプラノ:濱真奈美,石川公美,竹多倫子,メゾ・ソプラノ:前澤歌穂,テノール:近藤洋平
「風と緑の楽都音楽祭」の「秋の陣」公演。もう一つは「声楽の日」公演です。こちらには,5名の歌手が登場し,ビゼー、ヴェルディ、プッチーニほか、オペラ史に輝く名アリアの数々が歌われます。大変華やかなガラ・コンサートになりそうです。
(詳細)
http://www.oek.jp/event/2232
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=2232
■10月31日(木) 19:00〜 石川県立音楽堂 コンサートホール
第421回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
指揮,ピアノ:ラルフ・ゴトーニ

10月最後の定期公演には,5年ぶりの登場となるフィンランド出身の指揮者兼ピアニスト,ラルフ・ゴトーニさんが登場し,ハイドン,プロコフィエフ,ベートーヴェンの作品を取り上げます。この中のハイドンのピアノ協奏曲については,ゴトーニさんの弾き振りによる演奏になります。ハイドンの交響曲では,第83番「めんどり」が演奏されます。同じように見えて,それぞれに工夫がなされている,ハイドンの交響曲をいろいろと楽しめるのも,OEKの定期公演の特徴の一つです。
演奏会の最後には,ベートーヴェンの交響曲第8番が演奏されます。それに加えて楽しみなのが,プロコフィエフ作曲、バルシャイ編曲の「束の間の幻影」です。約1分ほどの短い小曲を集めた神秘的なピアノ曲集をオーケストレーションしたもので,OEKが演奏するのは初めてのことだと思います。
こうやって並べると,オーケストラの編成的にも地味目な印象がありますが,その分,OEKの編成にぴったりのプログラムと言えそうです。
- ハイドン/ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob. XVIII-11
- ハイドン/交響曲 第83番 ト短調 Hob. I-83「めんどり」
- プロコフィエフ(バルシャイ編)/束の間の幻影 作品22
- ベートーヴェン/交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
(詳細)
http://www.oek.jp/event/1964-2
https://ongakudo.jp/ev_oek?ev_id=1964
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