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 OEKfan   オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ  管理人:金沢市在住hs(C)


このページは,オーケストラ・アンサンブル金沢(略称OEK)を応援するページです。 OEKの演奏会を楽しむために役立つ情報を満載したいと考えています。
2022年1月の演奏会  今後の予定 backnumber

■2022年01月08日(土) 14:00~  石川県立音楽堂 コンサートホール
第449回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
ニューイヤーコンサート2022 《竹取物語》 & ライン交響曲
指揮:沼尻竜典,ソプラノ:砂川涼子 

OEKのニューイヤーコンサート,2022年は沼尻竜典の指揮による,「歌あり,交響曲あり」のプログラムです。前半はソプラノの砂川涼子さんをソリストに迎え,沼尻さん自身の作曲による歌劇「竹取物語」の音楽を中心に「月にまつわるアリア」が並びます。

この,沼尻さん作曲による歌劇「竹取物語」について色々と情報を調べてみると「耳なじみのより親しみやすい音楽で綴った,2014年に初演(日本国内初の舞台上演は2015年8月,びわ湖ホール)された日本語のオペラ」ということで,大変分かりやすい作品のようです。1月22-23日には,びわこホールで全曲が上演されますので,そのプロモーションなのかもしれません(主役は砂川涼子さんと幸田浩子さんのダブルキャストです)。そしてドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」からのアリアは文字どおり,「月に寄せる歌」。モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の「恋人よ早くここへ」は,第4幕でスザンナ歌うアリアです。歌詞の中に「銀の月も見えず」といった言葉が出てきます。

後半は,シューマンの交響曲第3番「ライン」が演奏されます。この曲は特に月には関係ないと思いますが,新春に相応しい大らかなで前向きな気分にさせてくれる演奏を期待したいと思います。

沼尻さんとOEKは金沢以外の北陸三県でもニューイヤー・コンサートを行います。こちらは,「竹取物語」の音楽の代わりにモーツァルトのオペラアリア集,「ライン」の代わりにモーツァルトの「リンツ」が演奏されます。出演歌手も少しづつ違いますので,ハシゴで聴きに行ってもよさそうですね。

  • モーツァルト/歌劇《フィガロの結婚》序曲、恋人よ早くここへ K. 492
  • ドヴォルザーク/歌劇《ルサルカ》より 月に寄せる歌
  • 沼尻竜典/歌劇《竹取物語》セレクション
  • シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調 「ライン」 作品97

https://www.oek.jp/event/3878-2

2022年01月09日(日) 14:00~ アイザック小杉文化ホール ラポール
射水公演 ラポール・ニューイヤー・コンサート! 
指揮:沼尻竜典,ソプラノ:砂川涼子,バリトン:大山大輔 

  • 歌劇《フィガロの結婚》序曲 K. 492
  • 歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K. 588 より 岩のように動かずに
  • 歌劇《フィガロの結婚》K. 492 より もう飛ぶまいぞこの蝶々
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より 恋人よ、さあこの薬で
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より お手をどうぞ
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より シャンパンの歌
  • 交響曲 第36番 ハ長調 K. 425 「リンツ」

2022年01月10日(日) 15:00~ 美浜町生涯学習センター なびあす
美浜町公演 ニューイヤーコンサート2022
指揮:沼尻竜典,ソプラノ:野原広子,バリトン:大山大輔 
 
  • 歌劇《フィガロの結婚》 K. 492より 序曲
  • 歌劇《フィガロの結婚》 K. 492より 愛の神よ照覧あれ
  • 歌劇《フィガロの結婚》 K. 492より もう飛ぶまいぞこの蝶々
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より 恋人よ、さあこの薬で
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より お手をどうぞ
  • 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K. 527より シャンパンの歌
  • 交響曲 第36番 ハ長調 K. 425 「リンツ」



■2022年01月23日(日) 14:00~ 金沢歌劇座
オペラ《禅 ZEN》世界初演
鈴木大拙、西田幾多郎生誕150年記念。禅の心をオペラに乗せて。
指揮:ヘンリク・シェーファー 鈴木恵里奈 指揮者が変更になりました
,演出:三浦安浩 
2020年は哲学者・西田幾多郎と宗教学者・鈴木大拙の生誕の年でした。明治以降の日本を代表するこの2人の思想家は共に石川県出身で,金沢大学の前身の一つ,石川県専門学校や第四高等中学校(のちの第四高等学校)に在籍していた頃からの生涯の友人でした。その2人の伝記をもとにオペラ化した「禅 ZEN」が生誕150年だった2020年に初演される予定でしたが...東京オリンピック・パラリンピック同様に延期され,2022年1月,ついに初演されます。

作曲は,OEKのポップス系の演奏会で何度も客演されている渡辺俊幸さん,台本は元石川県ふるさと偉人館館長で劇作家でもある松田章一さんということで,親しみやすい内容が期待できます。出演する歌手は,過去,OEKが取り上げてきた「日本のオペラ」シリーズなどでもお馴染みの歌手が揃っている感じです。

個人的には,「大拙と幾多郎がアリアを歌う!?」というのが結構ドキドキしますね。

  • 渡辺俊幸作曲;松田章一台本:《禅 ZEN》 (全3幕・世界初演)

配役
中鉢聡伊藤達人(鈴木大拙,テノール),今井俊輔(西田幾多郎,バリトン),コロンえりか(ビアトリス(鈴木の妻),ソプラノ),鳥木弥生(エマ(ビアトリスの母),メゾソプラノ),高橋洋介(釈宗演,バリトン),原田勇雅(乃木希典,バリトン),森雅史(マッカーサー,バス),石川公美(女中,ソプラノ)

https://www.oek.jp/event/2583-2



■2022年01月29日(土) 14:00~ 石川県立音楽堂 コンサートホール
オーケストラ・アンサンブル金沢第450回定期公演マイスター・シリーズ
指揮:鈴木秀美

2022年になってもコロナ禍の影響は続いており,この公演も当初予定されていたエンリコ・オノフリさんの来日の見通しが立たなくなったため,指揮者が鈴木秀美さんに変更になり,プログラムも変更になりました。

ただし,鈴木秀美さんとOEKの共演は今回が初めてということで,OEKファンにとっては,サプライズのプレゼントとも言えます。ソリストは登場せず,鈴木さんとOEKのみで,ハイドンの交響曲2曲と2人のバッハの管弦楽曲をじっくりと楽しめます。

OEKは2021年,鈴木雅明さん,優人さん親子とそれぞれ共演しています。2022年は雅明さんの弟の秀美さんとの共演ということで,これで「コンプリート」という感じです。または,新しい関係の始まりとも言えそうです。

なお,この公演と同様のプログラムは,翌日,広島県三原市でも行われます。この時期,大雪になっていないことを祈りたいですね。

  • バッハ, J.S./管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068
  • ハイドン/交響曲 第44番 ホ短調 Hob. I-44 「悲しみ」
  • バッハ, C.P.E./シンフォニア ロ短調 Wq. 182-5
  • ハイドン/交響曲 第94番 ト長調 Hob. I-94 「驚愕」

https://www.oek.jp/event/3884-2

2022年01月30日(日) 14:00~ 三原市芸術文化センター ポポロ


■2021年12月31日(金) 21:00~ 石川県立音楽堂 コンサートホール
北國新聞 カウントダウンコンサート 2021-2022
指揮:鈴木織衛,ヴォーカル:クリス・ハート,沢田知可子,メゾ・ソプラノ:秋本悠希,ヴァイオリン:宮本笑里,舞踊ほか:石川三人衆(藤間信乃輔、孝藤左近、前田慶次郎)、にし芸妓衆,バレエ:北野友里夏


https://www.oek.jp/event/4395




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2001年9月6日開設