オーケストラ・アンサンブル金沢楽員による
ふだん着ティータイム・コンサート 
【子供のためのコンサート(Part2)】

1.準備・リハーサル編2.子供のためのコンサート編3.室内楽コンサート編4.後片付け・打ち上げ編

●プリンク・プレンク・プランク/アンダーソン作曲
「プリンクの3段活用」のような感じのゴロの良いタイトルの曲ですが,演奏も楽しいものでした。途中,チェロとコントラバスが楽器をクルっと1回転させるという「技」を見せてくれました。ここは動画でお見せしたかったところですが,見事に決まっていました。その時,お客さんは...
●ノリノリでした
最前列のお子さんはこの曲の間中,手を叩いて喜んでいました。こういうお客さんが最前列にいたのでオーケストラの演奏も一層楽しいものになり,チェロの回転も滑らかになったようです。
●トランペット吹きの子守唄/アンダーソン作曲
これは「正露丸」ではありません。藤井さんのソロは,暖かい雰囲気で聞かせてくれました。
●1分間指揮者コーナー(1)
これも定番コーナーです。柳浦さんの指揮で「運命」と「ハンガリー舞曲第5番」の見本を見せた後,「このようにオーケストラは勝手に演奏してくれます。私たちはどんな指揮者の下でもやっていますので大丈夫」と意味深のコメント。その後,「OEKを指揮してみたい人!」と参加者を募ったところ,ゾクゾクと手を上げる子供が出てきました。中には,いつの間にか指揮台の位置まで出てきている子供もいて,柳浦さんも驚いていました。
●1分間指揮者コーナー(2)
今回は5人の子供が登場しました。どの「指揮者」も個性的なテンポ感で,フルトヴェングラーもびっくり,という感じの演奏が続出しました。大体テンポは遅くなっていくようですね。

●1分間指揮者コーナー(3)
最後に大人のお客さんが1人登場しました。ハンガリー舞曲の方を指揮されましたが,テンポの動きもきちんと決まっていました。だけど,大勢いるオーケストラの奏者たちを1人で動かす,というのは見ているよりは,大変な仕事のようですね。
●体験コーナー
リハーサルの時に柳浦さんと坂本さんが叩いていたのが,コレです。シュトラウスの「鍛冶屋のポルカ」の金床を叩く部分を子供たちに演奏してもらいました。会場のすぐ傍をJR北陸本線が走っていますが,そこから取ってきた(わけはありませんが)線路のキレハシのようなものを,先の写真に出てきた,小型ハンマーで叩くという趣向でした。
●みんなで歌おう:大きな古時計(1)
最後に「大きな古時計」を会場の人たちと一緒に合唱しました。
●みんなで歌おう:大きな古時計(2)
この頃には,会場の後ろの方は立ち見が出るほどでした。皆さん真面目に歌っていました。この曲で,「子供のためのコンサート」はおしまいです。
●休憩時間
「子供のためのコンサート」が終わったところです。途中,指揮者コーナーのテンポが予想以上に(?)遅かったせいか,予定より10分ほど時間はオーバーしました。
飲み物コーナー,さらに盛況
休憩時間になると,飲み物コーナーは大繁盛でした。人が多くなったのに加え,熱気は上の方にこもりますので,オープンスペースの上の方はかなり暑くなってきました。
●線路の切れ端?
さきほど体験コーナーで子供が叩いていた「線路の切れ端」です。2種類の長さのものを2人で叩いていました。

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