オーケストラ・アンサンブル金沢楽員による
ふだん着ティータイム・コンサート 
【室内楽コンサート編(Part2)】
 
1.準備・リハーサル編2.子供のためのコンサート編3.室内楽コンサート編4.後片付け・打ち上げ編

●日本の歌メドレー,グリーンスリーブス,夢路より
室内楽コンサートの第2部は,オーボエ,ファゴット,クラリネットのトリオで始まりました。この組み合わせの演奏は,毎年,あるようです。日本の歌メドレーでは,「赤とんぼ〜かあさんの歌〜四季の歌〜ふるさと」が演奏されました。身体を動かしながら楽しそうに聞いている人もいました。その他の2曲も「ほとんど日本の歌」のようなものですね。演奏は,オーボエが水谷さん,クラリネットが遠藤さん,ファゴットが柳浦さんでした。
●ロッシーニ/チェロとコントラバスのための二重奏曲〜第2,3楽章
チェロとコントラバスによる二重奏という変わった組み合わせでしたが,ロッシーニの作品だけあって,全然暗くない作品です。チェロは大澤さん,コントラバスは今野さんでした。
●ブリテン/ファンタジー・クワルテット
これは今回の演奏された曲の中でもいちばん珍しい曲だったかもしれません。ブリテンが非常に若いときに作った作品とのことです。加納さんは演奏前のトークで「ちょっと難しいかも」とおっしゃっていましたが,私はとても気に入りました。演奏は,オーボエが加納さん,ヴァイオリンが坂本さん,ヴィオラが石黒さん,チェロが大澤さんでした。この曲で第2部が終わりました。
●紙コップのヤマ
飲み物コーナーが繁盛した成果(?)です。
●モーツァルト/ファゴットとチェロのための二重奏曲
最初のうちは時間が遅れ気味だったのですが,第3部は,予定よりも10分ほど早く始まることになりました。午後4時を過ぎ,夕方に近づいてきた頃です。

ヒンデミットもそうですが,モーツァルトも本当にいろいろな楽器のために曲を書いています。演奏はチェロの大澤さんとファゴットの柳浦さんでした。OEK内の2大タレント(?)の組み合わせという感じです。今回の演奏会でもお2人とも大活躍でした。
●客席です。
暗くてよくわかりませんが,客席の様子です。こういう渋い曲になっても,子供たちがきちんと聞いていたのには感心しました。お客さんのマナーはとても良かったと思います。
●コレルリ/通奏低音とヴァイオリンのためのソナタ,op.5〜IV,V
ヴァイオリンの山野さんと元OEK団員の十代田さんのチェロによる,バロック時代の曲の演奏でした。ノンヴィブラートの響きがとても爽やかでした。こういう演奏を聞くと,この演奏会でバッハ以前の曲などをもっと聞けるといいな,と思ったりもしました。
●ボランティアの皆さんの活躍
ステージ係のボランティアの方の仕事もこれが最後でした。最後は8人編成だったので素早く椅子を並べていました。ご苦労様でした。
レノン&マッカートニー(すぎやまこういち編曲)/ビートルズ名曲集
室内楽コンサートの結び,全プログラムの結びです。最後はいちばん大きな編成の室内楽でビートルズの曲が4曲演奏されました。演奏されたのは,イエスタディ,?,ヘイジュード,エリナーリグビーでした(2曲目のタイトルは何だったでしょうか?)。昨年も同様の曲が演奏されましたが,ソリスティックな部分も出てくる楽しめる編曲でした。

この写真は,演奏前に,柳浦さんが「本日は,ありがとうございました」と挨拶をしているとことです。
●演奏終了
演奏が全部終わりました。演奏は,ヴァイオリンが坂本さん,原さん,ヴィオラが石黒さん,チェロが大澤さん,コントラバスが今野さん,クラリネットが木藤さん,ファゴットが柳浦さん,ホルンが山田さんでした。
●アンケートを記入
演奏後,配布されたアンケートを記入している人たちです。この演奏会は,どこから聞いても良いような演奏会でしたが,全部で4時間以上かかったので,ずっと聞かれたお客さんは結構疲れたかもしれないですね。

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