2004年4月の演奏会から OEKが登場する金沢周辺で行なわれる演奏会 |
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■「オーケストラ・アンサンブル金沢1000」第2期(5枚)が発売されました。今回は第1期とは違い,白を主体としたデザインとなっています。概要は次のとおりです。定期公演のライブ録音を主体とした内容です。
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■4月4日(日)14:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール 第3回北陸新人登竜門コンサート:管・打楽器/声楽部門 指揮=岩城宏之 毎年,4月の第1日曜日に行なわれている北陸の新人演奏家発掘のための恒例のコンサートです。今回は管・打楽器/声楽部門です。この部門は,ピアノ部門,弦楽器部門のときよりも沢山の方が選ばれることが多いのですが,今回はこれまででいちばん多い7人の方々が選ばれました。ガラコンサートのような華やかな内容になりそうです(演奏順は不明)。 ●打楽器部門 表希(マリンバ,石川県七塚町出身)−大能正紀:マリンバ協奏曲より 山崎智里(マリンバ,福井県今庄町出身)−黛敏郎:シロフォン小協奏曲より ●声楽部門 河内麻美(ソプラノ,富山県富山市在住)−ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜慕わしい人の御名は 木村綾子(ソプラノ,石川県金沢市出身)−ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」〜月に寄す歌 ●管楽器部門 西田宏美(クラリネット,富山県富山市出身)−コープランド:クラリネット協奏曲 長谷川正規(チューバ,富山県富山市出身)−ヴォーン・ウィリアムズ/チューバ協奏曲 山本晃世(サクソフォン,石川県松任市出身)−イベール:室内小協奏曲 |
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■4月10日(土)15:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール 第6回もりのみやこコンサート 指揮=金聖響 毎年,5月の連休中に行なわれていた「もりのみやこコンサート」ですが,今年はOEKのヨーロッパ公演と重なるせいか,1ヶ月ほど早く行なわれます。プログラムは,例年通り合唱曲を含む多彩な内容ですが,今年は指揮者として金聖響さんが登場するのが注目です。金さんは,昨年ベートーヴェンの交響曲第2,3,7番のCDをOEKとレコーディングし,その古楽器風演奏で注目を集めましたが,今回演奏する交響曲第5番「運命」とエグモント序曲も大いに期待できそうです。 その他,次のような曲目が演奏されます。この演奏会は,もりのみやこ合唱団ともりのみやこ少年少女合唱団の定期公演も兼ねていますので,いろいろな合唱曲が演奏されます。また,ゲスト歌手としておなじみの串田淑子さんと李広宏さんも登場します。 うたえバンバン,ビリーブ,気球に乗ってどこまでも,滝廉太郎:花(以上もりのみやこ少年少女合唱団) ・サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜君が御声に心は開く(メゾ・ソプラノ:串田淑子) 蘇州夜曲,愛の讃歌,花(すべての人の心に花を)(以上,歌:李広宏) 山賊のギャロップ,夢路より,あわて床屋,乾杯(以上もりのみやこ合唱団) |
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■4月16日(金)19:00〜 石川県立音楽堂コンサートホール 第159回定期公演PH 指揮=岩城宏之 OEKは,4月後半からヨーロッパ公演(8ケ国,12公演)を行ないます。この定期公演では,今回のヨーロッパ公演で演奏される曲が演奏されます。演奏されるのは,いずれもOEKが頻繁に取り上げている曲ばかりです。この演奏会は,「自信を持って送り出す」といった内容になるのではないかと思います。 プロコフィエフ:古典交響曲,ハイドン:チェロ協奏曲第2番,ベートーヴェン:交響曲第7番 ハイドンのチェロ協奏曲のソロは,首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタさんです。カンタさんは古巣のスロバキア・フィルのあるブラティスラヴァでこの曲を演奏するようです。その他の公演内容は次のページで見ることができます。[→OEK公式HP Topics] |