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8回目となるラ・フォル・ジュルネ金沢(LFJK)2015年のテーマは「パシオン・バロック:バッハ,ヘンデル,ヴィヴァルディ」で,この3人の作品を中心とした多彩な公演が石川県立音楽堂とJR金沢駅を中心に多数行われました。 今回は,このタイトルどおり「バロック」がテーマだったのですが,実際には,バロック音楽と無関係の曲が所々で取り上げられるなど,テーマの縛りが緩くなっているところがありました。バロック音楽の場合,「交響曲がない」「フル編成のオーケストラ曲が少ない」のが特徴です。その点がやはり,集客上の問題点だったのかもしれません。それでも北陸新幹線開業効果も加わり,連日,多数のお客さんがホールや駅周辺に集まっており,音楽祭としては大成功だったと思います。 この金沢独自路線をどこまで認めるかは,次年度に向けての課題になりますが,いずれにしても音楽漬けの毎日を過ごせるのはファンとしては嬉しい限りです。例年以上に大勢のお客さんが入った音楽祭の様子を,私自身が足を運んだ公演を中心にご紹介しましょう。 4月29日(水・祝) 開幕ファンファーレ,ミニコンサート,オープニング・コンサート 5月2日(土・祝) 吹奏楽の日 5月3日(日・祝) 本公演1日目 5月4日(月・祝) 本公演2日目 5月5日(火・祝) 本公演3日目 ※ 音楽祭の雰囲気を伝えるために私が撮影した写真を公開しています。公開に際して問題がありましたらご連絡ください。 |