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9回目となるラ・フォル・ジュルネ金沢(LFJK)2016年。今年のテーマは「ナチュール:自然と音楽」ということで,これまでのような特定の作曲家や国・地域,時代に焦点を当てたものではなく,同種の音楽を集めて音楽祭としての一体感を作るという趣向です。ポスターに使われてるビジュアルも,特定の作曲家ではなく,自然をイメージさせるようなものになっています。 ![]() ![]() ただし,「自然」というのはかなり広いテーマで,解釈によっては何とでもなるという大くくりのものです。ある意味「何でもあり」ということで,今年は標題が付いているような名曲が多数取り上げられました。その分,ラ・フォル・ジュルネならではの「こだわり」という点では後退していたかもしれません。 今年も大半の日は快晴で(やや風の強い日は多かったのですが),さらに北陸新幹線開業と連動した「金沢ブーム」がまだ続いていることもあり,JR金沢から石川県立音楽堂に掛けては期間中,連日,大賑わいでした。家族でクラシック音楽を気軽に楽しめるイベントとしてすっかりしたラ・フォル・ジュルネ金沢。私が出かけた公演を中心に以下のページに分けてレビューします。 4月29日(金・祝) 開幕ファンファーレ,ミニコンサート,オープニング・コンサート 5月1日(日・祝) 吹奏楽の日 5月3日(火・祝) 本公演1日目 5月4日(水・祝) 本公演2日目 5月5日(木・祝) 本公演3日目 ※ 音楽祭の雰囲気を伝えるために私が撮影した写真を公開しています。公開に際して問題がありましたらご連絡ください。 |