■４月２９日（木）〜５月５日（水）
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
ショパン, ジェネラシオン1810：ショパン，シューマン，リスト，メンデルスゾーン
★詳細 →ラ・フォル・ジュルネ金沢公式サイト / Twitter
３年目となるラ･フォル･ジュルネ金沢は，今年が生誕２００年となるショパンと同世代の作曲家の特集となります。５月３〜５日が本祭となりますが，４月２９日のオープニング･コンサートをはじめ，1週間に渡り，楽しめる公演が並びます。
プロの演奏家に加え，地元のアーティストが大活躍し，全国から集まる吹奏楽の祭典になっているのも金沢の特徴です。
■５月３日（月・祝）
【１１２】12:15開演 石川県立音楽堂コンサートホール
指揮：金聖響
メンデルスゾーン：「真夏の夜の夢」序曲op.61
メンデルスゾーン：交響曲 第４番 イ長調「イタリア」op.90
【１１４】17:15開演 石川県立音楽堂コンサートホール
指揮：金聖響
シューマン：歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲op.81
シューマン：交響曲 第３番 ホ長調「ライン」op.97
■５月４日（火・祝）
【２１２】12:15開演 石川県立音楽堂コンサートホール
指揮：山田和樹 独奏：ルイス・フェルナンド・ペレス（ピアノ）
メンデルスゾーン：「真夏の夜の夢」よりノクターン
メンデルスゾーン：序曲「美しきメルジーネの物語」op.32
メンデルスゾーン：ピアノ協奏曲 第２番 ニ短調op.40
【２１４】16:45開演 石川県立音楽堂コンサートホール
指揮：井上道義
メンデルスゾーン：序曲「フィンガルの洞窟」op.26
メンデルスゾーン：交響曲 第３番 イ短調「スコットランド」op.56
■５月５日（火・祝）
【３１３】15:30開演 石川県立音楽堂コンサートホール
指揮：井上道義 独奏：アブデル・ラーマン・エル＝バシャ（ピアノ）,レジス・パスキエ（ヴァイオリン）
ショパン：演奏会用ロンド ヘ長調op.14
メンデルスゾーン：ヴァイオリン協奏曲 ホ短調op.64
【クロージングコンサート】19:15開演 石川県立音楽堂交流ホール
指揮：井上道義
５月１日（土）17:00開演（16:30開場）軽井沢大賀ホール
軽井沢公演:軽井沢大賀ホール2010春の音楽祭:開館５周年記念 指揮：井上道義
ラ･フォル･ジュルネ金沢期間中ですが，５月１日には，軽井沢の大賀ホールで公演を行うようです。井上道義さん指揮で，ロッシーニ：歌劇「アルジェのイタリア女」序曲,モーツァルト：交響曲第３９番,第４０番が演奏されます。
■５月１４日（金）19:00開演（18:15開場）石川県立音楽堂コンサートホール
第280回定期公演ファンタジー・シリーズ
指揮：藤岡幸夫，独奏：山下洋輔（ジャズピアノ）
 「ラ･フォル･ジュルネ金沢」明け最初のOEKの定期公演は，ジャズ･ピアニストの山下洋輔さんをゲストに招いてのファンタジー公演です。山下さんがOEKの定期公演に登場するのは，２回目だと思います。前回は，「伝説の...」と言っても良いラプソディ･イン･ブルーを聞かせてもらいましたが，今回はこのラプソディに加え，一柳慧さんのピアノ協奏曲が演奏されます。「Jazz」という標題が付いた作品ですが，一体どういう作品なのでしょうか？
その他にも，OEKのコンポーザー･イン･レジデンスを２回務めたこともある，一柳さんの作品が特集されます。山下さんと一柳さんは，前衛的な感性で共通点があると思いますが，どういうコラボレーションになるか楽しみにしたいと思います。指揮者は，藤岡幸夫さんです。
この公演ですが，１３日に，高岡でも演奏会が行われます。こちらは池辺晋一郎さんが案内役を務め，より親しみやすい曲が並んだプログラムになるようです。
高岡公演 ５月１３日（木）19:00開演（18:15開場）高岡市民会館
案内役：池辺晋一郎,指揮：藤岡幸夫,独奏：山下洋輔（ジャズピアノ）
■５月１６日（日）14:00開演 金沢市民芸術村
ふだん着ティータイム・コンサートVol.13
毎年恒例の，OEK団員による無料コンサートです。次のような曲が演奏されます。コーヒーのサービスもあるようです。
14:00〜 PIT3 オープンスペース 子供のためのコンサート
てのひらを太陽に／プリンク・プレンク・プランク／シンコペーテッド・クロック 他
恒例！１分間指揮者コーナー
15:10〜 PIT4ミュージック工房 室内楽コンサート
モーツァルト：アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
パッヘルベル：カノン
モーツァルト：フルート四重奏曲
ロッシーニ：デュエット
バッハ：無伴奏チェロ組曲第6番〜アルマンド
クンマー：デュエット 他
■５月２５日（火）19:00開演（18:15開場）石川県立音楽堂コンサートホール
第281回定期公演フィルハーモニーシリーズ
指揮：井上道義，ゲストオーケストラ：兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
 OEK恒例の合同公演，今回は，兵庫県立芸術文化センター管弦楽団（兵庫PACオケ）との共演です。兵庫PACオケは，世界各地からオーディションで選ばれた若手演奏家の集団で，半数は外国人とのことです。芸術監督の佐渡裕さんの下，近年積極的な演奏活動を行っています。オーケストラのコンセプトとしては，OEKとも共通するところもあるので，今回の合同公演は，「なるほど」という最高の取り合わせに思えます。
演奏される曲も楽しみです。各オーケストラが単独でモーツァルトとベートーヴェンの交響曲を演奏した後，最後に合同で，グローフェの「グランドキャニオン」が演奏されます。この曲は，「山道にて」をはじめとして，ＣＤではよく聞かれる曲ですが，実演で全曲演奏されるのは，滅多にないと思います。一種，「色物」といっても良い作品ですが，井上さん指揮の大編成オーケストラには，ぴったりなのではないかと思います。
今回は，金沢だけではなく，兵庫でも合同公演が行われますが，今後「長いお付き合い」をしていくことになりそうな，オーケストラのようが気がします。
５月２２日（土）,２３日（日）15:00開演（14:15開場）兵庫県立芸術文化センターKOBELKO大ホール 兵庫芸術文化センター管弦楽団 第34回定期公演
（参考サイト）兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
５月３０日（日）15:00開演（14:15開場）こまつ芸術劇場うらら 大ホール 小松定期公演 春 「青島広志のハイドン先生」 指揮・お話：青島広志
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