La Folle Journee au Japon
「熱狂の日」音楽祭2006:モーツァルトと仲間たち
2006/05/05 東京国際フォーラム他

Review by 管理人hs
「熱狂の日」のポスター。この色合いを至るところで見かけました。
今年の連休は,横浜に住む親戚の家に2泊させてもらい,東京と横浜の観光をしてきました。丁度同じ時期に話題の音楽祭「熱狂の日(La Folle Journee au Japon;以下LFJと省略)」が東京国際フォーラムで行われていましたので,[せっかくなので」「一体どのようなものなのだろう?」という興味半分で1日だけ参加してきました(とはいうものの,チケットは1枚だけ購入済だったのですが)。

この音楽祭は,数年前からフランスで行われている同名の音楽祭を日本版に移植したものです。数日間に渡り,特定テーマについての割安のコンサートを集中的に行い,通常クラシック音楽を聞かない人々も「熱狂」に取り込んでしまおう,という大胆かつ新鮮な音楽祭です。今回のテーマは,今年生誕250年のメモリアル・イアーである「モーツァルトとその仲間たち」でした。

会場の東京国際フォーラムでは,5月3日〜5月6日にかけて,有料・無料を併せて約200の演奏会が行われました(関連イベントを加えると,4月28日〜5月7日までとなります)。私は,その中の1日だけに参加してきたのですが,それでもその熱狂ぶりを十分実感できました。この音楽祭は,今年は合計35万人ぐらいの聴衆を集めると予想されており,来年以降も続けられると思いますので,「半日〜1日コースで「熱狂の日」をどう楽しむか?」という観点からその様子を写真入りで紹介してみましょう。

私が,東京国際フォーラムに滞在していたのは,午前10:30頃から午後16:30頃までです。参加したコンサートは,有料コンサート2つ,無料コンサート×1.5だけで,それ以外は,ざっと眺めただけです。それでも,この日はNHKの衛星第2放送の生放送の特設スタジオがあったことなどもあり,いろいろ面白い光景を見ることができました。この時間の流れに沿って,8つの部分に分けて紹介しましょう。最後に,LFJについての感想をまとめてみました。

時間 項目 内容
AM10:30 東京国際フォーラムまでの道 JR有楽町駅から会場まで来ました。
AM:10:45 チケットの購入と地下1階ロビーの風景 会場に入り,当日券を買いました。地下1階をあれこれ見て歩きました。
AM11:00 展示ホール公演(1) イズミノーツ(千代田区立和泉小学校ビッグバンド・クラブ)
PM12:30 ホールA公演(1) ミヒャエル・ハイドン:レクイエム(井上道義指揮東京交響楽団他)
PM13:15 丸ビルでのイベント 丸ビルまで行って,無料イベントの様子を見てきました。
PM:14:00 展示ホール公演(2) 高関健指揮桐朋学園オーケストラ,加藤知子(Vn)
PM:15:00 ホールA公演(2) モーツァルト:ミサ曲ハ短調,K.427(ペーター・ノイマン指揮ケルン室内合唱団他)
*** 地上広場,土産物等 とても賑わっていた地上広場の様子や,モーツァルト市場で売っていたグッズの紹介です。
*** 最後に... LFJに参加して考えたことを,自由に書いてみました。
(2006/05/06)