La Folle Journee au Japon
「熱狂の日」音楽祭2006:モーツァルトと仲間たち
展示ホール(1)無料コンサート
桐朋学園オーケストラ
2006/05/05 14:00〜 東京国際フォーラム・展示ホール(1)
1)モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調,K.216
2)モーツァルト/交響曲第31番ニ長調,K.297「パリ」
●演奏
高関健指揮桐朋学園オーケストラ,加藤知子(ヴァイオリン*1)

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Review by 管理人hs
私が聞いた場所です。オーケストラの背後でした。
丸ビル方面から東京国際フォーラムに戻り,無料コンサートを聴くために再度展示ホール(1)に入りました。ただし,客席はほとんど満席で,立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。高関健さんと加藤知子さんという著名な指揮者が登場するということで当然のことかもしれません。

ステージ正面の客席には,立ち見の場所さえもありませんでしたので,私は,第1ヴァイオリンの裏のような座席で聞くことにしました(古典的な対向配置でしたので,コントラバスの後でもありました)。演奏された曲は,ヴァイオリン協奏曲第3番の全曲と交響曲第31番の全曲でした。プログラムには,コンサートの時間が14:00〜14:20と書いてあったので,「きっと抜粋だろう」と思っていたのですが,何と両曲とも全曲が演奏されました。私は15:00から有料コンサートに行く予定でしたので,こちらの後半はパスすることにしました。この辺の時間情報は正確を期して欲しいところです。

演奏の方は,学生オーケストラではあるのですが,数多くの著名演奏家を輩出している桐朋学園のオーケストラということもあり,安心して聞ける演奏でした。ただし,やはりオーケストラの裏(ステージが高いところにありましたので,正確には裏の下という感じになりました)だと,音が全然届きません。高関さんの顔は見えるのですが,加藤知子さんやオーケストラ団員の方は,後ろ姿しか見えませんでした。

とても丁寧に演奏されている「気分」は伝わって来たのですが,「こんなに近くにいるのに聞こえてこない...」という文字通り「靴の上から足の裏を掻く」といったステージとなりました。演奏者の皆さんには申し訳なかったのですが,ヴァイオリン協奏曲第3番を聞いたところで座席を立ちました。

会場から出ようとしたとき,背中の方から「パリ」の演奏が聞こえてきたのですが,むしろ遠くから聞く方が豊かな音の広がりが感じられあのかもしれません。この展示ホールでの演奏は,正面で聞くのがベストで,それ以外は遠くからBGMとして聞くのが良いのかもしれません。この会場の演奏は1階のカフェコーナーにあった大型モニターでも生中継をしていましたので,そちらで見る方が楽しめたのかもしれません。

●展示ホールの周辺の写真
ホールの外に出た後,外側からのぞき込んでみました。 指揮者の真後ろです。とても格好の良い眺めでした。 演奏後,加藤知子さんの姿を見かけました。
ホールの隣には,相田みつを美術館がありました。ここでもイベントを行っていました。 ここにも写真の撮影スポットがありました。

この時間帯,イザイ弦楽四重奏団のメンバーによるサイン会も行っていたようですが,これには参加せず,慌しく,ホールAに再度向かいました。
(2006/05/06)                                >>有料コンサート2へ