OEKfan  オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ  管理人:金沢市在住hs(C)
2008年6月の演奏会 7〜8月の公演 今後の予定 backnumber

■6月5日(木)12:15開演(11:45開場)石川県立音楽堂コンサートホール
ランチタイム・スペシャル・コンサート
指揮=シズオ・Z・クワハラ
毎月,お昼時間に行われている「ランチタイム・コンサート」ですが,今回はスペシャル版としてOEKがフル編成で出演します。45分のコンサート,料金は1000円(ドリンク付き)ということでラ・フォル・ジュルネ金沢並みの設定となっています。このドリンク付きというのが,なかなか良いですね。

今回の指揮者はシズオ・Z・クワハラさんで,次のような曲が演奏されます。
  • モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲
  • ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜第1楽章
  • ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」〜第1楽章 その他

なお,シズオ・Z・クラハラさんとOEKは,6月前半に学校公演をいくつか行うようです。シズオ・Z・クラハラさんは,アメリカで指揮の勉強をされた後,近年,国内でも活発に指揮活動をされている注目の若手指揮者です。どういう音楽を聞かせてくれるか注目したいと思います。





■6月8日(日)15:00開演(14:00開場)石川厚生年金会館
のだめカンタービレの音楽会Lesson2 指揮=茂木大輔

昨年の11月に「桃ケ丘編」として行われて好評だった「のだめ音楽会」の続編がLesson2として行われます。今回も指揮・企画・おはなしはNHK交響楽団の首席オーボエ奏者としてもおなじみの茂木大輔さんです。今回は次のような曲が取り上げられます。なお,会場は石川厚生年金会館ですので,お間違えのないようにして下さい。

詳細→石川テレビ公式サイトの情報


■6月20日(金)19:00開演(18:15開場)石川県立音楽堂コンサートホール
ヴェンツェル・フックス登場! 俊英沼尻竜典との共演
第242回定期公演PH 指揮=沼尻竜典,クラリネット=ヴェンツェル・フックス

6月のフィルハーモニー公演は,OEKと過去数回共演を行っているベルリン・フィルの首席クラリネット奏者のヴェンツェル・フックスさんがソリストとして登場します。フックスさんとOEKは協奏曲での共演だけではなく,室内楽公演も一緒に行っている仲ですので,今回の公演でも息の合った演奏を聞かせてくれることでしょう。今回演奏されるのは,次の2曲です。 
  • ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番
  • モーツァルト:クラリネット協奏曲
一晩にクラリネット協奏曲を2曲というのは,珍しいことですが,充実した演奏を聞かせてくれることでしょう(CD化を期待)

もう一つの注目は,指揮の沼尻竜典さんです。演奏するのは,ラ・フォル・ジュルネ金沢のオープニングでも演奏された,ベートーヴェンの交響曲第2番です。沼尻さんは,ジャパン・チェンバー・オーケストラやトウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズといった団体とベートーヴェンの交響曲を取り上げていらっしゃいますが,果たしてOEKとはどういう演奏を聴かせてくれるのでしょうか?

沼尻さんは,OEKの設立当初からOEKを何回か指揮されていますが,近年は意外に指揮されていませんので(菊池洋子さんとのCD録音はありますが,音楽堂初登場?),その面でも楽しみです。



■6月29日(日)15:00開演(14:15開場)石川県立音楽堂コンサートホール
群響×OEK 合同演奏会 オール・チャイコフスキー
第243回定期公演M 指揮=井上道義,ゲストオーケストラ=群馬交響楽団

6月のマイスター公演は,「年に一度のお楽しみ」といった感じの合同公演です。今回のお相手は,群馬交響楽団です。群馬交響楽団と言えば,戦後すぐに作られた「ここに泉あり」という映画で有名になったオーケストラです。大都市圏以外で初めて作られたプロ・オーケストラということで,OEKの偉大なる先輩と言えます。

今回演奏されるのは,大編成を生かしてのチャイコフスキー特集です。かなり以前(調べてみると1995年のことでした),井上道義さん指揮のOEK+京都市交響楽団の合同公演というのがあったのですが,そのときもチャイコフスキーでしたので,その続編のような感じでもあります。その時は交響曲第5番が演奏されましたが,今回は交響曲第4番が演奏されます。「ミスター熱狂」(私が勝手に呼んでいるだけですが)によるエキサイティングな演奏を期待したいと思います。

プログラム前半は,それぞれのオーケストラが協奏曲的な作品を演奏します。注目は,群馬交響楽団と演奏するピアノ協奏曲第1番です。大変有名な作品ですが,OEKがこの曲を演奏する機会はほとんどありませんので,楽しみに聞きたいと思います。独奏者のリリヤ・ジルベルシュタインさんにも期待したいと思います。

OEKの方は,コンサート・ミストレスのアビゲイル・ヤングさんがソリストとして登場し,憂鬱なセレナードを演奏します。

(参考)群馬交響楽団公式サイト映画「ここに泉あり」

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 2001年9月6日開設